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第65号【ミラコン通信】▽未来の学習コンテンツマガジン▲【 2024年12月10日発行 】 IEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS) 日本は小学生の理科が6位に下がるも高水準を維持
■【ミラコン関係イベント】
▼未来の学習コンテンツEXPO HP
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
▼「未来の学習コンテンツEXPO 2024」(冬期)の開催
・日時:2024年12月25日(水)
・会場:東京富士大学(東京都新宿区)で開催予定
・テーマ「2040年に働くための学びのコンテンツ ー教育データを活かした評価ー」
・基調講演1「教育DXを展望する(仮)」田村恭久(上智大学理工学部教授)
基調講演2「教育データサイエンスセンターの取組(仮)」白水 始(国立教育政策研究所総括研究官)
シンポジウム 個別最適な学びを効果的にする学習評価のCBT化とIRTの導入
登壇者:楊 達(早稲田大学文学学術院文学部教授)
登壇者:光永悠彦 (名古屋大学 大学院教育発達科学研究科 准教授)
登壇者:CBT運営団体
そのほかセミナー、ワークショップなど多彩なプログラムを企画中です。
申し込み:https://miracon2024winter.peatix.com/event/4183679/
※未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)出展・協賛・公募募集のご案内
https://gakujoken.or.jp/ghp/miracon2024-w-kyousan/
▼「「超AI世代教育の放談会」オンライン開催のお知らせ
開催日:2024年12月25日(水)12:00から1時間程度
オンライン開催
2024年12月25日(水)は学情研主催「未来の学習コンテンツ-EXPO」が開催されます。
本イベントのプログラムの1つとして、「超AI世代教育の放談会」を開催いたします。「未来の学習コンテンツ-EXPO」は対面ですが、「超AI世代教育の放談会」はオンラインのみで開催いたします。
参加費は無料です。
申し込み:https://miracon2024winter2.peatix.com/event/4232496
▼未来の学習コンテンツ関連HP
・日本語リーディングリテラシー研究会
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
・「学びをまなぶ」Webサイト
https://mitsumura-edulab.org/
・まなびをつくるまなびをつなぐ
一般社団法人つくるとつなぐのまなび
https://cilo-j.org/
・公益社団法人学習情報研究センター
https://gakujoken.or.jp/
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■【Pick Up:話題の教育テーマ・教育資料】
・高等教育の在り方に関する特別部会(第13回)配付資料
急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方(答申(案))について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/053/siryo/mext_01965.html
・40年の大学進学者「27%減」 学部定員を縮小、大学院強化へ―少子化見据え答申案・中教審
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024120400923&g=soc
・IEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)
IEA(国際教育到達度評価学会)が進めている TIMSS(Trends in International Mathematics and Science Study)と呼ばれる
算数・数学及び理科の到達度に関する国際的な調査に、我が国も参加しており、当研究所が調査の実施を担当しています。
TIMSS調査では、調査を4年ごとに行うこととし、1995年、1999年、2003年、2007年、2011年、2015年、2019年
そして今回の2023年と過去8回にわたり調査を実施してきました。
https://www.nier.go.jp/timss/index.html#TIMSS2023
・国際学力調査 日本は小学生の理科が6位に下がるも高水準を維持
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241204/k10014658361000.html
・理数系の学力調査、日本は上位維持 男女差拡大、「無意識の偏見」か
https://mainichi.jp/articles/20241204/k00/00m/040/163000c
・似て非なる「情報」と「通信」--ITとICTの違いから見えること
https://japan.zdnet.com/article/35226319/
情報通信白書(総務省)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/index.html
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■【未来の学習コンテンツに関する情報】
<未来の学習コンテンツ・サービス・情報の紹介>
教育関連サービス・コンテンツ情報
・令和6年度 環境教育・ESD実践動画100選の決定!
http://eco.env.go.jp/jissendoga/kokai/
・未来を創る世界の教育コンテンツ 日本賞 2024
https://www.nhk.or.jp/jp-prize/topics/20241221.html
・【教育DX推進事例】一般社団法人国際エデュテイメント協会が、診断作成ツール「ヨミトル」を導入。
小学生から中学生を対象とした情報活用能力を診断し、現在約5,000名の児童生徒が利用しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000002036.html
・校務に必要なIT・情報リテラシーがこれ一冊で!
