逆境から見える未来
先日、お給料をいただきながら進学できる大学のご紹介をしました。
この記事の最後に、ある漫画を紹介しましたが、世間で言うところの格差問題により、進学をあきらめ、親の店を継ぐつもりでいる青年が主人公です。
この漫画の主人公は、日ごろから実家の店を手伝い、お金には大変シビアです。本人は勉強好きで、高校では学年トップの成績で、先生や周りからは進学を進められますが、自分の家の収入では進学は厳しく、家業を継ぐか、就職するつもりでいると話します。しかし、勉強を続けたい気持ちも有りますが、これと言った目標も無く、悩んでいます。
まとめると、彼は高校3年生時点で、
学費が無い(お金が欲しい)
勉強がしたい
将来の夢(やりたいこと)は特にない
という状況でした。
そんな彼が、あることがきっかけで防衛大学校の存在を知り、大学校へ進学を決意。見事合格し、防衛大学校は進むことになり、大学校での日々が漫画に描かれているというわけです。
彼の環境は、イマドキの表現で、「親ガチャ外れ」となりますね。
勉強が出来て、周りからは早慶は余裕で、東大も狙えるという風にみられていながら、家庭にはお金が無いため、いわゆる格差で大学へ進むことは難しいというわけです。
近年、「親ガチャに外れた」、「貧困による教育格差を何とかしろ」そういう声が高まっていますが、周りに求めるばかりでなく、苦しい環境から自らの使命を見つけていくということも、必要なのかもしれません。
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