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M&Aに向いてない人とは|M&Aアドバイザーのつぶやき
こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。
本日は「M&Aアドバイザーのつぶやき」です。
M&Aに携わる立場に「最も向かない人」について話をしたいと思います。
「他責」
アドバイザーであれ、売主であれ、買主であれ。
起こる事象を他人の責任にする人は、この世界に向いていません。
どんな場面でも、何が起こっても、M&Aのいかなる場面において、「自分の責任だ」という覚悟が必要だと思っています。
シドニー五輪100kg超級決勝で、フランスのドゥイエと対戦した柔道の篠原信一選手の話をご存じでしょうか。
篠原選手の一本勝ちが明らかかと思いきや、主審は違った判定をし、有効一つの差でドゥイエの優勢勝ち。この判定には柔道関係者やマスコミともに誤審であると大批判し、主審の出身国に脅迫メールを送る者まで現れたのです。
後日、国際柔道連盟はこの試合において、誤審があったと正式に認め、誤審防止のためビデオ判定やルールの徹底が強化されるきっかけになりました。
当の篠原選手はというと、試合後にこう言ったのです。
「審判もドゥイエも悪くない。すべて自分が弱いから負けたんです。」
一本の判定にならなかったあとの残りの試合時間で、気持ちが切り替えられなかった自分の弱さに責任がある、と。
この篠原選手の覚悟と責任感の強さは、見習うべきものがあります。
弱くなりやすい世界だからこそ
M&Aの世界は、会社を売ること自体はもちろん、取引で動く金額も大きかったり、潜在リスクも大きかったり、人の気持ちが揺れ動きやすい場面が多いものです。
私はこの世界は「つくずく人の本性が見える世界だな」と毎日のように思っています。
何かうまくいかないことやトラブルがあると、自分の非は棚上げして、誰かのせいにしないと気が済まない人がたくさんいます。
「性弱説」といって、もともと人は弱いものですから、気持ちが揺れ動くことは仕方ないとは思います。ただ、そういうときこそ垣間見えるのが「人間の器」です。
ネガティブな言動を起こしたくなる衝動に駆られたとしても、「どういう自分像でありたいのか」を考えた上で判断をすれば、器の小さい態度をとることは回避できます。
それが積み重なって、人は強くなり、成長していくのではないかなと思うのです。
このM&Aの世界にいる私の尊敬する先輩方は、「トラブルこそ蜜の味…」というと少し大げさですが、問題が起きてさえも仕事を楽しむ余裕がたっぷりで、その上で「では、どういう言動に移すのがベストなのか」を冷静に決めていく力があって本当に驚くほどです。
私個人的には、新人のときに営業をやっていたときから大事にしていることですが、起こることは常に自分が引き寄せたことだと自責の念を持っておくことが成長には欠かせないと思っています。
篠原選手と同じ立場にたったとしたら、同じセリフを言える自信は…まだありませんが😅、本当の心の強さを磨きながら、私はこの世界で力を尽くしたいと思っています。
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本日はここまでです。
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