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アトリエ「ウラリンナンカ」

小説やエッセイを書いたり、創作意欲を刺激される漫画、映画、本、舞台などのカルチャー作品を紹介したり、ときには洋服や小物をつくったり。 創作や表現の筋トレをするマガジンです。 マガ…
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#コラム

外見コンプレックスの本当の原因は

 自分の顔が、すきじゃない。  顔つきは、きらいじゃない。  が、パーツ一つひとつに注目…

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劣等感オバケとの付き合い方

 10代後半から20代前半にかけて、わたしの心と身体は、劣等感オバケに、支配されていた。  …

書きたいことがまとまらないけれど

 書きたいことが、たくさんある。  今までは、言いたいことはそのまま直接、書き殴るように…

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“個性”を脱いだら自由になれる、かもしれない

 NHKの人気番組「100de名著」の、2020年12月7日の回でフランスの社会学者・ピエール・ブルデ…

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フランスのクリスマスの定番。Pain d'épices(パン・デピス)|ごちそう手帖(3)

 二週間ほど前に、「パン・デピス」というスイーツを手に入れた。  箱にすっぽりおさめられ…

ごちそう手帖(2)お行儀のよい静岡県産三ヶ日みかん

 今年の年末年始は、帰省を控えることにした。移動がリスクを招くなら、両親や、もうすぐ90に…

「ごちそう手帖」をはじめます|男爵いものポテトチップス(1)

 ある取材のさなか、こんなことを聞いた。 「人は、年齢とともに衣食住に対する関心が移り変わる。若いときは衣、つまり装いに興味が湧く。もう少し歳を重ねると食、さらに齢を増すと住環境に、興味の対象は変わっていくのだ」。  おいしいものは、好き。  けれど固有名詞を覚えるのが苦手だから、おいしいものも、名前が思い出せない。  あと、味覚に関するボキャブラリーが少なすぎて、なかなか「おいしい」しか感想が出てこない。  誰と、どこで食べたのか、シチュエーションは鮮明に覚えてい