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世界トップレベルのアクセラレーター/VC Plug and Play Japanでの3年1ヶ月のマーケティングインターンを振り返る
お久しぶりです。
Plug and Play Japan Marketing TeamのMireiです。
この度、3年1ヶ月お世話になったPlug and Play Japanでのインターンを卒業することとなりました。
明日が最終勤務日なのに今これを書き始めてしまっていて、すごく時間がないので、Plug and Play Japan で3年1ヶ月の間やってきたことを簡単にまとめてみようと思います。
その1: ソーシャルメディア活性化
Plug and Play Japanは、2019年時点ではほとんどソーシャルメディアを活用した発信をしていなかったのですが、TwitterとFacebookでは『スタートアップ速報』と題して過去採択スタートアップの最新リリースを毎日発信し始めたり、LinkedInでは英語での発信やPDFとGIFを活用した発信を強化したりと試行錯誤を繰り返しました。
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670社以上の過去採択スタートアップのプレスリリースをトラックし続け、毎日投稿することは大変でしたが、過去にプログラムに参加していただいたスタートアップから「プログラムを修了してからも僕たちの成長を発信し続けていただきありがとうございます」という温かい言葉をいただけたりすることがモチベーションになっていました。皆さまにもPlug and Play Japanのソーシャルメディアを通じてこれからもスタートアップの活躍を追っていただけると嬉しいです!
その2: スタートアップのTwitterアカウント分析
Plug and Play Japanのアカウントでの情報発信を強化するにあたり過去にPlug and Play Japanが採択したスタートアップはソーシャルメディアをどのように活用しているのかを調べてみました。
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フォロワーを多く獲得しているスタートアップのアカウントはどのようなコンテンツをどのような形式で発信しているのか一度よく調べてみることは、その後のPlug and Play Japanのソーシャルメディア発信にも役立ちました。
その3: noteとeBookでのコンテンツ作成
2020年3月、日常業務である過去採択スタートアップのプレスリリースチェックをしていたところ、新型コロナウイルス感染症に対抗するサービスやプロダクトをローンチし始めているスタートアップが多く存在することに気がつきました。コロナ蔓延と共に出現した新たな課題の解決にいち早く取り組んでいるスタートアップの存在をもっと多くの方々に知ってもらいたいと考え「新型コロナウイルスに立ち向かう100のスタートアップ」というプロジェクトを始動させ猛スピードでnoteを書いたりeBookを作ったりしました。
スタートアップ業界の方々に加え、医療関係者の方、政府関係者の方、教育関係者の方、金融業界の方、生命保険会社の方や、広告代理店の方などにダウンロードしていただき、この頃から翻訳などの日常業務の指示を待つだけでなく、自分の興味を持ったことを徹底的に調べPlug and Play Japanのコンテンツとして発信するようになりました。
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就職活動を終え「働く女性」というワードを自分ごととして捉えるようになってからは、Femtech 領域の女性を支えるサービスやプロダクトを提供するスタートアップに興味を持ち 20カ国108社🌍世界のフェムテックスタートアップ というタイトルのeBookとnoteを書きました。
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全ページ日本語で制作し公開したところ、「英語版はないの?」というコメントが寄せられ、急遽全ページ英訳し英語版を公開しました!
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他にも興味を持ったことはすぐに調べてコンテンツ化を提案していました。
見返すと自分でもなぜこのテーマを選んだのか思い出せないコンテンツもありますが、Marketing Teamの社員の方々がどんな突飛なアイデアに対しても、「いいね!やってごらん!」と言ってくださったからこそ実現できたものばかりです。本当に感謝しています。
また、所属がMarketingであったため Fintech, Insurtech, Mobility, Brand & Retail (現 Food & Beverage), Health, Smart Cities, New Materials, Energyなどの数あるバーティカルを横断的に見渡し学ぶことができたことも色々な分野のスタートアップに興味があった私にとっては最高の環境でした。
ゴールデンウィークに合わせて公開した『休日おうち時間を充実させるスタートアップ7社』懐かしい!この頃の私も、休みがあればとにかく寝る生き物だったんだなと分かり恥ずかしいです。
「コロナ禍はリーマン・ショックを超える大逆風だ」という意見をよく目にするようになり、リーマン・ショック当時 小学3年生だった私は、その頃のスタートアップ周辺の環境について学びたいと考えて『リーマン・ショック期に創業し成功した10のスタートアップ』というnoteも書きました。
小学生の頃の自由研究くらい自由に、興味を持ったトピックについて業務として調べさせていただき、書かせていただける、そんなインターン先は他にないと思います。
もっと個人的趣味趣向丸出しの記事もありました。猫好きが高じて「全米ネコの日に選出された世界の猫スタートアップ代表6社」という猫スタートアップのまとめ記事とか書いてました。この時はリサーチの際に、どの猫スタートアップのウェブサイトを見ても可愛い猫が無限に出てきてデレデレしてしまうという仕事なのか趣味なのか分からない時間を過ごしていました。
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私は大学1年生の春休みにPlug and Play Japanでインターンを始め、最初はスタートアップに関する知識も全くなく、社員の方々に渡していただいた仕事を必死でこなす毎日でしたが(翻訳やイベントの受付、オフィスの掃除だけしていた時期もあります)、2年目以降は自らアイデアを出してコンテンツを作れるようになっていました。それも全て1人の大学生にすぎない私の意見に耳を傾け、私がそのアイデアを実現してのびのびと仕事ができるようにしてくださったAyumiさんをはじめとするチームの方々のおかげです。本当に感謝しています。
Plug and Play Japanはどんな立場の人の意見にも耳を傾けてくれて、挑戦の機会をくださる職場でした。もしこのnoteを読んでくださっている方々の中で興味がある方がいれば、Plug and Play Japanで働くことを数ある選択肢の一つとして検討してくださると嬉しいです。
正社員もインターンもLinkedInからご応募いただけます!
https://www.linkedin.com/jobs/view/2934172539
3年1ヶ月のインターンを経て、4月からは総合デベロッパーに就職し国内外のまちづくりに携わる予定です。そんな進路の選択も3年以上の月日をPlug and Play Japanで過ごし多様な業界の最新のテクノロジーを見てきたからこそ生まれたものだと感じています。
多くのことを教えていただいたPlug and Play Japan Teamの皆様、リサーチの際に感動と勇気を与えてくれた1,000社以上のスタートアップ、関わってくださった全ての方々に感謝を込めて。3年1ヶ月本当にありがとうございました。