高齢で認知症であっても気軽に利用できないサポートって
お父つぁんの住む地域に、高齢者が安い運賃で利用できるバスがあると耳にした。このサポートが受けられるなら通院の心配がなくなるかも、と期待が高まりました。
お父つぁんが病院へ行く際、付き添いしているのは「うつ病」の妹なのでね。妹が住んでいるアパートも通院している病院も隣町、片道15分ほどではあるものの心配なんです。
高齢者が利用できるバス、どのようなシステムなのかを確認するため、さっそく町役場の担当部署に電話をかけてみました。
結果、隣町の病院までの送迎はできないとの回答でした。
丁寧にいろいろ説明してくださり、本人が予約できれば同町内ならどこへでも行ける、利用料も安く100円ということはわかりました。
ただし、利用者が多くつねに予約でいっぱいなので、希望日に利用できないこともあるようです。
ありがたいサポートではあるけれど、高齢で認知症の人にとっては、利用しづらいのでは……そんな疑問が残ったんですよね。
お父つぁんに関していえば
記憶が曖昧になっているから、
予約のしかたを教えても忘れてしまいそう
携帯電話の使い方もおぼえているか怪しいときがある
近隣の駅まで送ってもらっても隣町の病院にたどりつけるか
そもそも、通院していることもわからなくなっている
これらを考えると、なんとも悩ましい。
わたしが”ちょちょい”と行けたらなんの問題ないのだけれど、頻繁に休暇がとれない、片道2時間半かかる離れた場所に住んでいることもあり、妹に頼ってしまっている。
幸い、お父つぁんは妹が大好き。妹もお父さん子だったため
二人は仲良く一緒に通院しています。
妹は「お父さんのためにできることしたい、わたしも通院してるし同じ先生だし大丈夫!」そして「姉ちゃんは仕事もあるし来るの大変でしょ?」と言ってくれるんです。
彼女は自分のことで大変なのに涙がでるほどやさしい
でも心配。いつまでも負担はかけられない。
そう思っています。
お父つぁんの住んでいる町には大きな病院がないため、住人のほとんどが隣町の病院に通っているんです。
同じような境遇の方はどうしているんだろう
うまくこのサポートを活用できているのだろうか……
なにかいい方法がないか、もう少し調べてみて相談しようと思います。