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妄想映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー2 ~よごれた町とボスパックン~』 

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が公開されてからおよそ一年弱、
マリオの日と呼ばれる3月10日に、その続編の制作発表が行われました。

あの国民的キャラクターのマリオが、その疾走感そのままに映画となった1作目、大ヒットを記録していますので、その続編だってそりゃ期待感高まります。

そこからさらに4か月たった今、なぜか急に続編の妄想がはかどりました。

はい、この記事はただの妄想です。
次のマリオ映画、そして3作目、4作目はどんなストーリーかなぁ。
妄想プロット大公開。いやぁ、刺さる人に刺さってほしい!
(私、まもなく32になる歳でして、マリオ64、そしてサンシャインが青春ど真ん中でした。なのでその影響を存分に受けております)
(言い回しとか細かなディテールに関してはどうぞご容赦ください)


『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー2 ~よごれた町とボスパックン~』

プロローグ

ここはクッパのいないクッパ城。
パックンに水を上げるカメック。パックンはお腹をいっぱいにして満足そう。
そこに現れるのは、クッパを探すクッパJr.

https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/58.html

カメック「ぼっちゃま!もしかしておひとりでお出かけされていたのですか?」
Jr「お父さんは一体どこにいったのだ。一緒にゲームをする約束をしているのに」 
 SwitchでみまもりSwitchをしているクッパ のような情景を思い浮かべる
カメック「ぼっちゃま、クッパ様は、マリオという男に捕らえられてしまったのですじゃ。今はどこかで私たちの助けを求めているかもしれません」
 ~前作のクライマックスを流しながら振り返り~
Jr「お父さんを助け出す…!」

~~場面切り替わり、きのこ王国~~

謎の汚れが襲うきのこ王国

ピーチ城で歓談するマリオ、ルイージ、ピーチ。
そこにお届けものが二つ。

一つは
配管工の仕事につかえるかもしれない、という手紙が添えられた、
背負うことのできる黄色いポンプ。
差出人はオヤ・マー博士というらしい。

二人は面識はないものの、そのポンプに搭載されたAIにも興味を持ち使ってみることに。

もう一つは、この近くで見つかったという、白と緑の謎のたまご。
時折ゴロゴロと揺れているため、まもなく中から生き物が生まれてきそう。

驚いている三人にさらなるニュースが舞い込む。

どうやら町が汚れまみれになっているとのこと。
犯人はクッパJrと名乗っており、クッパを探して悪さをしている様子。

ポンプが視界に入ったマリオブラザーズは、ピーチの依頼もあって早速町掃除に出かけようとする。

その時、タマゴにひびが入り、中からヨッシーが飛び出した。
近くにあったパイナップルを飲み込むと、口からパイナップルジュースを吐き出した。

マリオ「え、それ何?口から吐き出すとか、ちょっと汚くない??」
ルイージ「何言ってるんだい兄さん、ヨッシーとこのポンプで町がきれいにできるんだよ!」
マリオ「いやいや、汚くない?大丈夫?(ピーチが頷く)あ、そう?それならいいけど」

マリオはヨッシーに乗り、ルイージはポンプを背負い、街に繰り出した。

~~アクションシーンさながらの軽快さで町をきれいにしていく~~

 汚れはカメックの魔法を使った特殊なもので、
 触れたものが暴走してマリオたちを襲うようになってしまう。
 その中にはゲーム会社でお金もうけをしているワリオ、その下で働くワルイージもいた。

ワリオの思惑、クッパJrとの闘い

 マリオ・ルイージの活躍にちょっと嫉妬していた二人は、二人によって助けられたにも関わらず、困らせようとたくらむ。
 そして、ある場所にあった汚れを意図的に隠した。

 そのころマリオとルイージは、ついにクッパJrを突き止めた。
クッパJrは魔法のフデ--マジックブラシ--で落書きをして汚れを広げ、そこから湧き出る敵で攻撃をしていく。
 マリオはヨッシーと共闘し、ルイージはポンプを使って汚れを落とし、一進一退の攻防を繰り広げていた。

Jr「お父さんを返せ!!」
マリオ「だめだ!世界征服をたくらむクッパを野放しにしたら、また世界は彼の恐怖におびえなければならない。そんなことは絶対にさせない!」
Jr「それでも、僕にとってはただ一人のお父さんなんだ!一緒にゲームをする約束をしているんだ!」
 ~ふと二人の脳裏に父親の顔が浮かぶ~

そんなやり取りをしながらも、ついにクッパJrを追い詰める。
あと一歩でクッパJrのマジックブラシを取り上げることができそうな、まさにその時、街のはずれからドンと音が聞こえた

ボスパックンの登場 カギはクッパ

クッパJrを連れてそこへ向かうと、そこには巨大化したパックンがいた。
どうやら、ワリオたちが隠していたのは、自生していたパックンに付着していた汚れだったのだ。

長い期間汚れにさらされて、水を浴びて大きくなったパックンは暴走してしまい誰も手に負えなくなってしまっていた。

急いで汚れを落とさなければならないと、マリオとルイージが立ち向かう。
ルイージがポンプで水をかけると、パックンは水をがぶがぶと飲み干してしまい、さらに巨大化・力を蓄えてしまった。
周囲には茨が生い茂ってしまい、近づくこともできない。
ボスパックンの誕生である。

