年収の壁対策 /年収の壁・支援強化パッケージ(首相官邸/厚労省)パート・アルバイトの方が「もっと働きたい」を強力サポート(動画等添付)
【年収の壁】政府が対策 壁超えても「連続して2年は扶養内」なぜ2年?
[約9分動画]
2023/09/25
扶養の範囲を超えないように働く、いわゆる「年収の壁」の問題で、政府は「連続2年まで扶養のままにする」という案を検討していることがわかりました。
■政府の新たな対策は朗報か 「連続して2年は扶養内」措置とは?
こうした問題を解消するべく、政府は新たな策を講じようとしています。
まず「106万円の壁」。年収がこの額を超えた人の手取りが減らないように、賃上げなどに取り組んだ企業に対し、1人あたり最大50万円を助成することが検討されています。これは、新たに発生する保険料の負担をやわらげるために給与を増やす。そうなると企業の負担になるので、その分を国が助成するという仕組みです。
そして「130万円の壁」について、政府は連続して2年までは年収130万円を超えても扶養内にとどまれる対応をとる方針です。これは企業側が「一時的な増収である」と証明して、健康保険組合などが個別に判断します。
「働き控え」をしていた人にとって“2年間は気にしなくていい”のは朗報といえます。