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多世代の子どもたちが企画から実践へ。3年目のみさとっこマーケットは、「べごっち屋」に注目です。

10月13日(日)に行われる町内イベント「みさとっこマーケット」に向けて、地域の子どもたちが着々とブースの準備を進めています。

(今年は10月13日(日)に行われます)

今年で3年連続の開催となる同イベントは、おもに美里や近隣地域を拠点に活動する団体が出店する“1日だけのテーマパーク”。美里に住む子どもと大人(=みさとっこ)がイベントを通しての学びや気づきを経て、美里を誇れるようにすることが大きなミッションとして掲げられています。

フードや雑貨の買い物を楽しめるだけでなく、高校生の吹奏楽部による演奏、ダンスやけん玉などのステージパフォーマンス、ニュースポーツ体験など見どころ満載。またブースを巡るウォークラリーをはじめとして、小さい子どもたちでも楽しめる内容が特徴のひとつです。

(今年も多彩な出店ブースに注目です)

今年の目玉企画は、町内の小学生が運営する室内遊び場「べごっち屋」。自ら希望した15人の子どもたちは今年7月から活動しており、どんなブースにしたいのか、企画を練るところからスタートを切りました。地域おこし協力隊の白旗さんや地域ボランティアの大人のサポートもあって、みんなで対話を重ねながらアイデアをかたちにしています。

9月上旬に取材へ伺うと、自分たちで決めた「風船ハウス」「輪投げ」「宝さがし」という3つのコーナーに分かれた子どもたちが活動していました。いよいよイベントの約1ヶ月前に迫った状況もあり、準備は大詰めの段階に。看板の製作に取り組む姿も見受けられました。

(和気藹々と景品を作る宝さがしチーム)
(個性的なかたちを作り上げた輪投げチーム)

初めて実施する「べごっち屋」について実行委員の方に話を聞くと、2022年10月の第1回以前から、企画の構想があったそうです。

「もともとマーケットだけでなく、子どもたちが楽しめる企画も含めた総合型のテーマパークを目指していて、自分たちができる規模と相談しながらイベントを重ねてきました。子どもたちが主体性を持ちながら何かを作って、そしてお客さんに楽しんでもらうことを美里でも実現したくて、この企画を始めたんです」

「参加してくれている小学生は学校も学年もバラバラですし、今回は町のジュニアリーダーにも協力を依頼して、中学生や高校生も活動に加わってくれています。さらに大学院生の方も手伝ってくれていて、子どもたちの主体性を育みながら、多世代の交流を生み出せているのも特徴ですね」

(竹や段ボールを細工する風船ハウスチーム)
(ジュニアリーダーのお姉さんが看板を仕上げます)
(看板にも工夫や個性が見られますね)

「べごっち屋」の子どもたちは、誰もが等しく楽しめるよう自分たちで独自のルールも考案。イベント当日の接客にも分担しながら取り組む予定で、この日は取材班をお客さんに見立ててロールプレーイングも行われました。

残る活動は、いよいよ前日の準備。そして、みさとっこマーケット当日の運営。10月12日(日)の午前中、駅東地域交流センター多目的ホールでオープンする「べごっち屋」にぜひ注目ください。

▼イベントの詳細はこちらをチェック!▼


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