第一回輪読会「ナディアが群れを離れる理由 ―変われない組織が変わるためのリーダーシップ」 (2期生)
2期生のプログラムが始まりました。
前回同様、第一回の輪読会は「ナディアが群れを離れる理由―変われない組織が変わるためのリーダーシップ」です。
ミラマネの2期生は各チーム3名の2チームに分かれてプログラムに参加しています。各チームごとに輪読会及び講座を受けていきます。
同じ本を読んでいるにもかかわらず、それぞれのマネージャーが直面している課題と照らし合わせながらディスカッションをしているため、2チームそれぞれで 議論が盛り上がった話題 が全く異なり、各回違った学びが得られる結果となりました。
今回は輪読会の様子を一部お届けします。
ナディアが群れを離れる理由―変われない組織が変わるためのリーダーシップ
この2つの言葉を使い分けることで、マネージャーの振る舞い方を規定することができます。必要な場面に応じて、リーダーとしての役割とマネージャーとしての役割を使い分けを行い、そして、全てのメンバーが身につけるべきリーダーシップとマネジメントについて学んでいきます。
チームごとのディスカッションの方向性
Aチーム:リーダーシップの発揮と受け止め方
本書の主人公ナディアは「群れの筆頭リーダー」ではないながらもリーダーシップを発揮し、組織の変革をリードしていきます。
人事としてのリーダーシップとは?
Aチームは組織改善の取り組みを進める中で、人事の役割とリーダーシップについて深く議論しました。人事は、多くの社外との交流を持ちながら、様々な情報や知見を蓄積しています。この情報の中には、現場の業務効率向上や問題解決のヒントとなるものも多い。幅広い情報や俯瞰的・客観的なコメントが現場にとって有益であるといった意見が、交わされていました。
期中でのメンバーの熱意ある提案の受け止め方
一度、期の目標が設定され、プロジェクトが実行フェーズに入った後で、メンバーからの新しい提案やアイディアを提案された際の向き合い方について、話題となりました。特に、期中に熱意をもって持ち込まれる提案は、その価値や影響をしっかりと評価する必要がある。当初の計画に従うべきか、新しい提案を取り入れて方向性を微調整するべきか。そのような難しい判断を迫られることがあり、その際の判断基準や考え方について、マネージャーとメンバー間での共感や理解を深めるための議論が活発に行われました。
Bチーム:リーダーシップ型?マネジメント型?両刀型?
本書ではストーリーを通じて「マネジメント」と「リーダーシップ」の本質は何か、うまく機能ができた時に何を実現できるのかがまとめられています。
ベンチャーマインドとマネジメント
Bチームは、ベンチャー企業において、リーダーシップを求められる機会が多いという話が出ました。一方で、組織が50人、100人と成長する中で、マネジメントの重要性に気付かされます。組織全体やメンバーとのコミュニケーションにおいて、リーダーシップとマネジメントのバランスをどのように取ればよいか、多くの議論が行われました。
「マネジメントを導入すると、個人の自主性は損なわれるのでは?」、「マネジメントが得意な人を採用した場合、ベンチャーマインドを持つリーダーシップは求められるべきか?」といった問いが浮上しました。これらの議論を通じて、カルチャーへの取り込みや行動指針(Value)を利用することで、リーダーシップを保ちつつ効果的なマネジメントを実践する方法を見出すことができました。
次回予告
「マネージャー」「リーダーシップ」について共通言語を持った上で仲間と輪読、議論をすることで1人では得られない新しい視点を得ることができました。
次回は講座パートの第一回「Why?-なぜマネージャーが必要なのか-」です。
今回の課題図書より学んだ「マネージャー」「リーダー」について正しく認識をした上で自分たちが求められる「マネージャー」について理解を深めていきます。
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