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”神様”を相対化すると・・・



今日は、
世界各地に古代から現代まで
存在している”神々”という存在を
相対化してみるという作業について書こうと思う。
なぜ神が存在しているのか?
宗教とは何か?ってのは
すでに学問の世界で行われているのでこれは、その道の人に任せて、
もしこの世界が、
『次元によって見える世界が異なる階段状の構造』
をしているとしたら果たして
人類が『信じてきた』あるいは『信じ込まされてきた』
”神様”とは何かという問いだ。

これは何も新しい問いではなく、
日本のかぐや姫が月に帰った意味や、
イエスの母マリアの後ろにUFOが描かれている絵などからも
神様=宇宙人=👽説は何も新しいものではない。

ここで書きたいのは、
そう信じ込まされてきた結果何を失って、今どうなっているか?
そしてそこからどう抜けるか?という話。
(この話は、人の歴史は人類が歴史として知っているよりももっと古く、
そして隠されてきたことがあるという前提で書きますので、目に見えるものしか信じない人は読まないほうがいいですよ。)




”幽界”が消滅しつつある?

ここ数年、これまで4次元世界にあった
”幽界”が消えるという話を
各地で見聞きするようになった。

最初に”幽界”が消えるという話を聞いたのは、
2017年の秋、現在住んでいるバリ島に在住の
日本人の女性バリアン(霊媒師)を
訪れたときのことだっただろうか。
彼女は、息子くんと一緒に毎晩、
ヒンドゥ教の儀式を行ってバリ島の癒しの儀式を行っている。
なんでも、黒魔術を受けて具合の悪くなった人や
迷える魂を祈りによって光の世界に返しているらしいのだが
彼女がぽつりとその時に言ったのだ。

『黒魔術を使う人たちは、
 もうその力の源だった4次元の幽界そのものが
 もうなくなってきているのにね。
 もうそんなネガティブな力を
 つかえないようになってきているのにね。
 まだ一生懸命、黒魔術をつかって人を呪ったりしているのよね。』

 ちょうどこの言葉を聞く前に
 日本で出会った知人が、
 日本の神話と神々の話のついでに
 同じような”4次元の幽界が消滅”の話をしていたのを思い出した。
 この知人、なんでも”神開き”のためにどこそこの場所に行って
 海に向かって神開きの象徴をいみするものを
   投げろと言われたとか言っていたので、
 それなりに自分のアンテナで受け取ったものだったのであろう。

 そのほか同じようなことをネットで書いている人も多々いる。
 例えば、サアラさんのブログ。(より抜粋)
 
” 私たちが生きている現実の世界と、死んだ後に行く世界であるアストラル世界の間に「幽界」という世界がありました。
そのために、人々は死後の世界はおどろおどろしいイメージを持っていました。しかしながら、2018になって、「幽界」はほぼ解消されました”


”幽界”が消えると何がおきる?
そもそも幽界という場所は、
”「幽界」は人間がこの世で暮らす中で生み出した様々な思いや想念、
つまり、執着心や恨み、憎しみ 、
さらには誤った宗教観が創り出した世界で、
本来必要のない世界である。” 
(by浅川嘉富氏のブログより抜粋)

”また幽界や冥界が消滅していくと、
今まで4次元から干渉されていた、
高次元領域からのホログラフィー情報投影量が増えるので、
結果的に、
地球自身の波動も上がっていくという仕組みになっています。”

つまりは、
4次元の幽界の存在によって
今まで宇宙の高次の光の情報が、地球に届きやすくなる。
そして、死んだあとに
ネガティブな想念や波動や
宗教的な思い込みに満ちた”4次元の幽界”に戻るのではなく、
直接より高い”アストラル界”に魂が戻ることができるようになる。”
(吉濱ツトム著  ヒカルランドの
2070年までの世界とアセンションbook
『地球の兄弟星<プレアデス>からの未来予知』より。

まら、生まれる前の記憶を持つサアラさんによると

”人類の多くは、長い間、
「輪廻」の繰り返しを余儀なくされていました。
つまり、アストラル界に行けずに、
幽界からまた生まれ変わるということを
何度も何度も繰り返してきたのです。
この輪廻を繰り返すうちに、
魂はだんだん消耗してきます。
そして、中のスピリットが癒されるということがなく
生まれ変わります。”(ブログより抜粋)


そもそも神様って何様?
こんなタイトルをつけると、
信心深い人から非難がごうごうと飛んでくるかもしれない。
しかし、”神様”という存在を相対化することなしに
今の宇宙の流れの中で起きている地球の変化をブレずに語れないと思う。

