読書メモ:佐渡島庸平さん「観察力の鍛え方」_20210927
佐渡島さんは、よい仮説を立てるには、よく観察することが必要、と主張します。
そして、観察結果から、新たな問いをたてることで、仮説はアップグレードしていくそうです。
「問い⇒仮説⇒観察」のサイクル。
これを、佐渡島さんは「観察サイクル」と呼んでいます。
このサイクル、おこがましくも、自分のnote毎日投稿している状況と似てるなぁ、とおもいます。
一つの記事を書いて、頭の中を言語化することで、次の記事への問い・仮説が生まれてくる。
「note毎日投稿」は、自分の観察サイクルを回す場所になっているのかも、しれません。
私のnoteのコンテンツ「文章の書き方本の学びを記事にする」。
これも最初は、ライティング初心者の私が「書くって何だろう?/書くことの仕組み化できないのか?」と問うたことがきっかけでした。
記事を書くと、どんどん、次の調べたいことが現れてきて、未だにまとめることができません。
でもおかげで、毎日続けることができています。
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それにしても、不思議な作りをした本でした。
この本の前半、私は前著の「ぼくらの仮説が世界をつくる」の続きとして読みました。前著でも触れていた「観察力」について、今回の本では深掘りしています。
そして本の後半は、「観察」に影響をあたえている、認知バイアスや、人間の感情の話をしています。
どうやらこの後半、次の書籍の前振りとなっているようです。
後半の認知バイアスや感情の話、佐渡島さんが目下、試行中の思考を書き連ねています。本が完成していないやん、といえばそうなのですが、創作する人が好きなのって、完成品じゃないですよね。
前著と、今回の「観察力の鍛え方」と、次に出る本の3冊が、グラデーションをつけながら、つながってる感じ。
こうやって次ができていくんだな。
そうやって読みながら考えててふと、佐渡島さんの「問い・仮説・観察」のサイクルに、既に自分が巻き込まれていることに気がつきました。
観察サイクルを、追体験できる本でした。
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こちらの記事でも、観察力について記載しています。
覗いてもらえると、嬉しいです。
観察力がある状態 = 観察対象について、文章で説明できる
自分でも忘れないようにしたいな、と思っている発見です。
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毎日投稿で、自分や周りの「考え方」を刺激したく、試行錯誤しています。
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読んでいただき、ありがとうございました。
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