読書メモ:本当にやりたいことのかなえ方_20220908
「名言集の正しい使い方」みたいな本でした。
名言集で多いのは、一人の人間の言動をまとめたものです。
世阿弥の「風姿花伝」とか、孔子の「論語」とか。
でも「本当にやりたいことのかなえ方」は、お題別にいろんな人の言葉を載せています。
例えば「運と不運」のお題で紹介されているのは、野村克也、兼好、キューブラ・ロス、の三人です。
複数の人の言葉を併記すると、一つのお題を、複数の人の視点から語ることができるように感じますね。
野村さんの言動からはチャンスが来た時に確実にモノにするための準備と心構え。
兼好法師からはミスを運任せにしない考え方。
キューブラ・ロスからは、それでも避けられない不運に襲われた時の対処法。
それらについて学ぶことができます。
一つのお題について、数人が同じことを言っていたり、逆のことを言っていたり。
複数視点を行ったり来たりするのが、楽しかったです。
そして、私が感じたこの本の面白ポイント。
「お題の設定が優れていること」です。
この本を本屋で見かけて、ちらっと目次を眺めたら、読んでみたくなってしまったんですよね。
普段は、よほど好きな人でないと、名言集など買わないのに。
人生を選択する
才能というもの
才能より性格
自分と社会
努力は報われるのか
運と不運
自信の保ち方
……
このように目次にお題を並べられて、私は内容が気になってしまいました。
スゴイ!、という本ではありませんが、傍に置いて、迷った時にチラチラ読みたい本でした。
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