Day63「若おかみは小学生!」
アニメを観ての感想が続くのですが、映画「若おかみは小学生!」とてもよかった!
映画館で上映されていたときにもTwitterのタイムラインのあちこちで好評で気になっていたのですが、観に行かず。今日、Eテレで地上波初放送だったので観てみました。
「録画しているし、先に風呂に入って後で見ればいいかなー」と思いつつ、おっこさんの背負った境遇や、周囲の登場人物のキャラクターの良さなどに惹かれているうちにスルスルと時間が経って、結局、最後まで観てしまいました。
重い場面と軽い場面の緩急が上手で飽きさせないし、途中でアップテンポの挿入歌が入るのも良い。春の鯉のぼり、夏の海岸、秋の紅葉のライトアップなど、季節を描いた背景描写も美しく、一見の価値ありです。
健気に頑張る人の姿を見ていると涙腺にきまして、おっこさんがトラウマを克服する場面で涙が出ました。いやー。あの脚本はすごい。あと山寺宏一さんの芝居が良い。
宿に泊まりにきたひとがみんなエネルギーをもらって明るく帰っていくのもいいですね。
同タイトルの児童文学の映画化ということでメインの対象は子どもなわけですが、子どもを持つ親が観たときに胸にささるというか、自分の子どものためにも長生きしないとなと感じるのでした。