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どうぶつに癒されるのは、彼等が「安全のバロメーター」になっているから

道ばたで眠そうにしているネコが目に留まる。


まぬけな犬のショート動画がSNSで流れてきて目に留まる。

そして、にやにやした表情でこう思う。



(ああ…なんてかわいいんだ、、、、、)


だけど、ふと思った。



なんで動物をみたらこんなに癒されるのだろう・・・?


オキシトシンが分泌される云々とかよく聞くけど、それってそもそもなんで…??

純粋に気になった。

調べたところ、以下の記事を見つけて、なるほどー!と思ったのでシェア。

のんびりリラックスした動物は「安全のバロメーター」だったのである.
安全が探知できれば,心拍数を上げたり呼吸を速めたり筋肉を緊張させて逃げる(あるいは戦う)準備をする必要がない.身体にストレス反応が起こらないのだから,人 はリラックスした動物を見ると「癒された」という心の 動きが生じるのだ.

引用元:動物が人を癒すメカニズム~人と動物の絆~


ほーん!この記事によると、人間は古代、動物たちの動きによって危険を察知していたのだと。


それで、例えば動物の群れがものすごい勢いでなにかから逃げていたりなんかしたら「やばいかも?!」と自分たちにも危険が迫っていると察知して、身構える必要がある。


逆に動物がリラックスして、地面でゴロゴロしてたり、うとうと眠そうにしてたりする姿を見ると「安全だぁ」と感じる。


そういうわけで、のんびり平和そうな動物をみると、癒されるな~というようになっていったと。


かわいいよねぇ。


そういう本能に働きかけて、報酬を与えてくれる動物ショート動画は、見ていてキリがないので、やっぱり厄介者である。笑


ちなみに、人が森林で癒されるのも、植物に囲まれることで安全性が確保され、戦闘モードからリラックスモードに切り替えることができる…なんてことも言われたりするけど


人は自然や生き物との結びつきを本能的に求めるのだ! (バイオフィリア(生命愛)E.O.Wilson, 1984)っていう仮説があったりして、まあそうかなーと思ったり。


観葉植物を置くのとかも、そういうことよね。


↓これ面白い。

観葉植物と昼光を導入した執務空間での被験者実験により、観葉植物と昼光を複合して導入した条件で、 メンタルワークロードの減少や、創造的な作業のタスク成績の向上を確認した。

引用元:都市型オフィスにおける窓面を通じたバイオフィリアによる心理・生理的効果


神秘的で面白いな~~~と


思ったのであった。


ちなみに最近夜になると外のネコが激しい言い争いをしていて、それで眠れないことが多いのだが、眠れなくなるのは動物の不穏さを感じて、リラックスモードに入れなくなっているのかもしれないな、と思ったりもした。(勘弁してほしい)

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