バレットジャーナルのすすめ (ゆるめ)
バレットジャーナルって聞いたことありますか? ざっくり言うと、オリジナル日記術のことですが、わたしは、春の自粛期間に、漠然と日々を過ごしていくのが不安になっている頃、ふとしたきっかけで知り、始めてみました。 それから半年くらい経とうとしていて、やっと自分なりのスタイルが確立されてきたので、今日はその紹介をしてみます。
バレットジャーナルとは?
バレットジャーナル(Bullet Journal =略して以下BUJO)とは、簡単に言うとBullet=記号(カテゴリー分け)+箇条書きで記録する日記スタイルのこと。 普通は日記と言うと、その日あった出来事を文章で書くことですが、これを箇条書きをベースに記録することで、素早く、見易く、纏めることができます。 また、手を使ってペンでノートに書くことで、記憶に定着させ、日々の行動に繋がっていく効果があります。 目標達成や、自己啓発のための記録術とも言えるかな。 必要なものは、ノートとペンだけ、すぐに始められますよ。
KOKUYOさんが、かなり分かり易く基本のBUJOを説明されているので、これをまず一読されることをお勧めします!
女子向きで、かつ本家に沿ったお手本となる書き方は、こちらのサイトを参考に。
改めて見ると、自分のBUJOとのレベルの違いに、今ちょっとショックを受けましたが、時々こうやって理想的なBUJOを確認して、モチベーションを上げることも大切ですね。。
基本のBUJO - わたしの場合 -
こんな風に本やネットで見かけるBUJOは、色やイラストが素敵に書かれていたりして、真似したい!とは思うのですが、そんなセンスもないし、時間もありません。 なので、まずは書いてみて、自分が無理のない範囲でやってみましょう!
わたしの作り方もかなりゆるめです。 年間のページを作った後は、以下3つのLOGだけをルーチンで取り組んでいます。
月の始め:Monthly LOG(1ページ) 今月の大目標。 年間計画のページが別にあれば、それと照らし合わせて、ずれていないかな?、ちゃんと繋がっている目標設定になっているか?を(なんとなく)見る。 Monthly logは、結構ざっくり。
週の始め:Weekly LOG(2ページ) その週の具体的な計画を立てるページ。 基本的には、週をまたぐ前の日曜日の朝に書くことが多いかな。(夜より朝書いたほうが、気持ちがポジティブで良い◎) 前の週のWeekly logを確認しながら、できなかったTo Doを、次の週のTo Do に再度入れたり、入れなかったり。
先週分の項目だけを書き終えたのがこちら。 線を引くときは定規があると便利ですな。
内容は、大きく下記4つの項目+フリースペースで構成します。
- Goal (目標):その週に終わらせたいこと、始めたいこと、など行動の目標。 例:転職活動を始める
- To Do List (やることリスト) 上記の目標を達成するための具体的なToDoだったり、各種やらなくてはいけないこと。 例:職務経歴書と履歴書を完成させる
- Wish List(やりたいことリスト) :週末や時間のある時にやりたいこと。例:チーズケーキを作る、映画館に行く
Goal とTo Do Listが混乱しやすいですが、Goalは大目標で、それを達成するための具体的な行動がTo Doになるイメージです。
- Habit tracker(習慣の追跡): 日々の習慣にしたいことのセルフチェック表。M=Monday, T= Tuesday ・・と、毎日達成できたことには〇をつけていきます。これで毎日〇が増えていって、特にチェックする必要性がなくなれば、この項目には入れなくてもOK。 (恥ずかしながら、わたしは以前、「薬を飲む」のを怠ってしまう嫌いがあったので、このHabit Trackerの項目に入れていました。 今は無事習慣になったので、入れていません。) 例:noteを書く、Running をする、Yogaする、朝本を30分読む、英語の勉強、など。
- その他空欄は、好きなように:余白は好きなように使います。 私の場合は、無印で売っているWeekly Scheduleのシールシートを貼って、予定を書き込んだり、今週読みたい本とか、なんでも好きなことを書いています。
以上は、あくまでわたしの場合の項目です。 始めたばかりの頃は、後から紹介するCocohalさんのテンプレを参考にして、自分なりに項目を減らすなどして設定しました。 内容は自由ですので、必要なアイテムを考えて追加してみてください。 こうやって自分で考えてノートを作っていくのも、BUJOの醍醐味です。
