Misako

たまに文章を書きたくなります。

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最近の記事

哀愁

なぜ、秋は物寂しい気持ちになるのだろう。 私の場合、過去の恋愛を思い出す。 お付き合いすることはなかった儚い思い出、元彼との楽しかった日々、失恋など。 男好きか!?と自分自身にツッコミを入れつつも、異性というだけで心のどこかで特別感を抱いていたのかもしれない。 切ない恋の思い出のほとんどが秋だったのか、夏から秋への涼しくなる季節がそうさせるのか、、。 どちらなのかと考えていた。

    • ピアノ

      ピアノを習っていて良かった。 それは当時の自分との対比があるからだ。 5,6歳からピアノを習い始め、約10年間続けた。練習はほとんどせず、前日の夜か当日の朝に詰め込む。30分のレッスンも大半がお喋り。楽譜もほとんど理解していなかったので、暗譜と感覚でしのいでいた。 ピアノを辞めてから何年ものあいだ、ほとんど鍵盤に触れなかった。 上手く弾けない苛立ち。 楽譜を読むことが面倒。 練習は嫌いだけれど完璧主義。 逆に考えてみた。 ピアノを弾いて気持ちよかった(楽しかった)瞬間

      • 正しさと真実

        「正しさは相対的だが、真実は絶対的」 当たり前の事実だが、しばしば忘れる。言われて あぁそうだったな と再認識する。 私は幼いころから、周囲からどう思われるかを気にする性格だった。気に入られたい。間違いたくない。(正確には、間違った後の恥ずかしさ、気まずさに耐えきれないので、そういう感情になるのを回避している。) 正しくあろうとするのは性格のせいなのか。社会のせいなのか。 しかし、人間どうし支えあって生きているので、一定のルールの上で正しい行いをし、お互いに気持ちよく

        • いつか来る"あの頃"

          いつか来る"あの頃"を保存している。 コンビニでチキンとビールを買ったり、雨の音を聞きながらお酒を嗜んだり、空が綺麗だったので立ち止まって眺めたり。 派手さも何もない。 世界から認識もされないであろう日々の生活。 自分だけの平穏な時間。 おばあちゃんになった頃にふと思い出して、「こういうのが幸せっていうんだなぁ。」って微笑むんだろうな。

        マガジン

        • お菓子作りのギモン
          4本
        • Coffee
          6本
        • Books
          5本

        記事

          時間が止まってほしい

          楽しい思い出。穏やかな日々。 ずっとこのままでいたい。 時間が止まってほしいな。 ある人からすると、それは後ろ向きな言葉らしい。これ以上悪くはならないけれど良くもならないからだそう。 その時は半分納得し、半分モヤモヤしながら頷いた。 それからというもの、小さな幸せを感じる度にその言葉を思い出しては考えていたけれど、やはりこう思う。良くならなくてもいいから時間が止まってほしい。と。 その時にそう思ったんだもん。 写真や動画のように、その時を切り取って保存出来たらいいの

          時間が止まってほしい

          水面

          海なし県に住んでいる私だが、出かける用事があって静岡に来た。 車中で1泊し、朝早くから営業している海鮮食堂で朝ごはんを食べる計画だ。せっかくなら早朝の海辺を散歩しようと思い立ち、まだ眠たい身体を起こした。 海辺に着くと釣り人もちらほら。犬の散歩、ランニングする人達もおり、皆休日の朝を思い思いに過ごしているんだなあと考えていた。 浜は砂ではなく砂利だったことに新鮮さを覚えた。靴の中に砂が入ってこないのが嬉しい。 曇りのわりに暖かかった。風も吹いておらず、外で過ごすには丁

          "記憶という栞を挟む"

          一生会うことはないんだろうけど、あの人は今どうしているかなと思う人は一人や二人はいる。 kさん 1つ上の先輩社員だが、大学院を出ているらしいから歳は3つ上くらいだったんだろうな。 事務的な話以外、ほとんど話したことはなかった。 飲み会の帰り道、駅まで一緒だったので高架下を2人で歩いた。kさんは毎年旅行でイギリスに行っていたり、好きなサッカーチームの応援に行ったりしていると耳にしたことがあったので、そのことについて聞いてみた。 「毎年同じ時期に同じことをするのは”厚い

          "記憶という栞を挟む"

          行きつけの居酒屋

          初めて訪れてから7年半経ったのか…。と、行きつけの居酒屋に向かいながらふと年月を数えていた。その間のスパンは1年とか1年半とかあるけれど。 初来店は良い感じになっていた会社の先輩と。その後は当時お付き合いしていた彼とよく行っていた。今はひとりで訪れている。 ご無沙汰していると思い出すし、節目には報告したくなる。 変わらずにそこにあり続けることも意外と大変だったりする。 お店続けててくれてありがとう。

