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化粧品の成分を勉強するための本が知りたいです。


という質問を頂きました。

化粧品の成分って実際それを専門にしてる人でも考え方とか捉え方って様々で、素人の私には自分がいかにしてその商品を知るかという1つの手段ではありますが完璧には分かりません。

つまり「難しい」ってこと。

素人には素人なりに分かる範囲で「こんなものだな〜」っていうところが限界。正確な情報は実際理解には相当な時間を要します。

こういうスキンケア商品パッケージの裏に書いてある【全成分】が読み解けたら確かに凄いけど、買い物する時の簡単な判断なら、ある程度の知識でなんとかなります。


なんか難しそうじゃん…理系じゃないし…という方におすすめの本を2冊用意してみました。

(ちなみに私もゴリゴリの文系です)


【化粧品成分検定公式テキスト】

これは1年に2回行われている成分検定の公式テキストです。中を開けばまぁ「辞書」。

よく化粧品に使われる「ベース成分」それから油性成分・界面活性剤・機能性成分・安定化成分といったものが1つずつ丁寧に記載されています。


例えば有名な「グリセリン」。

ヤシ油やパーム油・牛脂などの天然油脂を高温・高圧で加水分解すると、脂肪酸とともにグリセリンが得られます。ほかの成分を溶けやすくしたり、低音になっても固まりにくくします。

こんな感じでどんな成分なのかすぐに分かります。自分の持っている化粧品と照らし合わせたい時なんかには凄く便利です。


だけど、これ検定を受けてもほぼ役に立たないと言っていいと思います。英検とかと同じなんですが、全く実践的じゃないんですよね。

辞書に載ってる単語覚えて検定受けてハイ終わり。実際の商品読み解こうと思っても、その知識は役立たないと私は思ってます。

最初私もこの本に期待して辞書がわりにしてたのですが、ほとんどの成分が載ってない…なんで…っていう感じでした。ここに載ってるのはほんの一部。わずか。基本。

だから導入としてはいいけど、実践ではほとんど役に立ちません。

え…おすすめじゃないの…?って思いました?笑

なんでこの本をおすすめするかって基礎の基礎の成分が大体載ってるから。知らなきゃヤバいみたいな「助動詞」とか「形容詞」とかそんな感じですかね?大きな枠組みを理解するには使えます。

見ただけで嫌になる人もいますが、化粧品成分に特化したテキストってあまりないので、これは使えると思います。

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美容ライター兼美容ブロガーとして美容の世界で生きる人です。インスタグラマー・インフルエンサー・美容家と呼ばれる事もあり。たった1冊の本との出会いでみるみるうちに肌が蘇ったそのノウハウをお伝えしています。スキンケアが得意分野。