書籍『[図解]AI時代の教師が知っておきたいIT・情報リテラシー 校務DXに必要な基礎知識』を12月9日発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006333.000005875.html
・上白石萌音さんをナレーションに起用した研究紹介ムービー『NICTステーション』第2弾を公開
~6つの先端ICT研究の内容と社会的インパクトをわかりやすく楽しく説明~
https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2024/20241202.html
・一般社団法人 未来教育推進機構主催『SDGs探究AWARDS』のエントリー受付を、12/2より開始しました。
個人の身近なSDGsの取り組みから、クラスやゼミ単位で探究したSDGsへの取り組みまで幅広く作品を募集!
今年度も生徒・学生の皆さんの作品応募をお待ちしております。
▼SDGs探究AWARDS公式サイト
https://sdgs-awards.umedai.jp/
・日本最大級の探究学習の祭典「クエストカップ2025 全国大会」が 2025年2月に開催!大会テーマは「Liberty(リバティ)」
https://www.atpress.ne.jp/news/417637
・JTB、中学と高校の探究学習・キャリア学習を支援するメタバース空間を構築
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1644703.html
・ミカサ商事、生成AI解説資料「Gemini ではじめる 教育現場での生成AI活用」を公開
https://newscast.jp/news/7500037
・小学生のタブレット学習でおすすめの教材15選|問題点も徹底解説
https://www.iid.co.jp/contents-education/tablet-elementary/
・プログラミングが学べる小学生向け教材を5つ紹介!そもそもプログラミング教育ってなに?
https://www.techno-edge.net/article/2024/12/03/3889.html
・「ミツカル教育通信」、『高校生向け通信教育 ポジショニングマップ』を公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000305.000004642.html
・東洋経済education×ICT【Special Edition】「教師の働き方に変化 令和の『教育現場』最前線」をプレゼント
https://toyokeizai.net/articles/-/842067
・ベネッセ、高校向けのフルクラウド型校務支援システム「ベネッセ校務クラウド」を2024年4月より提供
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1645312.html
・大日本印刷、東大と連携したSTEAM型次世代育成プログラムを開発
高校の授業で企業が求める人材を育成
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1645388.html
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■イベント・セミナー等情報
・12/17我が国の大学研究力強化に向けて~国際卓越研究大学制度が拓く研究大学の未来~
我が国の大学研究力強化、世界最高水準の研究大学の実現に向けて国際卓越研究大学制度が目指す姿や、
地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)等の研究大学施策の全体像を示し、パネルディスカッションを通じて、
今後の研究大学の姿や機能強化等について議論を行います。
開催概要
開催日時:2024年12月17日(火曜日)10時00分~13時00分
開催方法:ハイブリッド開催(会場開催とオンライン開催)
会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
定員:会場150名、オンライン1,000名
主催:文部科学省
共催:国立研究開発法人科学技術振興機構、独立行政法人日本学術振興会
後援:内閣府
https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/daigakukenkyuryoku/symposium_00001.html
・【東京財団政策研究所「AI時代の先生」×内田洋行教育総合研究所】
「AI時代の先生を考える」~ロボット教師はナンセンス~
第2回イベント(2024年12月21日(土)開催)
日時 2024年12月21日(土)13:00~17:00
実施形態 株式会社内田洋行における対面形式での開催のみ
場所 株式会社内田洋行 新川本社ビル 2F CANVAS
(東京都中央区新川2-4-7)
※会場内でのお水以外の飲食はご遠慮いただいております。
※会場までの地図はこちらをご参照ください。
費用 無料
対象 学校の先生方を中心に、どなたでもご参加いただけます。
https://www.uchida.co.jp/seminar/241221/index.php
・教育フォーラム2024
AI・ICT活用を改めて考える
日時:2024年12月22日(日)11:40開場 12:40開会
会場:東京学芸大学 中央2号館 4階 S410
https://it.u-gakugei.ac.jp/forum2024/
申し込み
https://itforum2024.peatix.com/event/4192573/view
・日本英語検定協会は2024年12月22日
「英語教育改革のあゆみとこれから~英検合格者から見る高校生の英語能力の向上~」
www.eiken.or.jp/eiken/group/info/pdf/info_20241222_seminar.pdf
・【イベント案内】12月22日開催「探究の共創 in Winter 2024」(高校探究プロジェクト)
「探究の共創 in Winter 2024」開催概要
■開催日時:2024年12月22日(日)第1部:10:00~12:00 第2部:13:00~15:00
■開催方法:対面開催
■開催場所:東京学芸大学 芸術館および西4号館(W110教室他) (東京都小金井市貫井北町4-1-1)
■参加費:無料
■参加申込:Googleフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/zRLxH6tz5bgYpoRt5
https://www.u-gakugei.ac.jp/pickup-news/2024/11/1122-in-winter-2024.html
・1/7令和6年度リーディングDXスクール事業
公開学習会特別講座「これからのGIGA!!! 教科の学びをどう深める!?
