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009.幸せ求めたはずなのに ...不安やおそれが離れないのはなぜ?
「幸せ」は外の世界に求めても、心のスキマを埋めることはできません。
例えば、「寂しいから恋人が欲しい」と思っている人が、実際に恋人ができたとします。その間、しばらくは幸せを感じられるかもしれません。
しかし、一度離れると「寂しい」「辛い」「悲しい」といった感情が湧き上がります。さらに、別れることになれば、その悲しみは「憎しみ」や「恨み」に変わり、より深い不幸を経験することになることもあります。
これは自分の外側、つまり相手に「幸せ」を求めている限り、相手がいなくなれば不幸になるという仕組みです。
また、老後の不安を埋めるために「1億円欲しい」と願う人が、もし宝くじで1億円を当てたとします。当たった瞬間は幸せを感じるでしょう。
しかし、その喜びも束の間。「お金を失う恐怖」が襲ってきます。貯金が減るたびに不安になり、電話が鳴るたびにセールスや誘いの連絡が入り、不安は増幅します。そして、周囲の視線や評判が気になり、外出すら難しくなる…。そんなストーリーが想像できます。
このように、「〇〇があれば幸せ」「〇〇を手に入れれば幸せ」といった考えでは、その幸せは一時的なものに終わります。特に「不安」や「恐れ」を動機としている場合、その結果も不安や恐れに繋がりやすくなるのです。
現代社会では「不安」や「恐れ」の感情が渦巻いています。ニュースを見れば不安が募り、街の広告もその感情を利用して利益を得ようとしています。
「万一の病気やけがに生命保険」という広告を見るたびに、私たちは「病気になるのは当然」と信じ込まされているかもしれません。
「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」と不安が膨らむばかりです。
そろそろ、この「不安と恐れの牢獄」から抜け出し、目を覚まして「幸せの世界」に進みませんか!無理だと思わず、信じてみて欲しいのです。
まずは、不安や恐れが動機になっている自分の行動や言葉に気づくことが大切です。
そして、恋愛の場合なら、「寂しさを埋めるための恋愛」ではなく、「共に幸せを分かち合う」純粋な愛でパートナーを求めてみて欲しいのです。
そして、未来への希望や明るいビジョンを…≪愛を基準≫にしてそれを動機に変えてみてください。
老後や万一に備えるための貯金も、ただ不安を埋めるためなら一度考え直してみてください。不安が動機では、そこに引き寄せられてくるものは…想像がつくはずです。
お金をあなたの安心として抱え込むのではなく、心がワクワクするような明るい未来を生きるために今使ってみた方が楽しいはずです。
そして、まずは「今ある幸せ」を自分の内側に目を向けてみましょう。
朝目覚めることができる幸せ
家族や友人がいる幸せ
暮らせる家がある幸せ
美味しいごはんを食べられる幸せ
働ける仕事がある幸せ
当たり前に見えるものこそ、本当はかけがえのない幸せなのです。
まずは、目の前にある幸せをしっかり味わうことから始めてみませんか。
気がつけた人から、囚われていた「心の鎖」が外れていくはずです。
今までこの地球は、不安やおそれがたくさん見えていたかもしれませんが、不思議とだんだんそれが幻想に見えてくるはずです。
大丈夫、この世は楽しいのです!!!
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