Traveling Alone Diaries #10
(スペイン / マドリード編)マドリードなのかマドリッドなのかいつも迷いつつ私はマドリード派。トロント留学の時に仲良くなったルシアの実家にお邪魔することに。スペインは2度目だけどマドリードは初めて。
空港に着いたのは夜。いつもなら昼間着の便を予約するけれどルシアが迎えに来てくれるとのことで1番安い便を購入した。
ルシアの実家までの道のりでTimHortonsを見つける(カナダに住んだことがある人なら必ず反応してしまう有名コーヒーチェーンで、アメリカのテレビとかでもカナダをいじる時にたびたび使われる。)。
サッカーに1ミリも興味はないが、Wカップになると応援しだすにわかファン。というわけでレアル・マドリードのホームグラウンドへ行った。
そのあとお腹が空いたのでバルへ。
日本で頼んだら3000円以上はしそうなセットが半分程の値段で出てくるので驚く。こんなに食べれるかな?と思ったけれど2人でぺろりと食べてしまった。
当時ルシアはオーストリア人の彼(モデルかのような男前)と付き合っていて、遠距離や歳の差恋愛について話す。恋愛トークに国境はないのだ。
その後はデザートが食べたくなりアイス屋さんに寄った。ヨーロッパはジェラートが本当に美味しい。普通じゃつまらないので、パンにはさむタイプのものを注文。
ここのジェラート屋さんの店員さん(男)がとてもフレンドリーで、
「どこから来たの?日本!?僕の彼氏も日本人〜!」
とナチュラルにカミングアウトしてくれたのも印象的。
ルシアの家に到着し、泥のように寝て起きた日の朝ごはんが
ヨーロッパの貴族になった気分になる朝食だった。
ルシアの家は本当に大きい。家具1つ1つ高価そうなものばかりで、自分の実家と比べてしまった。
朝ごはんをいただいたあとは観光へ。
シベレス宮殿(マドリード市庁舎)。夜になるとライトアップされる。
ブエン・レティーロ公園にあるクリスタル・パレス
閉鎖中で残念ながら中に入れず。
少しでも触れたら壊れてしまいそうな繊細な建物に見える。
パレスの前にあった池で写真を撮ってもらった。
顔が恐ろしくまんまるでびっくり。絶対食べ過ぎ。
どこを切り取っても絵になるような、ずっと外に居たくなる。
バルセロナよりクリーンで道も広く整備されているし、
ファッショナブルな人も多くて歩いているだけで本当に楽しい。
マドリードとバルセロナは、埼玉の浦和と大宮のように敵対している(スペインも日本もサッカーチームがそれぞれあることに書いていて気がついた。)。
ルシアの家に帰ったら、パエリアを作ってくれていた。
ホームメイドのパエリアを食べるのは初めてでちょっと興奮。
お店で食べるパエリアの数百倍美味しい。おにぎりにしておやつとして持ち歩くことはできるだろうか?と聞くことはもちろんできず。ルシアのおばあちゃんにも会うことができて、家族の一員となった気分だった。
そのあとは、ヒップな感じのエリアを紹介してくれた
ルシアとルシアの友達
Lolina Vintage Café
http://lolinacafe.com/
この旅1番のお気に入りの場所だったかもしれない。
映画の世界にいるような、なんだか不思議な感覚だった。
イギリス発のファストファッション、Primarkにも。
上から下まで全部Primark。
何をそんなに売るものがあるのか・・・とよくみると同じものが色んな階にあったりする。ここでは友人の子供にお土産を買った。
私はマドリードが大好き。深い歴史を持ちながらも現代とうまく融合している、綺麗でさっぱりしている街。一人旅にもぴったりだと思う。将来ワーホリで住みたいと思っていたけど叶いそうにないので、今度行くときは1ヶ月くらい滞在して住むように旅行したい。
あんなに簡単に旅行できていた時が夢のようだ。