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「なんで勉強しないといけないの?塾って必要?」

もし、子どもに「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれたら、どう答えますか?

第4回目のポッドキャスト(子供と考えたいこれからの世界|家族で未来予報)では勉強や成績について話しました。

学校へ行って勉強することが子供達の大切なしごとですが、学び方はもちろんのこと、”優秀大学=良い会社への就職”という考え方が希薄になっている現代の子供達に家族としてどの様なサポートをすれば良いのでしょうか。

国民性の違いも加わり、アメリカと日本の小学校では教育のアプローチが異なる様です。ポッドキャストの会話の中で出て来た大きな違いは、日本の小学校ではどの科目でもいい点数を取り、それ以上を求めないところがありますが、アメリカでは得意な科目はより上のレベルをチャレンジ出来る体制があります。もう一つは、クリティカルシンキングの能力を育てる事が重要とされているアメリカでは、全体的に子供が意見を言ったり、討論したりする機会が多い様です。

日本の小学校は一クラスの人数もアメリカよりも多いため、どうしても先生が教えるのを聞く、という一方的なスタイルになりがちです。ただこうした能力は家庭内の会話などでも培う事ができます。ニュースやテレビを観ながら『これについてどう思う?』などと意見交換出来る習慣を作ると良いと思います。

アメリカでは小学生から当たり前に行う
mock election(模擬選挙)

ポッドキャストでご紹介した、アメリカでは小学校(primary school)から行われる、mock ellection(模擬選挙)。単に、模擬選挙をするだけでなく、自分が支持する人、敵対する人の支持者になりきり、支持する理由などを伝えあいます。
日本ではこのようなことを学校では行いませんが、幼い頃から、政治に興味をもつことは政治への関心が高まり、選挙の投票率も上がると思われます。さらに自分の意見を相手に伝えること、相手の立場に立って物事を考えることは、仕事でも人間関係でも重要な能力ですので、日本でも小学校から取り入れてもらいたいと個人的には思います。

mock ellection(模擬選挙)をわかりやすくご紹介している動画(高校生、小学生)はこちらです。


次回のテーマは子どもと話たい「戦争」の話。
「日本は平和な国だから戦争はないよね?」です。
お楽しみに!

今後もnote、ポッドキャスト更新していきますので、是非、チャンネル登録よろしくお願いします。

また、『こんなテーマを話して欲しい!』などコメントなどございましたらこちら記事、または、kazoku@miraiyoho.comまでお願いします。


■ポッドキャスト「子供と考えたいこれからの世界 」とは
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今まで普通だと思っていた概念、物事が進化し目まぐるしく変わっていく現代社会の中で、これからの世代が自分らしく開花出来る様に彼ら・彼女らの明るい未来のサポートをしたいと願っています。そのために家族はどんな事に子供達と目を向け、自分たちにどんなアップデートが必要なのか、ポッドキャストのホスト三人がそれぞれの視点から考えます。
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