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自信に“根拠”を持つ!30歳からのキャリアの育て方

仕事柄、日々多くのビジネスパーソンにお会いしますが、「この方すごいなぁ」と思う人にはある共通点があることに最近気づきました。
 
それは「自信に根拠がある」ということです。

よく「根拠のない自信が取り柄です」的な言葉を耳にしませんか?私も過去にはそんなことをよく言っていました。
 
ただね、、、
若いうちならまだしも、30を過ぎた大人がそれ言っちゃうのって、なんだかイタいなぁとこの頃思ってしまうんです。
 
これが20代なら、まだ経験や実績が少ない分「根拠のない自信」が最大の強みになることもありますよね。
 
見えてないからこそ恐れず突っ走れる。
知らないからこそ臆せず飛び込める。

 
皆さんも過去にそんな経験があるのではないでしょうか?
 
でも社会人5年目を過ぎて、遅くとも30を超えてからは、働く自分と向き合う際、ある種の「戦略」が必要かなと思うんです。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

これは私の愛読書「孫子の兵法」に書かれたあまりに有名な一節。「相手の状況と自分の実力を正しく知ることで、負けない戦い方ができる」という意味のことわざです。

まずは己を知ることから始めましょう。例えば、

①何が得意で何が苦手か?
②何が好きで何が嫌いか?
③どういう環境だと頑張れて、どういう環境だと頑張れないか?
④”やりたいこと”と“できること”のバランスはどうか?
⑤モチベーションのスイッチは何か?
⑥何で最も周りに貢献できるか?

 
こうした問いに瞬時に答えられる人は少数かもしれません。一方で⑥が見えないうちはキャリアに迷いが生じやすいとも言われています。

もちろん年齢に関係なく「私は私としてこれでOKである」という無条件の自己肯定感は生きる上で不可欠です。まぁ、そんなことは言うまでもないことなんですけど。
 
それとは別にやっぱりね、大人が持つべき自信って「人の役に立ってこそ」だと思うんですよ。
 
・数多くやっていること
・長く続けていること 
・準備を怠らなかったこと

なんだかんだ言ってこの3点のいずれかがあれば、人より秀でている“何か”を生み出し、結果、人から喜ばれている「実績」に繋がるんだと思います。

毎回準備をして、プロセス踏んで、改善し続ける“積み重ね”からのみ「根拠のある自信」がにじみ出るのでしょうね。

仮に自分自身を顧みず、間違えた方向で間違えたエネルギーを使ったあげく
「それでも私はきっと何とかなるっ♪」という根拠のない自信だけが残ってしまった場合、どうなるのか??
 
人としては全く問題ないと思うんですが、キャリアという意味では、、、少々残念な結果が待っているかも知れません。
 
根拠のない自信は若さの特権!
大人は根拠のある自信を積み上げていきたいですね。
 
どなたにも必ず輝ける分野があるから。
そのうちこの話は詳しくしようと思います。

株式会社みらいびと 

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