「未解決事件は終わらせないといけないから」感想※ネタバレあり
ニンテンドーダイレクトを見た時から気になっていた「未解決事件は終わらせないといけないから」をプレイしました。
今回はこちらの感想を書いていきたいと思います。
核心を突くようなネタバレはしないつもりですが、これからプレイする予定の方は読まない方がいいかもしれません。
最初に2人の会話から始まります。
2人の会話から、「犀華(せいか)ちゃん行方不明事件」という未解決事件の存在を知ることとなります。
そして事件発生当時の記憶を思い出していく…
混濁した記憶の中で、
この人と犀華ちゃんの関係は?
この発言は本当にこの人のものなのか?
ただ会話を読んでいくだけでは未解決事件は終わりません。
発言者を変更したり、時系列を変更したりして整理していきます。
整理していくことで見えてくる未解決事件の真相は、といったゲームになります。
率直におもしろかったです。
買ってよかったです。
最初の方は、どんどん登場する人物と会話に頭がついていかず、なかなか全貌が見えてきませんでした。
この全貌が見えない感じが私は大好きでした。
ここからどう進んでいくんだろうというワクワク感がたまりません。
少し進んだところで、もしかしてこうなのでは?と自分の中でなんとなくストーリーが組み立てられていきました。
しかし更に進んでいくと、そこには全く想像もしていなかった真相がありました。
あぁそうだったのか…と。
まるで小説を読んでいるかのような気持ちになりました。
多分こういうストーリーなのだろう、と勝手に自分が想像していたものがどんどん崩されていく感覚がとても面白かったです。
ジャンプスケアはありませんので、ホラーが苦手な方も問題なくプレイできます。
本を読むことが好きな方や、ミステリーが好きな方、考察が好きな方などにおすすめです。
プレイ時間は短めですが、手を出しやすいお値段ですので気になった方はぜひ。