主催者 リーディングDXスクール事業イベント事務局
カテゴリー 公開学習会
開催方法 オンライン開催
開催日時 2025/01/07(火)15:30 〜 2025/01/07(火)16:30
https://leadingdxschool.mext.go.jp/event/10587/
・研究基盤EXPO2025
テーマ「研究基盤エコシステム~先端研究設備・機器の整備、人財、利活用、開発の好循環とは~」
会 期 2025年1月23日(木)~ 2025年1月30日(木)
主催 ⼀般社団法⼈研究基盤協議会(CORE)
協力 株式会社島津製作所、日本電子株式会社、株式会社日立ハイテク
後援 一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)
https://www.jcore2023.jp/activities/expo/expo2025/
・JAET第三回教育の情報化実践セミナー2025in茨城つくば(全国大会茨城つくば大会プレ大会)
日時 2025年2月7日(金) 13:00~16:30(受付開始/企業展示12:30~)予定
開催場所 カピオ ホール
TXつくばエクスプレス「つくば駅」下車 A3出口より徒歩10分
主催 日本教育工学協会(JAET)
共催 いばらきコンピュータ活用教育ネットワーク、つくば市教育委員会
(一社)日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
後援(申請予定) 茨城県教育委員会
対象 教員・教育委員会・情報に関する行政担当者・研究者・学生・企業
定員 200名程度
参加費 無料
https://peatix.com/event/4225892/
・わたしとみらい、つながるサイエンス展 ~あなたは、未来をつくれる人~ プレイベントを開催します
https://mext.smktg.jp/cc/0ylgAmMmC0mak7D2h
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■各省庁・教育委員会情報
【文部科学省】
・令和6年度予算
https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
【経済産業省】
・経済産業省関係令和6年度補正予算案の概要
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2024/hosei/index.html
【総務省】
・令和6年度総務省所管補正予算(案)の概要
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kanbo04_02000241.html
【こども家庭庁】
【自治体】
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■新しい学びについての情報
【教育DX・探究学習・アクティブ・ラーニング・教育改革】
・高校は好きな科目に絞って自由な学びを 鈴木寛さんの改革論
高校は義務教育ではないのだから、少数の好きな科目を選択して深く学んだ方が学ぶ意欲がわく。
学習指導要領も、高校についてはもう要らない。元文部科学副大臣の鈴木寛さんが、
そんな思い切った問題提起をしています。背景にある問題意識を聞きました。
https://www.asahi.com/articles/ASSD31T0QSD3UPQJ015M.html
・エシカル消費支えるドイツの「商品テスト財団」児童労働、環境配慮…製造の実態を調査
https://globe.asahi.com/article/15526010
・学校DX戦略アドバイザー
文部科学省はGIGAスクール構想に関する内容等について全国の自治体等からの相談を受け付ける「学校DX戦略アドバイザー事務局」を設置している。
学校DX戦略アドバイザーが本事業を含め様々な自治体で学校DXに関して具体的にどのような支援を行ってきたのかについて寄稿を掲載する。
https://www.kknews.co.jp/post_ict/dxadvisor_kiko-2
・「叱られるから」ではなく主体的な学びへ 若手教育長が明かす「学びの転換」の現在地
不登校の子どもの増加や、先生が忙しすぎる問題など多くの課題を抱える教育現場。
一方、教育長自身のダイバーシティーは進まず、50代未満は0.3%だ。そんな少数派の40代の教育長が進める「学びの転換」とは──。
神奈川県鎌倉市教育長・高橋洋平さん、石川県加賀市教育長・島谷千春さんが語る。
https://dot.asahi.com/articles/-/242454?page=1
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■オンライン・ICT教育・情報教育・AI
