親に葬式やお墓のことって、聞けますか?
おはようございます!今朝も勢いで書きます!
今年もお盆が終わろうとしている。我が家は、両親が二人とも兄弟姉妹のなかで、弟や妹になる。
なので、我が家には仏壇はない。どちらもお盆になれば、両方の実家へ行き、お盆のお参りをしていた。
と言っても、私が実家を出てからは、親と一緒に行ったことはなく、親が変わらず続けていたことしか知らない。
ただ、去年から、両親が二人とも施設へ入るようになり、外出もままならなくなった。そのため、親に代わって、私がそれぞれの家を訪ねて、お参りをしている。
今年のお盆もしてきた。そこで、これまでに知らなかった家系や先祖の話を聞くこともあり、いい時間になっていた。
ただ、このようにして、お盆のお参りをするようになって思うのは、親が亡くなってからのこと。私は長男なので、私が前に進めなければいけない。
しかし、何も知らない。我が家には仏壇がないので、お坊さんが来たこともないし、宗派やお墓のことなど何も分からない。
いざ、そのようになったとき、どこのお寺に連絡をすればいいのか?何も分かっていない。
また、親はどうしたいのか?どうして欲しいのか?そんなことも聞いたことがない。
親戚に聞けば教えてはくれるのだろうが、本人たちがどうしたいと言っていたのか?と、もし聞かれるようなことがあれば、今のままでは答えようがない。
また、それを知らないと私も迷うことがあるだろう。
聞かないといけないと思いながらも、やはり聞きづらく、そのまんまにしていた。
ただ、聞けるとすれば、お盆の時期がいい。なんとなく聞きやすい。また、私の妻からも、再三、聞いた方がいいと言われ続けている。
それぞれの母屋へお盆のお参りをしてことを話しながら、我が家はどうすればいいかを聞く。確かに、このタイミングしかない。
そこで、施設へ両親に会いに行き、それぞれの母屋へお参りをしたことを話した後、父に聞いた。
なんと言われるか、少し不安を抱えながら。
すると、少し拍子抜けするほど、普通の会話のように思っていることを話し始めた。というよりも、特に、何も考えていないことを話し始めた。自分の葬式やお墓のことは、ほとんど興味がないようだ。
父らしく、予想どおりといえば予想どおりの話だった。しかし、予想どおりとは言え、実際に聞いたのと、聞いていないのとでは、やはり大きく違う。
いざ、そのときになったとき、私が迷うことはないだろうから。
親に葬式やお墓のことは聞きづらい。しかし、何も聞いていないと、いざ、その時になったとき、迷うことになるだろう。だから、やはり聞いておいた方がいい。
私の父の場合は、拍子抜けするような反応だった。80歳を過ぎれば、そのような感じになるのか?
今度は、母にも聞くようにしよう。
親の想いを聞いて、今日もステキな一日に。