
Part-05 商品・CRM・CXの Personalize:パーソナライズ とは 本当のコスメ開発とCXの成功ポイント
ビューティー業界におけるパーソナライズの重要性
パーソナライズの定義と利点:
パーソナライズとは、個々の顧客に最適な体験を提供すること。
デジタルカウンセリングやアンケートを通じて、顧客に合った商品を提案。
顧客が納得感を持って購入できるため、継続利用しやすい。
データの活用:
顧客のプロファイリングデータ(年代、性別、肌質など)と購買履歴を組み合わせて、最適な商品やコンテンツを提案。
ウェブサイト上の行動データも活用し、細かくパーソナライズを実現。
コンテンツの重要性:
商品が少ない場合、コンテンツ(ブログ記事、顧客の声など)を多く設定し、顧客の動機やストーリーを伝える。
顧客の共感を得ることで、ブランドへの帰属意識を高める。
成長フェーズの商品拡張:
顧客視点で商品開発を行い、ユーザーにとってのベネフィットを重視。
基礎化粧品のラインナップを例に、洗顔やクレンジングなどの関連商品を開発。
まとめ:
パーソナライズは、顧客体験を向上させ、ブランドロイヤリティを高めるために重要。
データを活用し、顧客に合った商品やコンテンツを提供することで、継続的な利用を促進。
成長フェーズでは、顧客視点での商品開発が鍵となる。
■トークゲスト
松崎 淳 様 プロフィール

2014年に医薬部外品、化粧品、健康食品のOEM会社に営業としてジョイン。
OEMの枠を超え、新規で事業を立ち上げるスタートアップや異業種から参入するクライアントに対し、商品の企画はもちろん事業の立ち上げまで包括的にサポート。
部門長、執行役員を経て、2019年10月に代表取締役社長に就任した。
その後、化粧品、健康食品を販売するメーカーの取締役を歴任し、現在はD2Cを展開する企業の事業戦略、商品企画を支援するビジネスコンサルタントとして活動している。
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曽川 雅史 様 プロフィール

株式会社シナブル
クライアントコミュニケーション&マーケティング部 部長
クラウドCRMベンダーにて法人営業でトップセールスを達成後、同社のWebマーケティングを担当し、子会社にて広告事業の立ち上げに奔走。
その後Webコンサルティング会社へ入社。大手企業への法人営業に従事。
2020年シナブル入社。これまでの経験を活かし、施策の自動化をベースとしたEC売上向上を支援している。
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購入後のフォローアップとアンケート
要約: 購入後のフォローアップとアンケートのベストプラクティス
購入後のフォローアップ:
購入後のアンケートは必須。サンキューページにアンケートを掲載し、ブランド認知度や購入動機などのデータを収集。
フォローアップは商品ごとにカスタマイズ。リピート購入率の高い商品は早期フォローアップ、1回限りの商品は配達後数週間待ってからフォローアップ。
アンケートの頻度:
アンケートは多ければ多いほど良い。データ収集のため、毎月アンケートを送信し、オプトイン率を高める。
UGC(ユーザー生成コンテンツ):
本物のUGCに重点を置く。偽のインフルエンサーのUGCは効果が薄い。
本物の顧客レビューや証言、ライフスタイルビデオなどが効果的。
セールシーズン中のプロモーション:
シンプルで強力なオファーを目立たせる。リマインダーメールを送信し、すべてのチャネルでオファー内容を明確にする。
過去に効果があったオファーやメディアミックスをリミックスして拡張する。
顧客フィードバックループの作成:
ファンと提携し、製品のフィードバックを得る。
強力なコミュニティを構築し、広告とランディングページ間のメッセージの一貫性を保つ。
広告コピーやリターゲティング広告を最適化し、コンバージョンを増加させる。
商品・製品ライフサイクル戦略:
季節ごとの商品・製品メールを構成し、自然なショッピングサイクルを反映する。