『いちばんすきな花』1話みました

今日も1日、おつかれさまです。

毎クール、私は1つか2つくらいしかドラマをみないんですが、2023年秋は、
『いちばんすきな花』をみることにしました。

ちなみに、ドラマをみないというよりは、
なかなか時間がとれないうちに、
見逃し配信すらも見逃してしまい、
話がわからなくなってしまうんですよね。

『いちばんすきな花』
とても心にぐさっときたので、
ちょっとだけ感想を残そうと思います。

あくまで、私が印象に残ったこと、
私が感じたことなので、
さまざまな意見はあると思います。
そのへんは、優しく見守ってください。

※ネタバレを嫌がる人は、
一応、ここから先は立ち入り禁止です。
ご了承ください。

あらすじ

二人組を作るのが苦手だった、
二人組になれなかった、
一対一で向き合うことが怖い、
一対一で向き合ってくれる人がいないと感じる

二人組を作るときに、余ってしまった１人だった
4人が主役の話です。

それぞれに事情があり、
それぞれに共感をしたり、
心がえぐられたりしました。

松下洸平さん演じる、春木椿への共感

春木椿は、二人組になりたくても、なれなかった人です。
好きな人を食事に誘っても、二人きりではなく、友達をつれてこられるなど、
二人組になりたくても、なれなかったようですね。

そんな春木椿は、
『初対面だといろんなことを話せる。二度目はないから。』
と話していました。

・同じ美容室には、次は行こうとしない、
・初めて会った人を家にあげるが、二度目に会うことはないから、忘れ物をしないように注意する、
といった行動をとっていましたね。

初対面だと話せるのは、二度目に会うことがないから、
何を話しても、何を思われてもいい。
そんな風に、感じました。

次に会うことがなければ、
自分がどんな人だと思われても関係ないですからね。
やはり、初対面は得意だけど、
二度目ましては苦手なことに、共感しました。

私は過去に、
『初めましては得意なのに、二度目ましては苦手なの』
という記事を書いています。

春木椿の言葉に、とても共感しました。

初対面の相手は、私のことを知らないから、
その場の空気感や雰囲気で、たくさんのことを
話すことができます。

しかし、二度目ましてとなると、
相手とどのような空気感で接すればいいのか、
どんなテンションで、どんなことを話せばいいのか、悩んでしまいます。

だから、初対面は得意ですが、二度目ましては
かなり苦手です、、、

できることなら、初対面のときにならたくさん話せた、
その場しのぎの関係のまま、
二度目以降の関わりは避けたいかもしれません。

二度目ましてって、難しいですね。

男女の友情って？

多部未華子さん演じる、潮ゆくえは、
二人組をつくるのが苦手な、塾講師です。

そんな潮ゆくえには、昔から仲がいい、男友達がいました。

2人は、男女の友情が成立すると考えていて、
お互いに恋愛感情をもつことなく、
友達として二人きりで遊んでいたようです。

しかし、その男友達が結婚することになり、
女友達と二人きりで遊んでいることを知った婚約者は、いい顔をしません。
そのまま、潮ゆくえと男友達は、もう2人では遊べないと、いう決断をしました。

1人の友人を失ったショックは、
見ているこちらがショックをうけました。

男女だから、ただの友達であっても、
それが成立するとは限りませんからね。

私が婚約者の立場だとしたら、
恋人、夫が、ただの友達だと言っていても、
女友達と二人で遊ぶのは、嫌ですから。

いくら友達だとしても、男女が二人きりで遊ぶのは、許すことができません。
恋人、夫に、嫉妬してしまいます。

男女の友情って、成立するのでしょうか？

私としては、男女の友情も成立すると思います。

しかし、一対一で、二人きりで遊ぶとなると、
ただの友情ではないのではないか、
と感じます。

男女が二人きりで遊ぶのは、
どちらかに恋心や下心がある場合だけだと思います。

ほんとにただの友情なら、
男女混ざった複数人のグループで遊ぶことはあっても、
二人きりで遊ぶことはないでしょう。

二人きりで遊ぶということは、
友情だけでなく、恋心や下心があるのではないか、と思います。

恋愛対象としてみているから、
二人きりで遊びたくなるし、会いたくなるのではないでしょうか。

絶対に恋愛対象ではないと、お互いに感じていたら、二人きりではなく、グループで遊ぶ印象があります。

実際、春木椿には、婚約者がいましたが、
その婚約者は、男友達と二人きりで食事にいくことが多々あり、ただの友達だと主張していました。
しかし、その婚約者と男友達は、
友達以上の、恋人関係になってしまい、
春木椿はふられてしまいます。

