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人生を豊かにする創作のコツ

技術的な事を言うなら、それぞれの領域での先人を、模倣することが主になると思う。

「なぜ」を考えながらね。なぜこの形?なぜこの表現?何を伝えたかった?目的は何?と。

今回はその上にある「ネタ探し」について考えていこうと思います。

まず前提として、0から創作活動は出来ません。どうあったって何かから連想したり、オマージュしたりするでしょ。
好き勝手に絵具をキャンバスに塗りつけるのだって、用意されてる筆や絵具を使ってるもの。

また、自分が満足すれば良いなら、好きな事を書き殴ったり描いて良い。
しかし、他の人にも伝わる物を作りたいなら、当然ながら伝わりやすい「型」がある。
僕も含めて、大多数は後者のような創作がしたいんだと思う。
自己満足を突き詰めると、技術の向上を求め出す人は多いんじゃないかな。

で、技術的な型は先人から学べ、と言う話です。

より大事なのが、題材選び。
俳句でも、優れた俳句はまず着眼点が非凡であることが多い。詠ってる感情は共感を呼ぶ物なんだけど。
そういう感受性の高さは、どう磨くのか。
結論から言えば、視野の広さと共感性、興味、自分の感情に正直になることではないかと思う。

まず視野の広さ。
これはもう、行動ですよ。
まず散歩。とにかく外に出ること。それで、色んなことに注意を向けてみてください。
外に走ってる車だとか、その辺の小石だとか、空だとかに。立ち止まって辺りを見渡すってのは良いかもね。

そして、情報がごちゃごちゃになっているところに行く。本屋さんの雑誌コーナーとか、良いかもしれない。
人通りの多い雑多な路地なんかも、人間観察や宣伝広告、ビルや道の形なんかを気にしてみる。

ここまできたら、さらに、新しいことに手を出す。
例えば、本屋に入ったら、普段の自分では絶対に買わないようなカテゴリーの雑誌を買ってみる。(これは非常におすすめ。数千円で新しい世界を知ることがてきて、手軽で有用。)
入ったことのないカフェに入る。バーに入る。
普段では買わない食材を買う。

このように、意図的に新しい事を取り込むこと。勇気を出して、知らない世界に飛び込む。これが視野の広さに繋がります。(全然知らない領域の本を読んだり、知らない街や駅に行く、自然に触れるなども有用です。)

さて次は、共感性。
こいつは難しいですね。僕の乏しい経験では、様々な場面で「自分ならどうするか」と考えること。
または、感情の機微が丁寧に描かれている小説を読むことでしょうか。(宮本輝と重松清はオススメです。他にオススメがあれば是非教えてください。)

次、興味。
これは結局、調べることだと思います。
それも、周辺のことも含めて。
興味を絶やさないためには、今の自分が興味の無いことも、わざわざ調べる。

例えば仏教だったら、仏像だとか、お経とか、どんな人が始めたのか、お寺って何のため?とか。初めは興味なくても、色々調べちゃう。で、つまらないと思ったことは早めに切り上げて、次のモノに移る。
そうすると、不思議と興味が湧いてくるものが出てくると思いますよ。

ではそもそも調べるトピックはどう探せばいいの?と言ったら、最初の視野の広さに繋がるわけです。
外へ出て、新しい物を吸収し、色んなものに注意を向ける。そこで、とにかく何かを発見して、調べることです。

毎日知らない事を最低1つ調べることを日課にすれば、今まで見落としていたものも注意深く見つけられると思いますよ。

最後、自分の感情に正直になる。
難しいことに見えるけど、そうでもないんだなこれが。
今日見た映画の感想とか、受けた授業がどうだった、どう思ったかというのを、言葉にすること。Twitterが手軽で良いかも知れない。
ネガティブなものでもポジティブなものでも良いから、一日一個でも何か言葉にする。
慣れてくれば、書かなくても自覚できるようになるはず。
ただ、だから嫌なことはやらなくなるのは違うけどね。嫌なことを嫌なことだときちんと認識した上で、それを嫌でなくす工夫をしよう。

とまあ、こんなところでしょうか!
いかがでしょう?結構具体的な内容にはなってると思います。
感受性は磨くもの。自分で自分の可能性を広げましょう!

読んでくれてありがとうございました〜!



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