ビジネスオーナーになる方法!3選
こんにちは。かきもとみさです。私はM&Aアドバイザーの仕事をしています。
社会人1年目は営業の会社でIT系法人営業を務め、ガンガン働き営業女子として活躍(自称w)してきました。
そして転職、中小企業診断士を取得し、フリーランスになることを決意。それも2016年くらいなので、もう6年前くらいの話です。
そこから1度だけM&Aを学ぶべく会社員に戻ったこともありますが、ここ数年はずっとフリーランスとして仕事をしています。
いまはM&Aアドバイザーの仕事を中心に稼働している私ですが、フリーランスになりたての頃は本当にいろんな仕事をしていました。
その中でもパワーがかかったのは、日本にまだ上陸していないイタリアの雑貨商品を日本に輸入し販売する事業でした。
当時扱っていたのはこんな感じの素敵な雑貨商品でした。
コンサルタント系の仕事とは全く違い、扱われ方も「1人の事業者」として扱われること自体が面白く、またイタリア人の輸出担当者とも商談ができるのが楽しかった。
ですが、当時の私はすべてをひとりでこなしており、銀行からの借入もしていなかったため、在庫や輸送費などもコストもかさんでしまい、限界を感じていました。その後婚約や留学を決めたタイミングで、事業としては断念してしまいました。
非常に楽しかったので事業としてストップしてしまったことは残念だったのですが、ひとつ大きなことを学びました。
それは、ビジネスはプレイヤーではなく、オーナーになるべきだということ。
事業の種類にもよりますが、こういう輸入手続きや在庫が伴う商品について、ブランド展開するようなビジネスというのは、お金がかかるだけでなく、労力がかかる。絶対にひとりではすべてを完結できないし、ましてやコンサルタントなどの他の事業も手掛けながらやるなんて無理がありました。
なので、ビジネスオーナーとしてではにと回らないということを痛感しました。
ビジネスオーナーになる方法
この経験から、事業をやるならビジネスオーナーになるということを私は心に決めているし、今後はM&Aアドバイザーだけでなく事業者としても手掛けていくことに関心があります。
そこで、私が考えるビジネスオーナーになる方法を一般論化して記事にしようと思いました。
①企業内の事業をスピンアウト
まず一つ目の方法としては、よくそこそこ大手の会社がやっているような「社内ベンチャー」のような形式で、成長しそうな事業を別会社化し、その際に実行部隊として携わっている立場の人材が株主になることでビジネスオーナーになるパターンです。
「スープで、いきます」のスープストックトーキョーも、もともとは三菱商事の社内ベンチャーで立ち上がった事業のひとつです。
これは大企業のバックグラウンドを活用して、ビジネスを最初から大きくすることをもくろんでいるのであれば非常に効率的であると思います。
ただし、自分が100%のビジネスオーナーになるということはあまりなく、大体はもともとの会社が大半の株式を持っているケースがほとんどなので、ビジネスオーナーでありながら実際は雇われ社長というか、実益を100%自分が獲得できるようなことは考えにくいと思います。
②起業する
2つ目は、起業です。「起業」というとハードルが高いように感じる方がまだまだ多いかもしれませんが、私は起業でビジネスオーナーになるというのは世の中で最も簡単な方法であると考えます。
社長というのは、誰でもなれます。株式会社を立ち上げるのであれば、25万円くらいの手続き費用さえあれば、だれでも立ち上げることができるし、いまは会社を作るのにオフィスなんていりません。資本金だって金額の制約がいまはありませんから、元手がなくたって会社は作れます。
会社を自分1人で作ったら、その会社のビジネスのオーナーは自分です。なので、100%のビジネスオーナーになれます。
ただし、当然ゼロからの立上げなので、良いビジネスオーナーになれるかどうかは自分次第。「だれかがやってくれる」という状況を作り出したいときには、自分の会社で人材を採用したり、コストをかけたりする必要があるでしょう。
③会社を買う
3つ目は、すでに誰かが手がけている事業を「買う」ことです。
実は、これが一番おすすめであり、私自身もいま最も自分で実行したいことです。
なんせ、私はM&Aアドバイザーですから(笑)。
すでに誰かがそこそこパワーをかけて事業を軌道に乗せてくれたものを、お金を出して自分のものにする。
こんなに効率的なことがありますか!!!!
冒頭で説明した、自分で始めた事業についての反省を生かして、これからはビジネスオーナーになるため、事業を自ら買収したいと考えています。
「買収」なんて、そんなお金ない!と思う方も多いかもしれませんが、譲渡対価というのは本当にピンキリです。
ゼロ円で譲りうけできる会社もあれば、もちろん億単位もあります。
その対価と、事業内容のバランスを見極める必要がありますが、そこは私のようなM&Aアドバイザーに相談しながら進めましょう(笑)
最近よくみかける「サラリーマンは会社を買いましょう」みたいな話のメリットは、ここにあります。
小さい事業でもいいから、ビジネスオーナーになって、育てていく。
ビジネスオーナーであれば、原則的にその収益は自分のものですから、サラリーマンとして毎月決まったお給料をもらう生活よりもメリットが大きい可能性がある。
ただし、「可能性がある」だけであって、事業が立ち行かなくなればそのリスクを背負うものビジネスオーナーですから、それなりの覚悟が必要です。
多くの人がビジネスオーナーになると良いのでは
私が尊敬するM&Aの先輩方や、中小企業診断士の先輩方は、けっこうこのビジネスオーナーにすでになっていらっしゃる方がたくさんいます。
そこで「うまくいっていて面白い!」「これは失敗だ」など、いろんなことが起きますが、とにかく仕事人生が充実しているように見えます。
私は現時点ではまだ実行できていないのでヒヨッコなのですが、そういう先輩方の姿を見て、ますますビジネスオーナーになることは自分の将来のステップとして必要だし、挑戦してみたいという気持ちが高まっています。
お金はそこそこあって(もちろんなくても不可能ではありませんが、ある方が買収後の柔軟性は高まるという意味です)、「なんかもっと面白いビジネスやってみたい」「副業したい」「自分のスキルが生かせる場所を増やしてみたい」「新たな領域で自分を試したい」など、エネルギーが余っている人には、M&Aの当事者になることをお勧めしたいなぁと思っています。
その中でも、私は自分が女性なので、女性でM&Aの当事者になる方が増えたら良いなぁと思っています。
ビジネスに精通する女性で、M&Aで事業を成長させられる方は世の中にたくさんいるのではないかなぁと思っているんです。
M&Aがすべての人にとっての正解ではありませんが、M&Aという手法がもっと身近になってくれたら、人生が豊になる人が増えるのではないかな、と考えています。
だから、こういった啓蒙活動のためにも、これからも発信をしていきたいなと考えています。
いまはnote記事、Twitter、Stand.fmを通じて地道に発信していますが、近々Youtubeも開設しようかなと考えています。
今日はビジネスオーナーになる方法という形式で書いてみました。
参考になれば幸いです。
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