槙島聖護の言葉で読書に対する受け止め方が変わった
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PSYCHO-PASS第1期15話「硫黄降る街」より。 槙島聖護の言葉で読書に対する受け止め方が変わりました。
本題に入る前に、テレビアニメPSYCHO-PASSの概要をお話します。 SFと警察と人間の闇の部分の3要素を混ぜた世界観で、心理状態や性格の傾向をシステムによって数値化、管理された社会が舞台です。適切な職業を割り出してくれたり、一方で心が不安定だと潜在犯として銃で撃たれたりします。2012年10月~第1期が始まり、現在では第3期の劇場版まであります。
第1期に槙島聖護という男が登場します。彼は本当の意味でのサイコパスであり、冷静沈着、涼しい顔で人を殺します。頭もよく様々な本を読んでいます。本は紙派。一方相方は電子書籍派です。槙島聖護が紙の本にこだわる理由を話しているのでそのまま引用します。
『紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない。本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある。調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える。調子が悪い時でもスラスラと内容が入ってくる本もある。何故そうなのか考える。精神的な調律、チューニングみたいなものかな。調律する際大事なのは、紙に指で触れている感覚や、本をペラペラめくった時、瞬間的に脳の神経を刺激するものだ。』(PSYCHO-PASS第1期15話「硫黄降る街」より。)
今までは、本が嫌い、つまらない。そこで止まっていました。
なぜ本が嫌いなのか、つまらないのか考えたことがありませんでした。
嫌い・つまらないとういう負の要素こそ、自分の気持ちを確かめるきっかけになると思いました。また、面白い本に出会えたら、何が面白かったのか、なぜ面白かったのか、人に伝えるとしたらどう話そうかと考えを巡らせてみます。
話をまとめます。お伝えしたいことは2点です。
1.本嫌いの人が「嫌い、つまらない」という感情を持ってもよい。
2.自分をチューニングする方法を自分自身が知っていることこそがが大切。
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