【AI・情報教育・プログラミング教育・ICT環境・デジタル教科書】
・読み書きの困難をICTで支援~東京学芸大学附属小金井小学校
「ICTに学びを救われる子はあなたのそばにいる 東京学芸大学附属小金井小学校 ICTインクルーシブ教育セミナーVOL.7」が11月9日、
日本マイクロソフト(品川区)を会場に開催された。学習者用デジタル教科書(以下、デジタル教科書)や生成AIを活用した授業を公開し、
討議した。当日は174人の教育関係者が参加した。
思考のドリルを生成AIで作成
https://www.kknews.co.jp/post_ict/241202_4b
・GIGAスクール構想の現状から見えた課題【専門家対談:前編】
https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/202412/giga-school-interview/
・「スマホは脳の発達を止める」「海外では“紙の教科書”復活の動きも...」日本の子どもたちが危ない! 週刊文春が報じた“デジタル教育の危険性”
タブレット端末を使用した電子教科書の導入が本格的に始まり、いよいよ口火を切った日本のデジタル教育。
「週刊文春」では連載キャンペーンを通じて、その危険性・問題点を取り上げてきました。
あなたの子・孫は大丈夫か? 全4本の記事と、記者本人による解説番組をご紹介します。
https://bunshun.jp/articles/-/75245
・「AIと教育」第1回:AI技術が教育と社会に与えるインパクト
人類の歴史を振り返ると、技術革新は社会を形作る原動力として機能してきました。近年では、インターネットの普及、スマートフォンの登場など、それぞれの技術は私たちの生活、働き方、そして教育のあり方を大きく変えてきました。現在、AI(人工知能)はその次なる波として注目を集めており、教育現場への影響も徐々に顕在化しています。
筆者はAIシステムの開発と、教育機関へのAI教育教材の提供を行う会社を経営しております。2024年度は専門学校・大学の生徒1000名以上が弊社教材を利用してAIについて学んでおります。本稿では、その知見を元に社会におけるAI技術の重要性と、その利活用方法を学ぶことの意義を3回に分けて解説させていただくと同時にAIと共存する教育の未来を考察させていただきました。
https://ict-enews.net/zoomin/ai/
・生成AI時代の“教育後進国”ニッポン デジタル教科書導入、プログラミング教育必修化でも人材育成に期待できないワケ
チャットGPTをはじめとする「生成AI」の進化を受けて、企業の間ではプログラマーよりもAIに対して正しい質問をする「プロンプト(指示・要求)・エンジニア」を大量に養成しようという動きが広がった。しかし、生成AIがさらなる進化を続ける中で、もはやプロンプトすら入力する必要がなくなるかもしれないという。では、AIにどんな指示を出せばいいのか? そして、「正解がない世界」で、これから大人になる子供たちに何を教えればいいのか──。最新刊『新版 第4の波 AI・スマホ革命の本質』が話題の大前研一氏が解説する。
https://www.moneypost.jp/1214456
・ICTで学校での学びと働き方改革 “ブラックな”職場イメージ払拭で教員のなり手不足解消なるか【広島発】
教員のなり手不足が深刻化する中、タブレット端末の活用で教員の働き方改革を進め、教員も児童も「幸せな学校」を実現しようとする取り組みが広島市の小学校で始まっている。
https://www.fnn.jp/articles/-/797971
・韓国で初めて公開された「AI教科書」…個別学習支援とフィードバックを実現
韓国でAIを活用したデジタル教科書(AIDT)が初めて公開された。
学生個々の学習進度や弱点をリアルタイムで把握し、適切なフィードバックを提供する「個別最適化学習」の実現が期待されている。
教育省は2日、政府世宗庁舎でAIDTの検定を通過した7つの発行社のうち、希望する2社が参加したデモンストレーションを公開した。
今回の公開では、学生がAIチャットボットを活用して文法の質問をしたり、自分の作文を評価したりする様子が示された。
また、発音練習や録音機能も備わっており、学生が自分の発音を標準発音と比較するフィードバックを受けられる点も注目を集めた。
AIDTの最大の特徴は「学生別の学習データ分析に基づく個別指導」だ。
たとえば、英語の問題を解くと、その正答率や解答時間がリアルタイムで教師のダッシュボードに記録される。
AIが学生ごとの弱点を特定し、教師がそれを基に個別課題を与えることが可能だ。
https://www.afpbb.com/articles/koreanews/3552674
・AGI(汎用人工知能)とは何かを解説、従来型AIとの違いや法規制の必要性とは
