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嫌と思ったらもっと嫌になってしまうんじゃないか


よく、嫌って思ったらもっと嫌になるから
考えないようにするって言う考えを聞いたことありませんか?

もっと嫌になるから思わないようにする?

例えば、

義母の事が嫌で嫌で仕方なくて
出来れば会いたくないし、将来介護なんてしたくない。
でも、仲良くしなきゃいけないよな‥。

嫌って言えないし、嫌なんて言ってしまったら
認めてしまったら‥
もっと嫌になる気がする‥
だから、我慢我慢。

とか。


嫌い、とか嫌だな〜と思う事自体が、マイナスな事で、よくない事だと思っていたりすると
無理矢理嫌いにならないようにふるまってみたり、我慢したりしてしまう事がありますよね💦


しかも、誰かに打ち明けてみて
なんだかんだ話聞いてもらったとしても

「でも仲良くするのが1番だよ」
とか

「私も嫌だけどなんとかやってるし頑張れ」
とか言われたら、


「こんな事考える自分って最低なのかな」
「そう思うけど、、でもなんで私は仲良くできないんだろう」


とか、自分にベクトルが向いていく。

そうやって
「なんで私はそんなこともできないのか」と
今度は自分を責め始めるかもしれません。


頭では仲良くしなきゃいけないって
わかってるのに、出来ないから悩んでるわけで


友達や上司や身内に相談しても、なんかスッキリしない、なんて事はないですか?

感情に蓋をすると、不具合が起こる

嫌、怒り、恐れ、悲しみ、喜び、哀れ、
などなど

感情の種類はたくさんあります。


感情は、本来自然と湧き上がるものです。

だから、もう湧き上がった時点で
なかったことにする、というのは不可能。

嫌だな、と思ってしまったら
そんな感情が湧き上がってしまったら

もう、嫌、なんですよね。

それを見ないように、無かったことにしようとすればする程、おかしな事になっていきます。


中には、そんな自分の感情にも
気づかない人もいます。

その人は、小さい頃から
その感情を感じないようにして
生きてきた可能性もあるし、

無意識に感じないように
自分の中でブレーキのようなものが
かかってしまっているのかもしれません。

例えば、

怖い、と言う感情を感じないように
生きてきた人が居たとして。

もしかしたら、幼少期に
怖がっていたら生きてこれなかった状況があったのかもしれません。

得意じゃない感情があったりすると
気づくまでに時間がかかることもよくあります。


最初の例で言うと、


義母の事が嫌で嫌で仕方なくて
でも、嫌と思わないようにして
我慢してたとします。

カラクリとしては、

我慢すればするほど
どんどん嫌が蓄積されていって

しまいには、爆発。

不満が爆発して、相手を責めたり
我慢しすぎて自分を責めたり
その爆発の仕方は人によって違いますが

関係性が悪くなったり
鬱っぽくなったり
なんとなく気分が落ち込んだりなど

何かしら不具合が出てきます。


そうなる前に、
どこかで溜まりに溜まって溢れる寸前の
コップの中の水を減らすこと
が必要になってきます。


嫌を消化したら、嫌は減る

コップの中の水を減らすには
どうしたらいいでしょうか?


それは、
嫌、と思っている事にまず気づく事からが
スタートかなと思います。

普段、見ないようにしている感情なので
出来れば向き合いたくないし、無意識に避けてしまっている場合もあります。

なので、1人ではなかなか難しいかもしれません。

そして、しっかり受けとめること。

嫌って思ってもいいし、
怖いって思ってもいい。
ムカつくって思うのも自由。

それをそのまま受け入れ
嫌だと思っていた事をたくさん思い出してみたりしながら、嫌、という感情を少しずつ少しずつ吐き出していきます。

そうやって少しずつ、コップの水を減らしていきます。

嫌と思ったら
もっと嫌になってしまう気がしますが

実はそんなことないんです。

嫌、と思ってる自分を
理解して、受け入れていって
たくさん嫌を吐き出していくことで

だんだん嫌、は減っていく✨


相手にその感情をぶつけたとしても
更に嫌な思いをすることがほとんどです。

なんだかんだ、人は変えることはできないのだから💦
なので、自分の感情は自分で処理すればいい。


嫌、と思うことは自由で、

それを行動に移すことはまた別の話です。



結論、
嫌と思ったらもっと嫌になるのではなく

嫌を見ないように、嫌と思わないように
踏ん張るからどんどん嫌になる

という感じでしょうか。

子どもが転んだら、


痛くない痛くない〜!


ではなく、

痛かったね〜!

と受け止めてあげる方が
大事な関わりだと言えます。


感情に蓋をしない✨
という事を、まずは意識してみることから
はじめてみましょ☺️

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