Traveling Alone Diaries #3
(カナダ / バンフ国立公園・レイク編)
ワーキングホリデーでバンフ国立公園に住んでいたころ、とにかく毎日忙しかった。
クリスマス前からお正月明けまで15連勤したし、土日は必ず働かなくては行けなかったから、どんな楽しいイベントにも行けずに不貞腐れたこともあった。
そんな私を見かねて、バンフに昔から住んでいる大先輩がレイクを回ろうツアーを開催してくれた。これがなかったらあんな素敵な場所に住んでいながら、行かずに帰国していたかもしれない。
前日は楽しみ楽しみでお酒をいっぱい飲んで前夜祭をした(勝手に)
まだよく通ったクラブ、サスクワッチはあるのだろうか。
マクドナルドの隣にあって、帰りは必ずポテトを食べたな・・・(それで5キロ太った。)
当日は曇りのような、晴れのような、よくわからない天気だった。
山の天気は変わりやすいなんていうけど本当にそうで、
タイミング次第で絶景が見れるし、霧に包まれて何も見えないなんてこともある。
着く頃には晴れてるといいねと言い合って、車を走らせた。
モレーンレイク(モレーン湖)
朝8時か9時になると駐車場がクローズしてしまうそうなので、1番初めに立ち寄る。
少しトレイルを登って見えた絶景。写真は無加工。
この景色を見ずに帰ろうとしていたと思ったら恐ろしかった。
今までで見たどんな景色よりも綺麗でまるで絵画のようで、いつまでも見ていたかった。
大先輩が撮影したプロっぽい写真。
晴れているうちに!とレイクルイーズに向かう。
レイクルイーズはモレーンレイクの近くにあり、フェアモントホテルも側に建っているのでとても有名な場所。
モレーンレイクを見てしまったあとだったので、感動こそ薄れているものの
奥までいけるトレイルがあるそうで、暖かくなったら必ず行こうと決意。(そしてのちに誕生日の日に決行することができました。)
ペイトーレイク
きつねの様な形をしていて、何よりどの湖より青い!
氷河の雪解けで作られた湖で、氷河の中の小さい岩石のかけらが、光で反射して青や緑の色になって見えるらしい。モレーンやレイクルイーズもそう。
ちなみに現在は改装工事で閉鎖されていて、2021年の夏にグランドオープンするそう。
帰り道にはクマにも会えて、クマ見たさに渋滞が起こる。
草が口についてる!!!かわいい。
この時期は熊が多い時期で、このブラックベアは滅多に人は襲わずに、草とかタンポポとか食べるみたい。さささっと写真を撮って、街の方向に帰る。
この贅沢なレイクツアー、お気に入りのキャンモアのインディアンカレー「Spice Hut」で締めて(ここのバターチキンカレーが今まで食べたカレーで1番美味しい!)
なんてとんでもない、すごいところに住んでいるんだろうと噛み締めた1日だった。