学校に行くべきだから不登校なのである
そもそも不登校って
数値で表す不登校の定義は、「30日以上」学校を欠席した児童生徒を指すようだ。
3号はまだ不登校ではないが、時間の問題かな。
学校は行かなければいけないのだろうか?
ふと思った。いえ、1号の時から思っている。
学校って必ず行かないといけないのだろうか。
ほら、こんなふうに言っている人もいる。
Amazonの購入履歴を見たら、2019年の2月にこの本を買っていた。
3年前の購入っていうのが、今にして思えば不思議だけれど。
だって、1号は不登校から引きこもって6年目になっていたし、
3号は、小学校の時は別に普通だったし、
2号は高1でインターハイに出場するような仲間と一緒にテニス三昧の日々だったから。
それでも気になっていたのは、1号の選択、親として選んだ道が良かったのかどうか反芻していたからかもしれない。
学校は行くべきだ。
が前提になっているから、「不登校」という言葉が生まれるのではないか。
学校は行かなくてもいい。
こんな世界には「不登校」なんてない。
アメリカでは、学校に行くか、
家で勉強するかを選べるところもあるという。
家で勉強することを選んだ子どもは、「不登校」じゃないよね。
娘の考え
とは言え・・・
今の日本では、学校は行くのが当たり前の世界。
私たち親子は、学校に行くメリット・デメリットと
学校に行かないメリット・デメリットを一緒に考えた。
学校に行くメリット
・時間割通りに授業が受けられる
・友達と会える
・部活に参加できる
・修学旅行に行ける
・社会勉強の場になる(これ3号の発言!)
学校に行くデメリット
・時間割で決められたことしか学べない
・友達関係がうまくいっていない場合は苦痛の時間になる
・自由な時間が少ない
学校に行かないメリット
・時間が自由使える
・好きなことに費やす時間が増える
学校に行かないデメリット
・学習の遅れ
・友達との時間が極端に少なくなる
・社会勉強の機会がなくなる
ネットの中学校という選択肢
メリット・デメリットを
あーでもない、こーでもないと考えて(こんな時間は1号の時は全くなかった。)行き着いた一つの答えがネットの中学校。
3号は、少し部活での人間関係に疲れているのか(それはLINEがコミュニケーションのメインになっているからか・・・)教室に入って行くことが辛くなってきたようだけれど、学校の役割である「学びの提供」について、学校に行かなくなることで遅れが出ることは少し心配だと。
そして、「通知表ってどうなるの?」と。
(思えば、1号の時は、こんなことは考えたこともなかった。あの頃、スタディサプリが出始めの頃だったか・・・。彼は3号と違い、人間関係の問題に加え、学習面での遅れが不登校のメインだったから。)
学校だけが学びの場じゃないということは、このコロナ禍で証明されているわけで、それは、ありとあらゆる学習支援ツールが世に出回っているのを見ても明らかである。
ただ、上記のクラスジャパン小中学園がちょっと巷のそれと違うところは、
「学校に出席として認めてもらうように働きかける」というところだった。
3号はそれを知って、少しホッとしたらしい。
ただ、この時点では海のものとも山のものともわからないので、とりあえず体験入学(1ヶ月)してみることにした。
体験入学まで10日ほどあったのだが、その間に3号に少し変化が出てきた。
いや、少しじゃないかも。かなりの変化。自律性がメキメキ成長したといったところ。
それはこの本に詳しいのだけど、続きは次回。