『余命10年』№2
「余命10年」の小説を一気に読み
興奮冷めやまぬうち
どんな風にアレンジしてくるのかと楽しみながら
Amazonプライムで余命10年の映画を観た
切ない悲しい愛の物語だった
作者本人も同じ病気を抱えていたのもまた悲しい
茉莉に趣味の変更と登場人物の絞り込み
和人が神童から普通の人に
状況を大きく変更してあったが話の本筋はそのまま
映画は美しく綺麗に切なく悲しく仕上がっていた
結果が分かっているのに涙がこぼれてくる
おかげさまで今日は両目が腫れて
目が一本線(笑)
小松菜奈が病魔に侵され床についてるシーンは本当に痛々しかった
目の下クマだらけで涙を誘った
桔梗役の黒木華と小松奈菜の姉妹はちょつと顔の共通点がないなと思った
ソース顔と醬油顔、全然似てないのが気になった(笑)
和人役はなんとなくハマりどころで坂口健太郎はイメージぴったりだったな
やはり映画は小説のように詳しく書かれてない部分があり
物足りない感じがする
茶道の家元は日本の歴史を感じさせるし
現代的なアニメの世界は今の日本を象徴するし
オタクの文化にも焦点が当てられ現在の日本を感じた
学校の校舎の相合傘も素敵だったし
思い出を捨てに来た二人の時間差も理解でき
別れの必要性も切なく悲しい
和人の中の茉莉は長い人生の通過点
それが現実なんだ
和人も幸せにならなければならない
死にゆく作家の強い意志が表現されていると思った
純粋に映画を見て感動し涙してから
実際の深い内容の小説を読んだ方がいいかなと思ったりした
今回は映画が先のほうが良かったかな(笑)
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