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タイ週末ランチは自宅で蕎麦打ち

昨年の7~9月頃はロックダウン政策でタイの飲食店はおろかスーパー以外ほぼ全て閉まっており、遊びに出かける先はどこもなかった。
休日になる度に時間を持て余し、インドカレーやケバブを作ってみたり、うどんを打ってみたりしては、シラチャで1番の〇〇屋になれる!と自画自賛をしていたのが懐かしい。
そんな自画自賛人間は「こんな美味いうどんが打てるなら蕎麦もいけるだろう」という確信を持ち、一時帰国のタイミングで北海道のそば粉セット(新そば)と蕎麦切り包丁を仕入れてきた。形から入るタイプである。
そんなわけで9月末にタイへ戻って来たのだが、折しも規制緩和となり様々なところで出掛けられるようになっていた。

しかし冷凍庫には1kgのそば粉さん達がスタンバイしている。
いつ打とうかなと思っている間に時は過ぎ、秋分の練習会と早めの年越しそばを打ったのが過去2回。打ちたてなだけあってお味は良かったが、あまり細く切れなかった麺がお湯を吸って激太になったのが反省点であった。
そうして年が明け、そば粉さんの賞味期限も近づいてきたタイ初夏某日、3度目の蕎麦打ち大会を行うこととなった。

準備:
・薬味や副菜を用意する
・机を綺麗に拭き上げ、各種道具を準備する
・そば粉、つなぎを量りふるっておく
・蕎麦打ち解説動画をYoutubeで探してスタンバイしておく
・ご主人様をおだてる (例「よっ、蕎麦打ち名人」

あとは、隣で動画を止めたり戻したりしながら名人が参照したい場面を再生し、良きタイミングで加水を手伝い、名人の技を称賛すればものの30分程で手打ち蕎麦の出来上がりだ。

円錐型に生地をまとめていく。可愛らしいフォルム。
ピザ生地のように丸く広げていく。
回転と延ばしを繰り返して正方形へ整えていく。
折り畳み、端から切り分ける。
美しいお蕎麦様の完成。

たっぷりのお湯(ミネラルウォーター推奨)で茹で、しっかり冷水で締めて完成。たっぷりの薬味と頂きます。
食後は蕎麦湯も忘れずに。

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