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共感と同感の違い。

似ている様で全く違う

同感というのは相手の話に対して、同調すること。


例えば相手が「アイツまじで最低だよ。むかつく!」と言ったとして
「そうだよね。最低だよね。」というのが同感。


共感というのは相手の気持ちに寄り添うこと。


相手が「アイツまじで最低だよ。むかつく!」と言ったとして


「むかつく!って思うくらい腹が立っているんだね。」というのが共感。


「そうだその通りだ!」が同感で「そういう風に感じているんだね。」が共感。


悪口を聞いた時の返し方

人が不満をもらしていて、自分の考えと合わずに戸惑った経験はないだろうか。



そんな時、否定してしまうと衝突しやすい。  



例えば上の例で、(いやいや、そんなことはないだろう)と思って「最低だとか、そんなことはないでしょう。」と返したら、相手はどう感じるだろう?



受け容れてもらえなかった、と相手はモヤっとして、もしかすると怒りの矛先がこちらに向いてくるかもしれない。(とんだとばっちり)



なので、否定するのではなくて、共感してみよう。同感はしなくていい。



友達が誰かの悪口を言っていたとして、自分はその人に対して悪くは思っていないからそんな話はしたくないのに、なんて返したらいいかわからなくて、とりあえず友達の悪口に乗っかってしまったとしたら、なんとなく後味が悪いだろう。



相手に無理に合わせる必要はない。



否定でもなく、同感でもなく、「(あなたは)そんな風に感じているんだね。それは嫌な思いをしたね。」と共感すると、自分の考えや思いとは切り離すことが出来る。



さらに、相手からすると「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じやすい。


「そんなことないよ」という励ましは否定

自信がなく、自分を卑下するような発否定言をしている人に対しては、ついつい「そんなことないよ」という言葉をかけがちだが、それは否定から入ってしまうことになる。


まずは「そっか。そう感じてるんだとしたら、それは苦しいよね。でも、私はそうは思わないし・・・」と一旦共感してから話を繋げていくと、相手により安心感を与えることが出来る。


|:3ミ

「共感力」とっても大事なスキルだと思う!

こんな話を、傾聴講座では話している・・・|:3ミ

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