この茨を、どうにかしなければ。

その時、連れてこられていたクッパJrがひらめいた。

Jr「お父さんだ。お父さんが吐く炎はどんなものでも燃やせるよ!きっとこの茨だって燃やせる! お父さんの力が必要だよ!」

顔を見合うマリオブラザーズ。しかし今、この状況を突破するにはそれしか方法がない。

マリオはルイージにボスパックンの見張りを任せ、クッパJrとともにピーチ城へ向かった。

クッパとの交渉、そして共闘へ

二人は、城にある鳥かごに閉じ込められていたクッパのもとへ。
クッパは前作最後の、毒キノコの影響で小さくなったままだった。
ピーチ姫も合流する。
クッパJrの登場に驚くクッパ。ただし事態は一刻を争う。

クッパJrが状況を説明し、マリオとともに戦ってほしいとお願いをする。

マリオ「クッパ、一緒に戦ってくれるなら、そしてもうこれ以上世界を恐怖におびえさせないと誓えるなら、ここから出してやる」

クッパ「ふん、わがはいも甘く見られたものだな。そんな約束するわけがないだろう。お前に協力なんぞしたくもないわ。」

Jr「お父さん! お願いだよ。一緒に戦って、マリオと約束をしてほしいんだ。僕はお父さんと一緒にまたゲームがしたいんだ。お父さんを助け出したくて街を汚して、それで今お父さんに会えたんだ! お願いだよ。マリオと一緒に戦って、そして一緒に帰ろうよ」

クッパ「Jr……。 ふん、わかったわい。マリオ、早くここから出せ。そのボスパックンとやらと戦ってやるわい。これはJrのお願いを聞いているだけだからな。お前のためなんかじゃない。それは覚えておけ」

そうして鳥かごからでたクッパはキノコを食べてもとの大きさに。
マリオ、クッパ、クッパJr、ピーチ姫はルイージが見張るボスパックンのもとへ。ピーチは手に桃をもって。

ボスパックンとのバトル。そして沈静化

ルイージのもとに戻った一行は、ボスパックンの姿を見て驚く。
汚れが落とせておらず、さらに大きくなっていたのだ。

マリオ「どうしよう」
ピーチ「どんなに大きなパックンだって、いつかは必ず限界が来るわ。茨を焼き払ってどうにか近づきましょう。そして汚れを落としながら水をたくさん上げるのよ。必ず、お腹いっぱいになって倒れるはずよ。そこでマリオとクッパ、二人の渾身のヒップドロップをお見舞いしてあげて。水を吐き出してもとに戻るはずだわ」
クッパ「わがはいとマリオが、一緒に、だと!?」
ピーチ「何よ、文句ある?」
クッパ「ピーチ姫のいうことなら、喜んで」
ピーチ「それじゃ、決定ね。ほらヨッシー、桃よ。これを食べて」
ヨッシーはそれを食べると口から桃ジュースを吐き出せるようになった。
ピーチ「それじゃ、始めましょ」

戦闘が始まる。生えてくる茨をクッパが焼き払い、その上をマリオとルイージ、ヨッシーが飛び越えていく。
途中、マリオはファイアマリオになってその手伝いをしたり、象変身をしてボスパックンに水をあげたりして、ボスパックンに多量の水を浴びせる。
すると、だんだんへそが盛り上がってきて、ボスパックンの動きも鈍くなってきた。

ピーチ「もう少しよ!もう少しで動けなくなるはずだわ!」

全員の水攻撃、そしてクッパの炎によるサポートでボスパックンが仰向けにして倒れた。

クッパ「行くぞ、マリオ」
マリオ「いわれなくとも……!」

高く飛び上がった二人。ボスパックンのお腹の真上に到達すると、
一緒に一回転して勢いよく落下していく。

マリオ&クッパ「うおぉぉぉおおお……!」

二人の声が最高潮に達したと同時に、ボスパックンに強烈なヒップドロップがくわえられる。

ボスパックンの悲鳴とともに、口から多量の汚れ、そして水が吐き出されていった。
体がどんどんと小さくなっていく。

ボスパックンから吐き出された水によって虹が浮かび上がった。
そしてその下には、弱った小さなパックンが。

ボスパックンを倒したマリオとクッパ。勢いよくハイタッチをする。
そしてふと我に返りお互い背を向けた。

マリオ「約束は守るよな。もう街を襲わないでくれ」
クッパ「ああ、Jrのお願いだからな。さっきも言ったが、お前のためではないぞ」

クッパはクッパJrを連れて帰路へ。夕日が二人を照らす。
その背中を眺めるマリオブラザーズとピーチ、ヨッシー。
そこには大魔王クッパとその意思を受け継ぐ子供、ではなく、
一組の仲睦まじい親子があった。

エピローグ 清掃業の始まりと掃除機

マリオブラザーズが街をきれいにするその様子を見て、キノコ王国にいる様々なキノコたちが、清掃を依頼するようになった。
そこでマリオブラザーズの新たな事業として清掃業を開始する。

そんな中、一通の手紙とともに、掃除機が送られてきた。
「街はずれにある、あるマンションを掃除してほしい」

ーENDー
 (ケケケケという不気味な声)

あとがき

はい、ということで サンシャインでの出来事をベースに次回作の妄想をしてみましたがいかがでしょう。
もっといろんな作品のオマージュとかしてみたいところでしたが私にはこれが限界でした。
メイドインワリオと、スーパーマリオワンダー。

そして次回作は、ルイージマンションへと続きます。
私、このルイージマンションは未プレイなのであまり詳しく書けないのが悔しいですが、
3作目、そして4作目へとこの妄想続けたいと思いますので、
もし面白いと思っていただけたら、リアクション、コメントいただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

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