毎日:Daily Log (1ページ) 毎日の記録、日記。 朝と夜に見返します。 書くことは、
朝:体重、前日できなかったこと、今日やりたいこと、やらなくてはいけないこと 、など。
夜:その日起こった印象的だったこと、うれしかったこと×3、ひらめき、体調の変化、など。
これをBUJOのルールに従い、
KEY=記号(〇/ ❤/ ! など)+箇条書きor簡潔なことば、で記録(Log)していきます。
KEY マークのルールは自分で決めてOKです。 わたしの場合は、
〇:やること、できたら〇の中に✓マーク
❤:嬉しかったこと
! : インスピレーション、アイデア
の3つだけ、シンプルですね。
少し恥ずかしいですが、ある日のわたしのDaily Logはこんな感じです↓。(字が汚くて申し訳ない。)
箇条書きに拘らず好きなように書いたりもします。 本家のBUJOではあまり推奨されてないですが、主観的な感情も書きます。(**がむかついたーーどうにかしてくれ~!とか笑) アイデアなどは、後から見て目につくようにハイライトしたりして、自由に書いてます。
毎日のタイミングとしては、1日に2回朝と夜、各5-10分程度、BUJOの時間を持つようにします。 朝にやることを書いて確認、夜はそれができたかの確認と1日の振り返り。 朝はWeekly logを見返して、忘れてるTo Doがないかを確認したり、夜はその日できなかったTo Doを翌日のページに移動(書き写す)させたり。 最後に、Weekly log内のHabit Trackerに、できたことを○してセルフモニタリング、これが大体の流れです。
はじめて良かったこと
BUJOをはじめて良かったこと、私なりに纏めてみますと、、
1. 自分自身に誓いを立てる → 行動に対するモチベーションに
大きな目標があっても、なかなか最初の1歩が踏み出せないことありますよね。 そういった時、BUJOで小さな目標に落とし込んで行動するように自分を仕向けます。自分の手で、目標やTO DOを書く=自分自身に誓いを立てることが、行動へのモチベーションになります。
2. 優先順位をつけられる
To DoもWish Listもたくさんある。でも、残念ながら1日の時間は限られてます。。 たくさんあるTo Doの中から、果たして「今」一番やらなくてはいけないことは何か?を考えることで、自分にとって有効な時間の使い方ができます。 一方、なかなか行動に移せないことは、本当にやらなくてはいけないのか? 自分自答をするきっかけになります。
3. 自己セラピー
わたしは、Daily Logの中で、その日にあった嬉しかったこと・キュンと感じたことや人を、できれば3つ以上、ハート(❤)のマークでメモするようにしてます。 日々の慌ただしい生活の中で、忘れがちな、ハート(❤)の感情ををもう一度思い出すことで、悪いことがあった日にも、そればっかりじゃなかったんだな、って思えます。 毎日そんないいことないよ!って悲観するなかれ。 ハードルは低めに、「ビールが美味しかった」とかで大丈夫。 小さな幸せを見つける練習です。
おすすめのノート
ノート2冊目で、お気に入りに出合いました。MIDORIのこのノートです。
記号を入れるので、BUJOには方眼が付いているタイプがお勧めです。 サイズはA4だと少し大きいので、このA5が丁度良い。 フラットに開くし、紙も上質さがあって、ペンで書いてるのが嬉しいです。
おすすめのYoutube
最後に、私がBUJOを始めた頃に何度も見て参考にしたCoco halさんのYou tubeのご紹介。 BUJOに、女子目線で、素敵なアイデア盛りだくさんで取り組まれており、かなり真似させてもらいました。
noteでテンプレ公開されてますよ↓
BUJO以外のライフスタイル紹介も、おされ&素敵度が高すぎて、ため息が漏れてしまいます。 こんな風になりたいよーー。
まとめ
BUJOの紹介を私なりに纏めてみましたが、いかがでしたか。 日記を書くのは、3日坊主になりがちですが、この箇条書きスタイルであれば、疲れている日や時間がなくても続け易いし、少しずつ自分でノートを作っていく楽しさも感じていけるはず。
日々何気なく過ごしてしまいがちだけど、こうして毎日記録する習慣をつけていくと、計画や目標の管理だけではなく、感情の整理などメンタルにも良い影響がありますよ。 特に、コロナで漠然とした不安に襲われやすいこの時期、一つのセルフヘルプになるかもしれません。
とにかく一番大切なのは、続けること。 完璧じゃなくても、毎日1ページを続けていく、それが一番のコツです。
以上、バレットジャーナルのお勧めでした。