          行きつけの居酒屋

          鑑賞した映画を振り返る

          6月に引越しをした。TSUTAYAが自転車で5分程の距離になったことと、仕事を探し中で一時的に無職になり時間があった。 6月〜9月中旬までの3ヶ月半で鑑賞した映画は12作品。 ・アリスとテレスのまぼろし工場 ・鏡の孤城 ・君たちはどう生きるか ・さよならの朝に約束の花をかざろう ・夏へのトンネル、さよならの出口 ・バケモノの子 ・紙の月 ・八日目の蝉 ・ある男 ・流浪の月 ・母性 ・死刑にいたる病 アニメが好きだ。学生時代にアニメ好きの友人がPSYCHO-PASSを勧

          鑑賞した映画を振り返る

          秋茜

          カメラ好きの知人に借りた一眼レフで撮影。等倍の写真を少し拡大して、いい感じ切り抜いてくれたのがこれ。 拡大してもボケない…!? 細部までキレイだなぁ… 拡大したときに威力を発揮するのがいいカメラとそうでないカメラとの違いなのか…?と、ど素人ながら感じ取ったのでした。

          夏休み

          湖畔にある大使館を訪れた。 駐車場から1kmほど歩くのだが、前方に高校生の集団がみえた。夏休み中なのに社会科見学なのかな?と思いつつ、同じ方向に向かった。 先に英国大使館、その200mくらい先にイタリア大使館がある。 本当は英国大使館から行きたかったのだが、敢えて奥にあるイタリア大使館から見学することにした。 去年も同じ時期に訪れた。 以前は英国大使館の少し現代的な建物の雰囲気を好んだのに、今回はイタリア大使館の一昔前の雰囲気の方が好きだ。 この1年で自分がおかれてい

          立秋

          2023年8月8日(火) 立秋 暦の上では秋だが、気温は各地で35℃以上…。それでも、スーパーには梨やイチジクが並び始めていたり、アパレル関連では秋物が出ていて、少しずつ季節が進んでいる感触。

          新しい環境に飛び込むのは慣れていた

          3週間前、彼と同棲を始めるために実家を出た。本来ならば、好きな人と一緒にいられる時間が今よりも長くなるので嬉しいはずである。しかし、そんな気持ちよりも、また新しい環境で一からやっていくのかという億劫さと不安の方が断然大きかった。 特に仕事に関しては、直近まで働いていた職場が人も仕事内容も今まででいちばん良かったので離れがたかった。が、引っ越したら通勤距離が片道2時間になってしまうので通えるはずもなく退職した。まぁ、それはしゃーない。 引越し後、新居の近くを散歩した。意外と

          新しい環境に飛び込むのは慣れていた

          辻仁成さんのエッセイ「自由業とは何か」を読んで

          不安にも様々な種類や程度がある。私の場合、ひどいときは不安に押しつぶされて自分で自分を殺しそうになる。 辻仁成さんのエッセイを読んだ。作家だが、ミュージシャンや映画監督、演出家など幅広く活動しているので、職業は"自由業"だ。自由業という不安定な中での心がけや考え方はどのようなものだろうか。 「不安だけど先行きはある」 先行きを明るくするために、自分にだけは厳しくしているとも書かれていた。(具体的には、毎日小説やエッセイを書いているそう。) 先行きがあることにはずっと前

          辻仁成さんのエッセイ「自由業とは何か」を読んで

          シェアコーヒースタンド出店までの道のり④〜わたしは何屋さんなの?〜

          2022年12月12日(月)に担当者と直接お話しし、その日に出店の意向を固めました。 やると決めたらワクワクです!出したいもの、やりたいことがたくさんあり、イメージが膨らみます。 ドリップコーヒーとラテはもちろん出すのですが、お酒も好きだからウイスキーやハイボールもメニューに加えたいな。 菓子は常時ある定番のケーキと月ごとに変わるケーキを出そう!焼き菓子もつくるぞ! といった具合です。 そんな私に師匠が優しくひとこと。 「コーヒー屋さんなんだからまずはコーヒーで勝

          シェアコーヒースタンド出店までの道のり④〜わたしは何屋さんなの?〜

          シェアコーヒースタンド出店までの道のり③〜担当者と直接お話〜

          2021年12月12日(月) 視察に行ったのが2021年12月5日(月)で、その日のうちに担当者にインスタグラムでDMを送りました。すぐにコンタクトしたかいあって、翌週の12日に直接お話を聞ける機会をいただけました。 緊張してうまく言葉にできなかったり、「これも聞いておけばよかった、。、」ということが多々あるわたくし笑 事前に質問をノートに書き出しておきました。 ・出店料はいくらか ・現在何曜日が空いているのか ・開店時間と閉店時間は出店者が決められるのか、予め決まっ

          シェアコーヒースタンド出店までの道のり③〜担当者と直接お話〜