
【創業ストーリー①】人材業界で見つけた本当の課題とは?違和感が導いた創業の道
こんにちは!Mirise up株式会社採用広報の横山です。
今回はMirise up創業から現在まで、そしてこれからについて、前編・中編・後編に分けてみなさんにお伝えします!
会社概要
設立 :2020年2月5日
所在地 :〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-1-15 L.Biz御茶ノ水3F
サービス内容:有料職業紹介事業「Miractive」(許可番号13- ユ-312555)
採用サイト運用ツール「Miracrew」
採用定着支援ツール「Miracrew cloud」
ダイレクトリクルーティング代行「PRO HUNTING」
人事・採用コンサルティング「Monthly 人事」
採用支援ツールの制作「まるっと制作!」
求人広告・各種メディア代理店事業
Mirise upは今年で5期目。創業時はコロナ真っ只中でした。
代表の上田さんが、どんな想いでMirise upを作ったのか。
上田さんが歩んできたキャリアとともにお届けしたいと思います!
創業までの道のり
~人材業界一筋。でもずっと違和感を持っていた~
"2008年4月、株式会社マイナビでの中途採用の求人広告の営業が僕のファーストキャリアです。毎日テレアポ、毎日対面アポ、営業ですから数字も大切。当時の厳しい上司に叱咤されながら、がむしゃらに働いていました。
入社半年でリーマンショックが起こり、中途採用なんてしたい会社はほぼなく、売り上がるはずがない。でも中途市場は、逆に盛り上がっていて、今だったら考えられないのですが、タクシーの運転手募集に、小さい広告を出しただけで100人くらい応募が集まってしまうような時代でした。
その時に、人材市場ってこんなに経済の変化のあおりを受けるのかと驚きましたね。働く人は、自分の転職したいタイミングがあるだろうに、市況感のあおりで働きたい会社に転職できないということが起こり、なんて不自由なんだと思いました。でも企業はいつだって、優秀で、やる気がある人材を採用したいと思っていて、マッチングの難しさを学びました。
マイナビでは、マネジメントも経験し、沢山会社からも表彰を受けました。自分のHR市場での価値を高める基盤ができたと感じています。
営業として人事の伴走をしていたので、人事側も経験することで、もっと採用を理解したいと思い、事業会社の人事として、年間100名の採用目標を追いつつ、人事評価制度の設計・実装、人材紹介の立ち上げに従事しました。
この時に思うことは、「人事ってなんて、なんて大変なんだ!」ということ。採用しながらあれもこれもそれも・・兼務の多さ。多くの企業の人事がこの状態と知って、さらに、驚愕しましたね。
その後は、株式会社Smart HRに、11人目のメンバーとして入社し、フィールドセールスに従事しました。ベンチャーが大きくなっていく様を見つつ、2017年にディグ株式会社の執行役員に就任し、中途求人メディアの営業、中途人材紹介の立ち上げ、採用コンサル、wantedly代行、indeedの代理販売などをする、営業責任者を担いました。
もうこの時には、起業をしたいと胸に決めていました。人材業界1本でずっといろいろな会社を見てきて、違和感と不自由さを感じていたので、自分の手で解決するんだと思い、準備をしていました。
そして、2020年4月、Mirise up株式会社を創業したのです。"
大切にしていること ~違和感の正体と解決方法~
"僕の違和感はずばり、マッチングのズレだったんですよね。
企業には大抵、採用のKPIがあります。人事もそれを担っています。人事はそのKPIを達成することが会社からの評価ですから、頑張りますよね。時には、KPIを重視してミスマッチな人材でも入れてしまうこともある。しかも忙しすぎて、ミスマッチを見過ごしてしまう。これが起きていることなんです。
また一方で、人材紹介会社で求職者対応をしているキャリアアドバイザーも、求職者に寄り添っている風なのですが、その求職者にフィットする案件が、A社とB社とあったとして、紹介のフィーが高いB社を優先的に推すという背景があります。キャリアアドバイザーも営業ですから、そりゃ高く売り上がる方に入社してほしいですからね。
さらに、求職者ですが、転職したいってどういうときに思います?
いまの会社が嫌になったとき?
人生の目標が新しくできたとき?
家族に現職を反対されたとき?
個人の事情はさまざまあれど、多くの転職希望者が転職へと動くときは、現職への不満や不安から、なんです。逆に、そういった不満が出てこないと、転職支援会社にお世話になろうと思いません。
この企業採用担当、人材紹介会社、転職者希望者の3つのステークホルダーの希望はいつもちょっとずつズレているのに、どこかが我慢する形で、整合性をとっている側面を何度も何度も見てきました。
これが僕の違和感なんです。
すべてがWINになるやり方はないのか?を考えて、僕が行きついた答えが、「すべての働く人に、キャリアの選択肢を提供する」ことでした。
これまでの転職の仕方は、求職者が「ああ、今の会社、キャリアの見通しが立たなくなってきたな…転職しようかな」と、自身の希望にあった転職先を探すといった順番でした。
ですが、世の中の多くの人は、「今よりも自分が活き活きと活躍でき、居心地の良い同僚や素敵な上司がいて、給料が高くて、やりたいことができる働き甲斐のある仕事」があるならば、転職をするのです。
そうすると転職したいと思っているかどうかは関係なく、すべての働く人の支援が出来るので、裾野が広がります。そうすると、針の穴に糸を通すようなマッチングは必要なく、企業とのマッチングの精度も高まっていきます。
求職者側も、転職しようかな・・と思う前に、「こんないい未来があるよ」と選択肢を提案されることで、ちょっと検討してみてもよいかもと、キャリアについて考え、より良い未来を手にできる可能性が上がってきます。
ここが、会社創業に込めた想い
~「働かされてる人」を減らし、「働く人」を増やす~
につながってきます。"
今回はここまで!
上田さんが歩んできたキャリア、創業に至るまでの想いをお届けしました。
中編ではどのような想いでサポートをしてきたのか、また創業1年目時点で考えていたこれからについてお届けします!
次回もお楽しみに!
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