編集長!原稿の締め切り過ぎても朝まで入稿ならOK?☆
ミサニャンこと版画家のツミヤマミサです!
今日、創作活動情報誌「HAND」の編集長と、電話での打ち合わせをしました。
なかなか、私が書いた原稿のOKが出ません☆Σ(゚Д゚)
編集長が言うには、
・無駄な言い回しが多いので推敲すること
・2ページの記事内容なので文字数を2000字くらいにすること
・写真の図像と文字のバランス
・「作品を語る」ることによって結局何が伝えたいのか
・詰め込みすぎ(なので、次回号は1ページに要約とのこと!)
などと、丁寧なアドバイスをいただきました。
早速、文章を推敲してみる。
マジ、締め切りが存在するので、先ほど送った原稿がこちらです!
*すべての掲載作品は、グループ展宣伝のために作家の了承を取っております。その為、作品写真の無断転載等はご遠慮ください。
必ず、制作者本人の許可を取ってから使用するようにして下さい。
「ART-HIROSHIMA」は、参加されるすべての作家の著作権を尊守し、
著作権制度の理解と普及に努めています。
「作品を語る」原稿、掲載前の原稿全文
この秋に、広島と金沢にゆかりのあるアーチストによるグループ展を開催します。
毎年の開催ですが、開催場所を隔年ごとに、
広島⇔金沢と実際に行き来することで、
アートを中心とした文化交流を繋いていく考えです。
特に今年は、コロナ禍の影響で、
展示自体が開催できるかどうかの不安定な状況となっていますが、
諸所の事情がありましても必ず開催される展覧会を模索しています。
なので、WebサイトやSNSを活用して、
直接会場に行かなくても作品を見ることができる展覧会を構築しました。
これを機に、VR画像
(バーチャルリアリティー画像:スマホやパソコンから会場の展示が仮想現実で実際に見れる仕組み)
を採用しています。
では、実際にその中から7名の参加アーチストの作品を語ります。
1、作家No①西本隆太郎(写真)Ryutarou Nishimoto
広島出身で大阪在住の写真家。
TOEIC990点満点と英検1級を保持し、国際ボランティアにも協力。
前回はネパールで撮影した人物の作品が中心でしたが、
今回は日本国内の風景での出品。
大阪羽曳野市の公園で撮影された1枚。
「希望」は、
カラフルなパラソルでの現代アート的な配置を上手く切り取っている。
心象風景に近い。
観る人によって印象がまったく変わってくる面白さがある作品。
*「希望」西本隆太郎(写真)
2、作家No②中下亜紀子(油絵)Akiko Nakashita
広島市立大学芸術学部卒業。フリーランスの絵描き。
「星の砂」は、
油絵でガラス瓶の中に入れられた貝殻と海砂を緻密に描いている。
いつも息苦しいほどの密度で、画面の端まで細かく塗りこめてくる。
その、モチーフを選ぶ動機がいつも濃くて、
明るい画面に仕上がってはいるが、
実は心の深さ感じさせる作品となっている。
*「星の砂」中下亜紀子(油絵)
3、作家No④西村不可止(油絵)Fukasi Nishimura
山口県出身、現在は広島在の画家。
絵画団体元陽会委員・審査員、
NPOひろしまインターネット美術館理事などを兼任。
「霧氷・石鎚山」は、油彩画ではありますが、
日本画を思わせるような色彩と構図。
背景に見える山々のグレーの色の深みが、霧氷に覆われた樹木と花の白さを際立たせている。
石鎚山は、
四国山地西部に位置した標高1,982 mの西日本最高峰である名山。
*「霧氷・石鎚山」西村不可止(油絵)
4、作家No⑥井上留美(デザイン)Rumi Inoue
武蔵野武術大学卒業後、株式会社デコプラスを設立。
昨年、会社を広島から大阪に移転。
「ATR-HIROSHIM」のWebサイトは作品の1つ。ビジュアル的にデザインされたビジネスアートである。
近年では、写真作品とイラストレーションの制作に力を入れて作品を発表。「ViolinⅡ」は、水彩画を基本に色鉛筆で仕上げた楽器の部分の質感がとても美しい作品。
バイオリニスト石川綾子氏のCDジャケットに、実際のデザインが採用された実力派。
*「ViolinⅡ」井上留美(水彩画・色鉛筆)
5、作家No⑫竹森夏子(版画・陶芸)Natsuko Takemori
広島出身で、金沢美術工芸大学彫刻科卒業。
現在は、東京都内にある美術館の事務職員。
作品は、2版2色の木版画で「冬の公園を歩く」、
赤版が印象的な画面で、デザイン的な要素を多様に含む作品。
シンプルなのが版画的で想像力をかき立てさせる内容。
本人は、過去に公園などの都市計画のデザインも担当、
そのオマージュ的な意味合いが強く、
平面作品なのに立体的な公園のイメージを感じる。
*「冬の公園を歩く」竹森夏子(木版画)
6、作家No㉗大世渡縁(版画) Yukari Oosedo
広島出身で、京都精華大学芸術学部卒業後は、
グラフィックデザイナーとして活躍。
「あの日の出来事」銅版画の作品。
日々、非日常的な非常にシュールな画面を構築中。
韓国製の植物の繊維を漉き込んだ特別な紙を使用しているため、背景に薄い草色を感じる。
作家曰く、特殊な版画用紙で今では入手困難な貴重な紙。
彼女の幼いころのノスタルジーなイメージも一緒に喚起するような、
不思議な作品世界を共有できる秀作。
*「あの日の出来事」大世渡縁(銅版画)
7、作家NO㉙高橋孝夫(版画) Takao Takahashi
版画家。
学生時代は、金沢の紫錦台中学に転入後、金沢泉丘高校を卒業。
現在は、神奈川県在住。
第60回記念日本版画会展にて「烏兎怱怱Ⅱ」東京都知事賞受賞。
「憧れ」は第84回旺玄展にてリキテックス賞&版画フォーラム2019にてセラヴィ賞のダブル受賞。
創作の対象は専ら「猫」、
なんとも猫ちゃんたちの表情がユーモラスで愛らしい。
ネコ好きにはたまらない、
絵の中の猫物語をいろいろと想像できる魅力のある作品。
*「憧れ」高橋孝夫(木版画)
ほかにも、ご紹介しきれないくらい個性的な作家さんが36名も集まっている、盛りだくさんのグループ展です。
グループ展のDMハガキ
「第2回 版画家積山ミサと広島⇔金沢のアーチスト達展 in 広島 2020」
【場所】木利画材・虹色ラボ
広島県広島市安芸区船越南3丁目25-30(JR海田駅から徒歩約7分)
【期間】2020年9月18日(金)~22日(火・祝)
【時間】10~18時
「ATR-HIROSHIM」http://misa-art.jp/
2020年9月20日~2021年5月31日の期間限定で
会場のVR画像をホームページに掲載します。
世界中どこからでもいつでも24時間無料で、展示会場の約120点の作品を見ることが出来ます。
スマートフォン、パソコンなどから、アクセスしてみて下さい。
また、掲載されているアーチストの作品は購入が出来ますので、
HPのフォームから「お問い合わせ」下さい。
(文章以上です。約2000字に削りました。)
編集長!いかがでしょうか?
たぶん、これで校了できるハズなのですが…
朝までの、入稿のお約束で、
もう原稿送ったので、今からもうゆっくりと寝ちゃいます~☆
徹夜にならなくてよかったよ~
もう、頑張るのは絶対に無理。Σ(゚Д゚)ゼッタイ~!
すべては、明日朝起きてみてからですね。