📚「闇の脳科学『完全な人間』をつくる」(第二章)をまとめてみた
神経外科領域の治療法となった脳ペースメーカーこの本の著者であるローン・フランクさんは、2015年にオランダで開かれた神経外科学会で、ヒースが行っていた実験と同じような実験の報告を聞くことになる。
ヒースの考え出した脳ペースメーカーは、今では脳深部刺激療法と呼ばれ、精神科ではなく、神経外科の最先端技術となっていた。
神経外科の中では、脳深部刺激療法は1987年にフランスの神経外科医が、パーキンソン病の振戦(身体の一部が自分の意思に関係なく小刻みに震えることで日常生活に支障を