複雑な思い

今年は、年明けから大きな震災が起こった。
あの地域には、知り合いも住んでおり、地震情報を見てすぐに心配になった。震度７の数値を目にして、すぐにニュースやSNSをチェックした。

自分自身が、震度6弱を経験したことがあったが、私が体験した地震より強い地震。大津波情報の文字を見た時に、東日本大震災の津波の映像が頭をよぎった。

幸い、私の知り合いは全員ケガもなく、家族も無事の連絡をもらい、胸をなでおろした。

ニュースやSNSでは震源地近くの地域の悲惨な状況が随時アップされ、被災者自身からの投稿もたくさんあり、いたたまれなかった。
なんと自分は無力であるかと。

莫大な資産があるわけでもない。
すぐに何かできる技術も力もない。
心の中で「どうにか助かってほしい。」と願うことしかできない。

何のとりえもない私が、被災地のためにできることは、とても小さなことだろうが、たとえ少しでも、何かしらの力になれたらと思う。