たとえ優れた才能がなくとも前に進める人が出来ること。
自分の決めた目標や、夢を実際に達成できる人ってそんなに多くない。
多くの人が夢や目標をもって何かにチャレンジするけど、どこかで調子がくるってしまったり、
モチベーションが続かないと言って途中で投げ出してしまう。
成功する人とそうでない人の違いはなんだろうか。
生まれ持った才能? それとも運?
もちろんそれらも大きく関係するだろう。
でも最終的に自分を変えて自分のなりたい姿、目指したいものにたどり着く人に共通しているのが、
過去に捉われないで、むしろ過去から学びこれからの未来の自分の糧にして行ける存在。
私達は生まれてから今まで大きい小さいに関わらず何度も何度も間違いを繰り返して生きてきた。
失敗をして恥ずかしい目にあったり、大切なものを失ってしまったりと自分にとって好ましくないことが起きると人は「この行動を取れば何か好ましくないことが起こる」と無意識的に記憶に学習する。
例えば始めてニンジンを食べて、おいしくないと気づく、
すると次から人参を食べる機会に出くわすたびにしかめっ面になってしまう。
アツアツのやかんがストーブの上に置かれていてそれを知らずに触ってやけどをしてしまう。
すると次回また同じ場面に遭遇した時にこれは触ると危険だと脳が判断するようになる。
これらはほんの一例であって他にも何万通りもの似たようなシチュエーションがある。
これは人間の優れた生存機能であって、実際大きく今まで私達がこうして生きてきたことに大きく貢献してきた。
私達は実は沢山の失敗から学び大きく成長してきたんだ。
でもこれがあまりにも大きくなりすぎるととんでもないメンタルバリアになってしまう。。
それは、
失敗=起きてはいけない事。
という間違った概念が脳に刷り込まれて行ってしまうこと。
こうなってしまうと失敗する可能性のあるものは全て避けようとしてしまう。
完璧でなければならないと凝り固まった考えを持ってしまったり、
自分の得意なものだけ、好きなものだけをして、苦手なもの、失敗を経験する恐れのあるものは避けようとしてしまう。
これはよろしくない😫
失敗して喜べる域に到達する人間はそういないだろう。
誰もが失敗すればイライラするし、ストレスも溜まる。
でもこれらの失敗があるからこそ、その都度修正してより良い自分になっていける。
だからこそ失敗は恐れるものじゃなくてむしろ自分を成長させてくれるチャンスなのだ。。
過去の失敗が今の自分を定義することはできない
過去にどんな失敗を経験しようと、どんな過ちを犯そうと、
本当に大切なのは自分が今何を考えて、何をしているのか。
どんな悪い人でも今からいい人になる努力をすることはできるし、
とてつもない時間はかかってしまうけど必ず変われる。
これらの過去にとらわれてばかりで、「自分には出来ない」と自分自身を 定義づけてしまうと現状から変わることはできない。
私達は過去にも未来にも生きることはできないし、
それらの物事が今の自分自身を定義することはできない。
後もう一つ、自分の殻を破って新たな自分を目指すために伝えたい大切なことが、
失敗にいちいち落ち込んだり、くよくよしない。
上でも言ったように、人生を生きていくうちにあらゆる場面で失敗を経験することになる。
そしてそれらの嫌な経験から、
失敗=してはいけないもの
という考えが脳に刷り込まれてしまう。
でもむしろ失敗とはするべきものであって、
それらの失敗から学び、改善を重ねていくことで私達はなりたい姿になっていく。
失敗=嫌なものととらえるよりむしろ、
失敗=新しい自分に生まれ変わるチャンス
としてみることができるようになれば、ちょっとのミスでストレスを感じることはなくなるし、
むしろよっしゃ!ミスったチャンス到来!くらいの気持ちで楽しむことだって出来ちゃう😂
だからミスを犯して、「自分なんかダメだ」とか、いちいちくよくよするんじゃなくて、冷静になんでミスが起きたのか、何がいけなかったのか、
何を学んでどう改善していったらいいのかをよく考えて必要なものをとことん吸収してやろう😤
そしてこのミスを恐れないという延長線上でもう一つ伝えたいことが、
何度もうまくいかない場面に遭遇しても諦めることを知らない人間
こういう人は強いよ🤔
どんなに才能があっても、少しうまくいかないと簡単に投げ出してしまう人はたくさんいる。
どんなに才能がなくてもひたすらに続けることをやめない人っていうのは誰よりも価値のある人材だと僕は思う。
物事っていうのは自分たちが想像する何倍も進みが遅いもの。
どれだけ結果を早く得ようと努力したところで一日に進める量には限界があって、そして思ったような進み方は絶対といっていいほどしないもの。
何度も何度ももずっこけて、起き上がってまたこけて、時々前に進んでまたずっこけての繰り返し。
でも諦めなければ必ずどこかで自分の目指した景色が見られる日が来るし、これまでの努力が報われる日が来る。
このプロセスを過去に引きずられることなく、失敗を恐れることなくひたすらにこなしていける存在こそ我々の目指したい姿なのではないだろうか。
大切なのは「今何を自分が選び、何を考え、何をするのか」である。
過去にどんな偉業を達成しようと、どんな悪事を働こうと、
つまるところ今が大切なのだ。
だから過去から脱却し、今の自分をとことん磨いていけるあなたでいよう。
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