ChatGPTをはじめ、昨今はAI(人工知能)が身近な存在になりつつある。現在はAGI(汎用人工知能)にも注目が集まっているが、従来のAIと何が違うのか。AGIにより、世界はどう変わるのか。本記事では、AGIの基本情報をはじめAGIの能力によって何が期待されるか、また社会にどのような影響を与えるかについて、起業家・AIエンジニアの安野 貴博氏の解説と合わせて紹介する。
https://www.sbbit.jp/article/cont1/152794
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■指導/評価/学習方法情報/学習環境
【学校・先生・指導・学習法・学び方・評価】
・「今はまるで『シャブ漬け』状態だ…」大阪府の元教員が明かすグロテスクな教育環境の“実情”
『崩壊する日本の公教育』より #1
年に13回もテストが…中学校で起きている異常な状況
全国学力調査の対策として、都道府県、さらには市レベルでも模擬試験を導入する自治体が増え、
2018年には、約70%の都道府県が独自の学力調査を実施し、さらには85%の政令指定都市までもが独自のテストを行うようになった。
この中学校では、学校独自で行っている1年に5回の中間、期末、学年末テストの他に、
大阪府独自の「チャレンジテスト」、3年生はそれに加えて大阪市統一テスト、そして年5回の実力テスト、
その上さらに、この計画には書かれていない全国学力テストまである。よって、3年生は年13回もテストを受けなければならない計算になる。
再任用で今も働く退職教員は、現在の異常な状況をこんな風に表現した。
「昔、教員は、全国一斉学力テストの直前に学校で行う試験対策を『ドーピング』と揶揄したものだが、今はまるで『シャブ漬け』状態だ」
https://bunshun.jp/articles/-/75035
なぜ今になって…? 教育研究者が「日本の公教育の崩壊が大阪から始まる」と嘆く“納得の理由”
吉村洋文大阪市長(現・大阪府知事)は、2019年度以降の全国学力テストの結果を校長や教員の人事評価、ボーナス、
そして学校予算に反映させる“能力給制度”の導入を打ち出した。一聴すると、
頑張っている教員に適正な評価を与えるポジティブな取り組みに思えなくもないが、
教育研究者の鈴木大裕氏は大きな落とし穴があると指摘する。
https://bunshun.jp/articles/-/75036
・事務職員の仕事の範囲はどこまで?学校事務と学校財務~シリーズ「実践教育法規」~
https://kyoiku.sho.jp/347188/
・全国学力調査、北海道でへき地の小学校が突出したのはなぜか
小学6年と中学3年が毎年受ける全国学力調査。今年度の北海道内の平均正答率は行政区画の振興局単位でみると、全国平均を下回る所が多い中で、人口が最も少ない檜山(ひやま)管内の小学校が大きく上回り抜きんでた。近年、小学校では全国平均を上回ることが多いが、中学では伸び悩む傾向がある。課題を探った。
https://www.asahi.com/articles/ASSD33K3BSD3IIPE00XM.html
・教員の給与、「教職調整額が増えても先生になりたい人は増えない」が96%の理由
クジラボが全国の現役教員259名に調査を実施
https://toyokeizai.net/articles/-/844408
・親の期待に応えようと無理していることも…学習障害の子どものサポートは特性に合ったものを
学習障害(LD)に気づいて、支えるために⑤後編
https://gendai.media/articles/-/141741
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■教科教育情報
【STEAM・理数教育】
・「STEAM(スティーム)教育」は自分で調べ、探求する学び。将来の自分に役に立つってホント?
複数の科目を横断して学ぶ「STEAM教育」。学校での学びはどう変わる?
「STEAM教育」は自分で調べ、探究する学び。将来の自分に役に立つ!
興味の幅を広げ、学びにつなげていくことが大切! 学校の外でも取り組む機会を見つけよう
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2024/106624/social_good
・VR体験で数学や科学を学ぶ「PrismsVR」――理数系教育を劇的に変革するMIT卒業生の取り組み
https://engineer.fabcross.jp/archeive/241206_prismsvr.html
【国語・日本語教育】
【社会・道徳教育・公共】
【生活・総合学習・家庭科・音楽・図画工作・スポーツ・保健体育】
【英語教育・外国語教育】
・40年日本で過ごしたアメリカ出身の東大教授から見た日本の英語教育の「パラドックス」とは?
