📚「今あるもので”あか抜けた”部屋になる。」を読んで実践したこと。
本を読んだ感想をはじめに。。
今あるもので「あか抜けた部屋」になりました!
ほんのちょっと、家にあるものを工夫して配置するだけで、見違えるほどステキになって、気分もよくなったので、私が実践したことを紹介したいと思う。
家の離れにある牛小屋を簡単に改装したスペースが、モノだらけとても居心地がいいといえるものではなかったので、すべてのモノを出し、掃除をして、ヤニだらけだった壁はきれいにしたあと漆喰を塗った。
ちなみに漆喰塗りは、メンタルが安定していないと負担が大きすぎて、もっとメンタルにくるので、あまりおすすめ出来ない。
モノがなくなり、壁もきれいになり、テレビ台、ソファー、テーブル、ラグを敷いて、お気に入りの物や観葉植物なんかも置いてみたりするも、どうも、しっくりこない。
シンプルすぎるのも落ち着かないし、かといって何かを飾りだすとごちゃごちゃしてしまうというのをひとしきり繰り返し、模様がえを何度と繰り返したあと、この本にたどり着いた。
やってみたこと
この本を読んでわかったことは、インテリアをステキに見せるには「法則」があるということ。
センスやモノの良さよりも、法則を知るだけでだれでもあか抜けた部屋に見せることが出来る。
1.入口と対角線上の角に目を引くものを置く。
「この部屋はなんだかいいな」と感じる部屋は、どこを見ればいいかわかる部屋とのこと。
「素敵なものはたくさんあるけど、なんだか微妙。」という部屋は、どこを見ればいいかわからない状態になっているらしい。
そして、人が部屋に入って一番に目につく場所は対角線上の角。
なので、1階は、入り口から対角線上のところにハンギングタイプの大きめの観葉植物を置き、2階は対角線上に姿見を置いたあと、その脇にドライフラワーと友人が書いてくれた絵を置き、目線をその位置に集中させることとした。
2.小物を飾るときは3の法則。三角形に飾る。
小物は、3つを飾るのがちょうどいいらしい。
2つと4つを実際に試してみたが、確かにしっくりくるのは3つだった。飾りたいもの3つを玄関のスペースに三角形に並べてみると、バランスがよくなった。
3つ全く違うもの(例えばキャンドル、写真立て、猫のオブジェなど)を飾る場合は、それぞれの大きさでバランスが変わってくる。一番しっくり合うものを探すのも楽しい。
3つ同じものは横一列に並べるとモダンな感じになる。
3.同じ素材のモノを合わせて飾る。
これは2.にも通じることで、家にある小物をとりあえず集めて、お気に入りを見つけて、それをカテゴリーに分けてみる(木材、ガラス製品、色別など)。
それを2.の法則で3つ飾ると、1つではいまいち映えなかったものもステキになった。
わたしは、ガラスに入ったキャンドルを3つまとめてテレビの横に置くことにした。
4.ベットの頭は壁側
よく眠れるように、外の音が聞こえたり、光や温度変化を感じやすい窓側ではなく、壁を向くようにすること。
ホテルをイメージするとわかりやすく、スタイリッシュなホテルなどは壁側に向けたベットの頭上にアートなどが飾ってあったりする。
ホテルをイメージして寝室をつくるのはとてもわかりやすいと思った。
5.絵や写真はセンターラインかアウトラインを決めてまとめて飾る
額に入ったフクロウの写真や、誰かが書いた絵などが家の中に点在していた。
それを1カ所に集めて、センターラインを決めて飾ってみると、額や中身はバラバラのものでも、なんとなくまとまりを感じた。
額をそろえたり、写真と絵で分けるなどすればもっといいのだろうけど今回はひとまずここまで。
まとめ
ほんとうに、今あるものだけで部屋が変わり、とても満足している。
なにより法則がわかれば、無限にある自由なレイアウトを試さないで済む。やってみて思ったことは、法則がわかってアイテムが決まれば、実際に置いてみることが大切ということ。
「これを対角線上に置いたら最高だ!」と思うものを見つけても、天井や部屋の大きさに対してのバランスが合わずに法則を利用してもしっくりこなかったりする。
観葉植物を置く前にお気に入りの照明を置きたかったが、照明の背丈が大きすぎて、どうも合わなかった。その後、天井が高い部屋の角に配置したところ、とてもしっくりとおさまった。
このようなことがあるので、頭で描いた構想を実際に何度も何度も試してみることをおすすめする。