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自律性を尊重したら◯◯するようになった

このところ、娘と話す機会が増えた。
(あ、3号とか呼ぶのはやめることにしました。ロボットみたいって声が。確かに!)
思春期の娘、増えたと言ってもタイミングを間違えば全く話にならないが
それでも以前よりずっと向き合えている感じがする。

モチベーションはなぜ高まった?

「今やりたいこと」にフォーカスしていたら↑↑
少しずつ日々の生活が整ってきた感じがする。
それは娘も同じように感じていたらしく
すかさず「どうしてうまくいってるのかな」とポジティブアプローチ

しばらく考えた娘。
「好きなことやりたいだけやったからかもしれない」とのこと。
特に新しい知見ではないが(笑)
やりたいだけやったら生活が整うんだ
と体感できたことは大きな学びかも。

生活が整うと、意欲が湧くのか
絵を描くことの他に、気がつけばYouTubeで料理動画ばかり見ている。

以前の私なら
ここでまたYouTube三昧!悪!
となっていただろうが、今回は見守ることにした。
彼女の中では料理に対するモチベがめちゃくちゃアップしているらしい。
(シメシメ・・・)

自律性を育てるには

私は、子育てのサークルや、子育て本を読むことなど、子育てに関する事柄を学ぼうという気があまりない。
端的にかくと、好きではない。
それは、長男の子育てに失敗しているからという思い込みと
今さら子育て本を読んだり学んだりしたって
過去の失敗は元に戻らない。
そして、子育てなんて千差万別、正解なんてない。
と思っているからだ。

だから、長男が不登校になり始めた時
大学の臨床心理相談室には通ったものの
そういう親の集まりには1回も行かなかった。

そんな私が2019年の暮れに
友達からの紹介でこの本に出会った。

正直、友達からの紹介でなかったら
おそらく買っていない。(ごめんなさい)
だって、タイトルがそれでなくても子育て本に縁のない私が
手に取るとは思えないものだったから。

ところが、この本は子育て本というより
親の私が幸せになるための本だった。
本の紹介をしていると別ページができてしまうので省略するけれど
この本のP.170~に娘の状態が書かれている。

P.174
⑤内発的調整
それ自体が楽しいので取り組むという自律性が最も高い状態で、自分の中に行動の原因があります。自分の価値観と勉強するという価値観が完全に混ざり合っている感じです。頑張るし、幸福度も高い幸せな子どもたちです。

世界に通用する子どもの育て方 松村亜里著

本の中では勉強を頑張るという事例が書かれているが、
娘の場合は絵を描くということが楽しく、意欲が湧き、
絵の他にも好きなことを見つけてそれを頑張っている。
ということになる。

なぜ娘が自律性を持てるようになったのかといえば、
それは私が一時的にせよ娘のコントロールをやめたからだと思う。
学校の家庭学習を1日2ページやるということが
ものすごく心的負担になっていた娘にとって
さらに親から「宿題やったの?」
と聞かれる毎日は相当ストレスだったに違いない。

ある日を境に、全く言われなくなり
さらに好きなこと好きなだけやっていいよ
といわれ、拍子抜けしたぐらいだと思う。

我が家のシェフ

自律性が高まり
何をするようになったかというと
娘は料理をするようになった。

YouTubeで作りたい料理を検索し
それをノートに書き留め
必要な食材をピックアップし
ネットスーパーで買い物。
ここまで私は一切関与していない。
(ネットスーパーへの注文を教えただけ)
ほぼ毎日夕飯は娘が作っている。

専属シェフ

帰ってくるとご飯ができているので
フルタイム勤務の私は
めちゃくちゃ助かっていて。感謝感激!サイコー!

日中、私は家にいないので
(引きこもりの長男はいるけど)
がらんとした家の中で一体何をやっているかなーと
心配になってしまうのだけど
料理や絵など夢中になるものがあるので
少しその不安は解消されている。

今、私はコーチとしても活動しているが
コーチングの更なるスキルを得るために
ポジティブ心理学コーチングを学んでいる。
ベースがポジティブ心理学で、まずは体験してみたいと思ったら
こちらに参加してみることをおすすめ。

なんだかものすごくうまくいっているのだけど
そればかりではないのが現実・・・。
クラスジャパン小中学園に体験入学しているものの
それを学校に伝えた時の微妙な空気など
色々ある。

続きはまた次回。


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