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1月に読んだ本の記録
今年からちゃんと読んだ本を記録していこう。ということで、1月に読んだ本とその感想を少し残しておこうと思う。とはいっても、1月は3冊しか読めなかったのがなんとも心残りだ。2月はすでに3冊読んでいるので、これからの私に期待しよう。
見えないドアと鶴の空/白石一文
最初はごく普通の不倫のお話かと思ったら、あれよあれよと予期せぬ方向に。白石さんのお話は、運命という言葉にすごい意味づけをして訴えてくるような気がする。
小説の中でも共感タイプ=誰かに没入したいタイプの私だけど、この本の中の登場人物には誰一人共感ができなかったなあ。。このくらい大胆に、自分のために生きてもいいのかなあ、と思う。
犬も食わない/尾崎世界観・千早茜
文庫本になったタイミングで購入。尾崎さんが描く男性と、千早さんが描く女性の恋愛の話で、なにかドラマチックなことがあるわけでもないのに、するすると1日で読み進めてしまった。キラキラの世界がSNSには広がっているけれど、だらっとして曖昧ででも離れるわけでもなくて、というような、どうしようもない感情がたくさん詰まっていて面白かった。
離れられないと思い込んでいたけれど、離れると決めたいま、頭も体も妙に軽くなっている
問いかけの作法/安斎勇樹
「質問する」「問いかけをする」、日常生活でも仕事中でも人間関係でも、切っても切り離せない大事なもの。この本はビジネスの会議においての作法を例として進めているけれど、私自身の人間関係やコーチングでのお仕事に生かせるかも、と思い読み進めていた。
コーチの仕事をしていて本当によく思う。どういう問いかけができれば、その人の気持ちを引き出せるのだろうか、と。とはいえ、実際は頭で考えれば考えるほど上手くいかなくなる。目の前の人に向き合って、話しを聞いて、そこから自然と出てくるのが、問いかけだ。だからこそ、問いかけを出すまでのマインドや基盤を整えておくのはやっぱり大切だ、と改めて思う1冊だった。
2月に読みたい本
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2月に入って、実はすでに3冊を読み終えた。一度本の虫になると、ひとたび仕事も散歩も手につかず、暇さえあれば本を読んでしまう。寝る直前やお風呂に浸かっているときも。
2月は、ただただ自分が楽しむための小説と、仕事や日々暮らすうえでチアアップしてくれる本を、バランスよく読んでいきたい。素敵な言葉にたくさん出会おう。
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