人生いろいろ、あらーね♪ 手放していくとさ。
今日のお題は
『現実は変わらないのに、気持ちが変わるとガラリと変わること』。
これは、心理学で人間関係が『回復する』とか『癒える』という
プロセスでもいえるのだけれど、
2019年8月末の段階の我が家の備忘録。
我が家は、この4年半、別居状態であり
離婚秒読み。。。。という状態から
なんだかこの頃、お互いに角が取れたというか。
別居状態ながら、妙に楽になったというか。
なぜこんなことが起きたのかな?ということを
今、苦しい、どこかのお二人のために記録しておこうと思う。
きっかけは、自分の中のツッパリ感に気が付いたこと
相方との長らく重い、苦しい関係に
ふと、晴れ間の兆しが見えたのは、
ある人の言葉がきっかけだった。
『あなたは、相手がしてくれていることに対して、
何を彼に、返せていますか?
彼は、何をしてもらったらうれしい人なのかしら?』
と聞かれたときに、愕然とした。
家族の中で夫や妻といった役割をいかにうまくこなすか?
世の基準として、どちらが正しいか?
いかに自分が正当であるか。。。。
なんてことがいつも頭に充満していた。
つまり『相手のどこが不満であるか』
というところばかりに焦点がいっていて、
自分が相手に何をして返してあげられているか?
なんてことは正直言って、
考えてみたこともなかった。
まったくもって恥ずかしい話である。
『ひゃー。考えても見たことなかった。』
というのも、家でご飯を作って食べればニコニコと
それで幸せそうな顔をしてくれる人だったし、
何か文句を言うという人でもなかった。
自分は、妻や母の役割はちゃんとやっているし。
それで?みたいな・・・・。
自分としては、言葉で吹っかけた議論を買ってほしかったし、
自分が興味を持つ話題も共有したいと思っていた。
タバコもやめてほしかった。
もうちょっと気の利いた言葉で、誉めてほしかったetc.......
でも、ちょっと待った!待ったー。
これって、全部自分の期待。
こうあってほしいっていう、相手への期待。
つーことは、全部私の都合なわけで、
その期待が満たされないことへの不満を正当化するべく
始終頭の中をぐるぐるしているのは
『だって私が正しいいんだもん。悪いのは、相手なんだもん。
頑固一徹なのは、あっち(相手)なんだもん。』。
というのを何年にもわたって一生懸命やり続けていたわけ。
『エネルギーは循環するから、モノで返せないならば感謝しかないね。』
一生懸命相手のアラを探すメンタリティーのまま、
別居状態に突入した。
離れて暮らすようになって、さてこれからどうするか?
こんなことをぐるぐる考えあぐねる毎日だった。
相手にサポートしてもらいながらも、
気持ちは苦しい毎日だった。
こんな時に、冒頭の言葉を尋ねられた。
バリ島在住のティアランさんからである。
『何も、お金をもらっているから、
物質で返さなきゃってことでもないんだけど。
ただ、しんどいこの現実社会の中で、
相手も魂を削って働いてくれていることに対して、
あなたは何を返すことができるのか?ってことだよね。
お金っていうのも、あるいみエネルギーなのだから、
返すのは”感謝”というエネルギーでもいいのよ。
全身全霊での感謝になった時、
それは相手にも必然的にいい形で還っていくから。』
ちなみに,ティアラんさんは、
人生の途中に宇宙人の意識を思い出し、覚醒した女性。
バリ島在住で『私は宇宙人』 という本を通して、
宇宙の中での地球の意味や
今という時代に生きる意味を伝えている。
自分が変わると、相手も変わる
相手のことを考えてみたこともなかった、
自分に愕然として、
相手に非を見つけようとする
自分の一人ゲームにシャッポを脱いだ。
現実の自分としては、あまりうまくは言えないものの、
とりあえず電話をしてみた。
『きょうね。ある人からね。
あなたは、相手のために何をしてあげられますか?
あなたのパートナーは、何をしてもらうと嬉しい人ですか?
今、あなたは相手に何をしてあげることができますか?ってさ。
それでね。
そんなこと、今まで正直言って、
考えてみたこともなかったことにきがついたよ。』
その時の相方の反応は、なんだか『ふーん。』
というような反応だった。
変わったのは、自分のほうだった。
自分の中にある疚しさというか、
欠乏感を埋めるために、一生懸命相手の中に
非を見つけようとしていたことに気が付いてしまったのだ。
それを素直に認めるしかない。
シャッポを脱ぐのは、自分だった。
すると、楽になったのだ。
常に誰かの”せい”にするために、
常に何か理由をつけて
どちらかに非を見つけ出す精神構造を
抜け出すことができたのだから。
つっかえを持っていたのは、自分だった。
心の中が突っ張って、
つっかえていたのは自分の中だった。
何十年とかかって、
初めて素直に相手に『ありがとう』と思えた瞬間だった。
すると相手も素直に優しくなってきた。
私の無意識から
常に責められている”何か”を感じなくなったからなのだろう。
別居していることには変わりなく、
経済的に頼っていることも変わらない。
でも、確実にお互い ”チョー楽” になってきたのだ。
素直に、てらいなく、感謝できることが
こんなにも自分を楽にするということは、
気が付いてみなければわからない感覚だと思う。
潜在意識は 相手も自分も区別しない!
この感覚の源は、他人に対して向ける思考や言葉は、
とりもなおさず、
同時に、自分への言葉として身体にも響いている。
自分が目の前の相手に対して見つける
長所も欠点も、自分の中から出てきているという考え。
『鏡の法則』である。
人間の意識の90%以上は、潜在意識からできていて、
人に向けて自分が思った言葉は、
人に向けたものでも、
自分の潜在意識の中に蓄積していくのである。
つまり、相手を非難している人。
相手に怒っている人。
相手を憎いんでいる人。
相手を許せない人。
とりもなおさず同じことを自分自身に常にし続けていることになる。
この楔から解放された瞬間だった。
『回復』。。。現実は変わらないのに、楽になるということ。
この10年近くかけて私に起きた
関係性の変化をどうとらえるか?
従来の『心理学』という枠組みから言えば、
関係性の『回復』あるいは『成長』と言ってもいいだろう。
あるいは今という時代に生きている人の
意識に起きていることを
スピリチュアルな次元から解説している
並木良和さんの言葉を借りると
どうやら地球の重い『意識を手放す』
ということになるらしい。
罪悪感や自尊心の低い状態というのは、
本来の人間の魂の姿ではなく、
競争や恐怖があふれるこれまでの地球という場に
はめ込まれた”重い波動”なのだという。
どちらの波動を生きていきたいかは
まったく、それぞれの人の選択だが、
興味のある人は、この罪悪感と無価値観を手放すワークがあるので
ここに貼っておこう。
6分ほどのワークだが、パワフルで気持ち良い。
こんなワークを10年前の私が知っていたならば、
きっと一週間もかからずに、今の軽い気持ちに到達していただろう。
何と、世の中進化したことか!
是非、ご活用あれ!
そして、皆さん軽やかにまいりましょう。
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