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【書く習慣Day27】誰かに言われた大切な言葉

私の母は、私の中にいくつかの名言を残してくれています。

その一つが

「あなたは私の分身だけど、私ではない。」

というもの。

これは、子どもの時は、私は母がそう思ってくれることがとても嬉しかった。

「私」という人間を、人格を、一人の「個」として認めてくれて。

そして今、私が母となり育児をしていく上で、たびたび「立ち止まるきっかけ」になる言葉になっています。


「分身」とは、どういう意味なのだろう。

確かに、我が子は分身のように感じることもある。
それは、ふとした時に「ああ、この子、こんなところが自分にそっくりだなぁ…」とか。

似ているなぁ、あるいは、似てしまったなぁ、と思ったりする時。

そういう意味では、分身というか、遺伝子ってあるのかしら。みたいに思ったりすることはある。

喜ばしい時も、頭を抱える時も、両方ある。



一方で、私はあまり子どもたちのことを自分の「分身」のように思うことは、ないかも知れない。

この子はこの子で、やはりれっきとした、自分とは別の一人の人間で。


なんだか歯切れの悪い文章になってしまいましたが。
要するに、それでもあるんですよね。我が子に、過去の自分を重ねてしまったり、心配になってしまうことが。

あるんです。どうしても。

きっと母も、そういうことを言いたかったんじゃないかな?と。
分からないですが。


人を尊重するって、難しいです。

私はつい、親として「与えなくては」「導かなくては」と、考えてしまいがちなのですが。

実際のところ、子どもに教わることの方が、ずっと多いような気がします。

親として「してあげられること」なんて、実はそんなに多くないのかも知れません。


伯母が毎年のように、年賀状に「子育て楽しんでますか」と一言、書いてきてくれます。

楽しむってなんだろう、と。


ここまで正直、子育てしんどい時期も、たくさんあって。

私一人で子育てしているような気になってしまう時も、たくさんありました。

解決していないことも、新しく出てくる問題も、まだまだたくさんあって。

道半ばですが。


それでも、子どもたちと伴走?並走?できることは、やはり奇跡であり、とても幸せなことだと思うのです。

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