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ハリネズミ闘病記 〜手術しました〜vol.2

家族であるペットが病気になった時、飼い主であるあなたも一緒に辛さを分かち合うこととなります。心理カウンセラーが当事者となって書くペットの闘病記。

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ハリネズミのハイビのオペが終わり、3日目に帰ってきました。

まるでキュウイ。



摘出した腫瘍はお腹に対して半分程の大きさでした。写真を撮っておけばよかったのですが、ショックでその言葉を口に出すことが出来ませんでした。


子宮を摘出したハイビちゃん、お腹がキュッと締まり弱々しくて。

痛い思いをさせてしまい、人間なら必要な苦しみだとわかります。でもペットは何故自分がこんな状況になっているのか、本人きっと理解していませんよね。

飼い主としても、これで良かったのかわからないんです。自然の摂理に反しているのかなとか、命を長引かせることが果たしてこの子にとってよかったことなのか…色々考えてしまうのです。

答えの見えないトンネルに入ってしまいそうな気持ちで苦しくなる。

でもね、その苦しみはその子への愛の証。それほど大切な存在なんですよね。


腫瘍が良性か悪性か、検査に出して1週間後にきた結果は悪性とのことでした。やはり癌だということ。

この後、子宮近辺に残る癌細胞が進行していくことを覚悟するようにと言われました。


とは言っても今この命は生きてます。少しでもヨロコビを与えたいなと。


ハイビが一番好きなごはん、ミルワームを買ってきてささやかな退院祝いをしたのでした。




続く。

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