東京大学の名誉教授であるトム・ガリー氏は、1983年に来日して以来、約40年にわたり翻訳者や辞書編集者、英語講師として活躍している言語学者です。
英語と日本語の両方に精通した言語の専門家であり、日本の大学で言葉を教えた教育者でもあるという立場から見た日本の英語教育の特殊性について、ガリー氏が論じました。
The English Paradox: Four Decades of Life and Language in Japan | TokyoDev
https://www.tokyodev.com/articles/the-english-paradox-four-decades-of-life-and-language-in-japan
・目次
◆1:日本では英語が重要ではない
◆2:びっくりするほど英語に興味がない
◆3:公平さと画一性
◆4:日本の外国語教育が直面する変化
◆5:外国人が日本で働く上で必要な言葉
https://gigazine.net/news/20241207-english-paradox-language-japan/
・英語教育が小学校で必須科目になる理由は?データや公式見解から解説
https://kimini.online/blog/archives/70385
・英語力上達のために重要なこと、6割が選んだ最多回答は?
https://news.mynavi.jp/article/20241204-3075258/
・Duolingo、1億1,300万人以上のデータから語学学習トレンドを発表、日本が「世界で最も学習熱心な国」1位に
『Duolingo Language Report 2024』調べ
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1645045.html
・多くの日本人は知らない…世界に通用する英語力は、じつは「中学校レベル」のたった100語で手に入る
https://gendai.media/articles/-/141886
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■教育費情報
【学費・奨学金・学習支援】
・地方の高校生が「奨学金等の充実」で就職から大学進学に進路変更したら、地元に残る人が減少する?
「高等教育の修学支援新制度」では、これまでの支援に加え、2025年度から、多子世帯(扶養する子供が3人以上いる世帯)の学生等について、年収制限なしで大学等の授業料・入学金が減免となることが決まっています。2025年1月以降に文部科学省から詳細情報が発表される予定となっています。これにより、高校新卒の「就職者の割合」は減少し、「大学進学者の割合」がさらに増えることが予測されています。国から授業料等を減免してもらえるなら、就職ではなく大学進学しようと考える生徒が多くなるのは自然な流れだと思います。
高校(全日制・定時制)新卒の「大学進学者の割合」は、2003年3月卒業者36.3%から、2023年3月卒業者56.8%と大きく上昇しています。しかし、「就職者の割合」を調べてみると、2003年3月卒業者16.6%から、2023年3月卒業者14.2%と「大学進学者の割合」と比較すると変化が少なくなっています。
このコラムでは「高等教育の修学支援新制度」による高校新卒の大学進学者と就職者の割合への影響を整理するとともに、都道府県別データを見ながら、この先、どのような影響がありそうかを考察してみました。
https://univ-journal.jp/column/2024250315/
・なぜ「経済力が高い家庭」の子どもは成績優秀なの? 教育支出以上に重要なこと
なぜ経済力のある家庭の子どもは勉強ができるようになるのでしょうか?
その理由は「教育支出の差」と「勉強しやすい家庭環境の差」にあります。
裕福な家庭の共通点とは、例えば基本的な生活習慣が整っていることです。
https://allabout.co.jp/gm/gc/507224/
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■進路・進学情報
【テスト・進学・受験】
・東京都立高校の4分の1が定員割れ。授業料の実質無償化で私立or都立のどちらを選ぶべき?