春木椿の婚約者としては、ただの男友達でしたが、男友達は、女性としてみていたといえます。
だから、突然、友達以上の関係になってしまったのですね。

また、今田美桜さんが演じる、深雪夜々は、
同僚と二人で食事をしたあと、
友達以上の関係を迫られ、友達ではいられないのか、と感じていました。
深雪夜々としては、相手をただの友達と思って、
仕事などの愚痴を話すためだけに食事にいきましたが、
相手は、下心ゆえに食事に誘っていたようです。

ここにも、男女が二人きりで食事にいく裏に、
友情ではなく、下心があったことがわかります。

やはり、男女の友情は成立するとしても、
二人きりで遊ぶということは、友情だけでなく、恋心や下心があるといえます。

もしかしたら、多くの人が、
二人きりで男女が遊ぶのは、恋心や下心があるからだと感じることで、
ほんとにただの友情でしかない、
という意見を書き消してしまっているのかもしれません。

それでも、恋心も下心もなかったら、
二人きりで遊ぶことは、なかなかないのではないか、
と考えてしまいますね。

ましてや、自分の恋人や夫が、
ただの友達だから、と、
異性の友達と二人きりで遊ぶのは、
全力でとめたいです。

ほんとに友達なの？
相手が恋心をもっていたら、、
なんて考えてしまいます。

そもそも、恋人がいる異性と二人きりで会おうとする人は信用できません。

恋人がいるけど、その人と恋人になりたいと
思っているようにしか感じられませんね。
こちらとしては、恋人や夫が、とられてしまうと、気が気ではないでしょう。

男女の友情はあるとしても、
二人きりで会おうとするのは、
友情以上に、恋心や下心があると
考えてしまいます。

こうした考え方のせいで、
潮ゆくえは、たった１人の男友達を失いました。

潮ゆくえの気持ちになると悲しいですが、
男友達の婚約者の嫉妬や複雑な気持ちも、とてもよくわかります。

男女の友情は、難しい問題といえそうですね。

一対一で向き合ってくれる人がいない

神尾楓珠さんが演じている、佐藤紅葉は、
自分と一対一で向き合ってくれる人はいないと感じています。

佐藤紅葉は、友達も多く、
誰とでも仲良くできるような印象をうけました。

それでも、一対一で深く関わるような友人はいないようです。
誰もが、佐藤紅葉に深く関わろうとせず、
お互いに浅く広く関係をもっている状態といえますね。

誰とでも仲がいいけど、
深く関わる相手はいない。
だから、一対一で向き合ってくれる人はいないと感じることがわかります。

私も学校では、いろんな人の顔を伺いながら、
割と広く浅い関係を築いていました。

いろんな人とそこそこ仲がいいから、
いじめられることもないし、
大人数のなかで楽しい時間を過ごすこともできます。

しかし、広く浅い関係は、
学校という空間から解き放たれた際に、
関係がなくなるのがほとんどでしょう。

その後も続く関係は、
もっと深く狭い関係のはずです。

実際に私の場合、
いろんな人とそこそこ仲がよかったものの、
卒業と同時に、広く浅い関係を築いた友人とは、
誰とも接点がなくなりました。

その反面で、深く狭い関係で、
深く関わってきた友人とは、
現在でもいい関係を築いています。

広く浅い関係を頑張って築いていましたが、
大切なのは、
いつまでも長く続く、深く狭い関係と、考えられないでしょうか。

まぁ、たびたび同窓会をしたり、積極的に連絡をとったりしていたら、
広く浅い関係でも、長続きするかもしれません。

それでも、深く関わるような相手がいないことは、
一対一で向き合ってくれる人はいないと感じることになりますね。

私は、広く浅い関係も、深く狭い関係も
築いてきたため、
深く関わる相手がいないことも、
深く関わる相手がいることも、
どちらにも共感することができました。

深く関わる相手がいないことは、
さみしさを感じますね。

交流関係がよく、誰とでも仲がいい、
という風にみられることで、
余計にさみしさが増すと思います。

誰もでも仲がいい一方で、
誰とも深く関わることができない。

多くの人との関わりはあるものの、
いざというときに、そばに誰もいないような
孤独感を感じてしまいます。

大事なときに、そばにいてくれるような人は、
いるのでしょうか。

まとめ

『いちばんすきな花』1話をみて、
感じたことについて、話してきました。

共感できることもありましたが、心をえぐられるような内容でしたね。

男女の友情の儚さ、さみしさや悲しさ、いろいろな感情を感じました。

まだまだはじまったばかりなのに、
この先、どういった内容になるのか、
興味深いです。

2話以降も、心に響くことがあるかもしれません。
共感できること、もやもやとしたこと、
また感想を残す可能性もあると思います。

ドラマの視聴は、見逃し配信でみることが多いため、すぐには感想を書けない可能性がありますが、
ご了承ください。

ここまで、ご覧いただき、ありがとうございます。
みさきの世界で、少しでも共感や安心を届けまれますように。
みさき