読書メモ:考えて生きる_20220528
土曜日だから。
スナック的な、軽い本をサクサク読みました。
考えて生きられるように変わりたい、って思ってる人がこの本読んだら、怒り出すかもしれませんね。
対談形式なので、意見の深掘りも少ない。
ビジネスマンが喜びそうなホットトピックについて、二人(+時々、編集者)が意見を交換し合う内容でした。
この本のいいところは、検索に必要なキーワードが入手できるところです。
また、書籍だからでしょうか、Youtubeだったら頭出ししただけでざわつきそうな話題も読めます。
メタバースとかアートとの向き合い方とか。
巷ではポジティブな意見が流行っていますが、この本では否定的な側面が語られています。多面的に考えたい人には参考になりそうですね。
すごく面白かったのは、核融合の話でした。
私は原子力発電というとつい、核分裂の方を考えてしまいます。でも核融合についても研究が進んでおり、エネルギー問題解決の要になるかもしれないそうです。
核の話題というと「賛成か反対か」「自然エネルギーに代替できないか」が、メディアでは大多数を占めますよね。
技術の話は滅多に出てきません。
成毛さんの話によると、日本の核融合研究は面白いことになっていそうです。
Youtubeでは回答者を振られているひろゆきさんが、この本では質問する側に回っているのも、興味深いです。
ただ、ひろゆきさんも成毛さんも、質問より回答する方が得意なように見受けられます。
個人の感想ですが。
この本を使って、自分で考えて生きられるようになるアイデアを思いつきました。
「二人の話題を読んだ後、そのトピックに対する意見を200文字くらいでまとめること」。
例えばウクライナがこれからどうなるか、についてもお二人が最近の情報を提供してくれています。そこから自分が、どんな意見をまとめられるか。
これやってれば、考えて生きていけるようになりそう。
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