https://diamond.jp/educate/articles/tera_method/400193/
・東京23区に横たわる「学歴格差」と「所得」の実態…大卒者が最も多く暮らすのは「文京区」、最も少ないのは「足立区」
https://news.goo.ne.jp/article/gentosha_go/bizskills/gentosha_go-article64993.html
・地方の「若い女性の流出を食い止めろ!」が的外れな議論になりがちなワケ
https://diamond.jp/articles/-/352634
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■学校に関する情報
・大学講義を体験、将来につなぐ「STEAM教育講座」…農大三
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/support/information/CO049091/20241129-OYT8T50015/
・東京科学大学開学、国立大は理系中心に定員増
学部新設は理系が中心、女子大も理工系学部が増加
https://univ-online.com/article/exam-column/29364/
・ドルトン東京学園、暗記中心の受験対策と一線画す「異色の数学」で生徒に変化
「おもしろい授業をするのがいい先生」が原動力
https://toyokeizai.net/articles/-/843292
・大学の授業時間が105分に延長、学生にはどんな影響が? 校門前で反対ビラを配った教員も
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-110907/
・京都芸術大学附属高校、オンラインで学べる単位制・通信制「じぶんみらい科」を来春新設へ
https://www.kknews.co.jp/news/20241207o01
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■健康・ジェンダー・性・婚姻・少子化に関する情報
・結婚の「意向はあるが、見込みはない」、35歳過ぎると諦めモード?― 日本財団少子化調査
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02221/
・「子どが欲しい」35歳過ぎると急減、望まない理由トップは経済的負担― 日本財団少子化調査
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02225/
・「日本の49歳女性」は世界一子どもを産んでいない…!国際機関が発表した「衝撃のレポート」の中身
https://gendai.media/articles/-/141986?imp=0
・止まらぬ少子化、「3人以上」子どもが欲しいと考える人は約5% 未婚者の約4割は将来「結婚しない」と考えている
https://ampmedia.jp/2024/12/01/nippon-foundation-shoshika/
・小中の給食無償化は3割 6年で7倍に
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02220/
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■就職・キャリアに関する情報
・アクサ生命調べ 理想の人生の実現に必要だと思うことの1位は「健康管理」、2位は「貯蓄・資産形成」、3位は「目標の設定」
自営業者、個人事業主・フリーランス等のライフマネジメント(R) に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000028418.html
・16時に帰宅しても国際競争力世界1位…「デンマーク」の企業では問題視されることだが、35位の「日本」では当たり前に行われていること【北欧移住者が解説】
https://gentosha-go.com/articles/-/65162
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■教育に関する情報エトセトラ
・リアルすぎる闇バイト「追体験」ゲーム、自治体・教育機関に導入へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb23474de4fc903f72d165f03936a85b5873badb
・「惰性でネットニュース」より効果的な情報収集法
まずは自分にとっての「ベスト情報源」探しから
https://toyokeizai.net/articles/-/843305?display=b
・「深刻化する人手不足」でこの国にいったい何が起きているのか…「物価上昇」を読み解く
https://gendai.media/articles/-/142397?page=1&imp=0
・テストも塾も受験もなし フィンランドに見る教育の本質
https://bizgate.nikkei.com/article/DGXZQOFK276UJ027112024000000
・文化人類学に自然人類学、民俗学、そして民族学!?…ややこしすぎる言葉の違いはなぜ生まれたのか
https://gendai.media/articles/-/142167
・EVは数年後、ガソリン車なみの価格に? バッテリー価格の下落で加速する電動モビリティの近未来
https://smart-mobility.jp/_ct/17736269
・ディズニーで進む「デジタル音痴の排除」の真因
資本主義の加速で「機械が人を選ぶ」時代に?
https://toyokeizai.net/articles/-/843860
・黒字化のメドが立たない…OpenAIは「本当に大丈夫」なのか?グーグルと比較してわかった「驚きの赤字額」
https://gendai.media/articles/-/142587
・「掛け算・割り算ができない。子供が一生どれだけ苦労するのか」 島根県が来年度から新たな学力テストを導入 その名も「たつじんテスト」 狙いとは?
https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nk1c84b8573ae34402a711b906104487b1
・都の中3スピーキングテスト「公平性疑問」 反対教授らが独自調査で
https://www.asahi.com/articles/ASSD43W17SD4OXIE00FM.html
・授業料だけじゃない、私募債・非営利型株式会社を活用した持続可能な「さとのば大学」の仕組み
https://newspicks.com/news/10945864/body/
・数年後に迫る!?「ロシアとの戦争」に備えるヨーロッパ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/12/527660.php
・想定以上に早い地球温暖化、科学者らが理由を解明 新研究
https://www.cnn.co.jp/fringe/35227017.html
・学生の「盗撮事件」が続発する“闇深すぎる理由”…名門サッカー部にエリート校も、安易に盗撮に走る「ヤバい若者たち」
https://gendai.media/articles/-/142398
・「マイナ保険証」に見た"日本の競争力低下"の理由
日本のデジタル政策はなぜ迷走しているのか
https://toyokeizai.net/articles/-/844453
・ノンフィクション作家が実践「本の構成」の決め方 取材で集めた"素材"をどう組み立てているのか
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-841328
~今回のミラコン通信は以上です~
未来の学習コンテンツEXPO 実行委員長
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
発行人:白戸 治久
白戸 治久(SHIRATO Haruhisa)
Mail: shirato@gakujoken.or.jp
shirato.haruhisa@gmail.com
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・公益財団法人学習情報研究センター
https://gakujoken.or.jp
・ICT CONNECT 21
https://ictconnect21.jp/