世の中には、八百万の神々から一神教の神様まで、
世界各地は”神様”であふれている。

そもそも、
なんで神様こんなにたくさんいらっしゃるのか?
そこに真実があるとしたら、何なのか?
罰が当たるって何なのか?と思ったことはないだろうか。
私は、自分がいわゆる”敏感体質”に当たるほうで、
若い頃は『寝に落ちる夢か現か』の状態の時に
いろいろと変な経験もしたもんだ。

そのせいか、”目に見えない存在”や
”異次元”は身近でもあり
畏怖の対象でもあった。
それぞれの領域を土足で荒らさないような
『一定の尊敬』は払っているが、
全身全霊で信じる信仰の対象として
信じ切ったことはない。


”神様”のベールをはいで、相対化してみる
今から20年以上前になるだろうか。
「神々の遺伝子」封印された人類誕生のなぞ
著:F.アラン・アルフォ-ド 訳:仁熊 裕子
という本を読んだ時のことだった。
当時、まだこんなにもスピリチュアル情報満載の時代ではなかったので、
読んではみたものの、
『人間の祖先の遺伝子操作だと!?そんなあほな!』ということで
頭の中の ”未決箱” へお蔵入りした類の本だった。

ところが、昨今になって、過去の”未決箱”の
点と点が合致して線になるような感覚をサアラさんはじめ
押し寄せるほどの違うチャネラーが
同じような情報を伝えていることで
味わっている。

例えばサアラさんの説明はこうだ。


”私たちが「神」と呼ぶものの正体とは?
人間に競い合うことを教えたのは、最初にホモサピエンス・サピエンスを作ったニビル星人ではなく、後からやってきた様々なE.T.たちです。

彼らにとっては地球がチェス盤なのです。そこで人間をコマのように使ってゲームするとき、自分のチームが勝つとコマを扱う自分が強くなった感覚があるわけです。

E.T.は言い換えれば神々です。地球人が神と呼んでいる存在は決して全知全能の存在ではありません。

意識のレベルが低いからこそ、人間を道具のように使ったり、コントロールしたりしているのです。

もっと意識レベルの高い存在は、宇宙万物、森羅万象、全ては完璧であるということを十分に理解しているので干渉しません。”

つまり、われわれ人間が一般に”神様”としてあがめている存在は、
宇宙存在(ET)であり、全知全能の高等な存在ではない!ということ
(ここで、びっくりの人、嫌悪感がでる人は、ココで読むのはやめたほうがいいかもね。)

まあ、神様=宇宙人説は、
中世宗教画の中に、
空飛ぶ飛行物体
と思しき存在が描かれていることからも
これまで議論されてきた。
日本の昔話では、月に帰るかぐや姫もその一例と考えられなくもない。


”神様”を相対化し、”自分”を主体化する
”神様”を相対化するという意味は、
力の源を、自分の外に作らないという意味だ。

ぶっちゃけ、なんで人間が 
”神様”をあがめるに至っているかというと
精神性のレベルは別として
科学技術のレベルは高い文明からやっていたETたちが
彼らの乗り物や技術で持って
原生地球人のできないことをやって見せたので
驚いたってだけの話。
ただし、いわゆる地球人として生まれてきている魂の
ほとんどがプレアデスやシリウス他、
宇宙の星からの起源を少なからず持っているので
自分の本来の起源を思い出せれば、
いわゆる地球で”神様”として存在しているETたちと
同等の力や創造の可能性を持っているということなのだ。
この辺りの話は、
有史のレベルではない
宇宙史の話と結びついているので、興味のある人は
次のブログなどを読んで自分で研究してみてほしい。

シュメール文明と宇宙人について

私たちが地球を選んだ理由とは

宇宙人と神


自分の外に神を作ることで失う力
キリスト教では、人間は原罪を背負った存在で
神の愛によって愛によって救われるべき
罪深き存在であるとされているが、
こうした構造を人々が信じることで 何が起きるか。
つまり、人々からの権威=力が 
特定の宗教の神に集まるという 構造が発生する。

私は、イエスキリストさんに、特定の思い入れもないので
好きでも嫌いでもありませんが、
彼に、救われる必要もないと思っています。

これは、アラーの神についても
ヒンドゥーの神についても
八百万の神々についても同じです。
ついでに言うのであれば、
宇宙存在の〇〇とか、△△とかetc....にも同じです。

近頃の宇宙人ブームやチャネリングブームで
特にここは要注意だと思う!
あれやれ!これやれ!と指図する存在に
精神的にひれ伏すのは危険です。
ここら辺のところはNoriさんのブログ
とても詳しいのでリンク張っときます。
これは、一部私も経験済みですが、
自分の感覚が開いたときは、
えてしてなんだか特別になった気がして浮かれてしまうもの。
自分の全体の内面のバランスがあまりよくないときは
とても要注意です。
本来、感覚的にひらめくとか、情報を受け取るということは
人間がそもそもできる能力だとは思っていますが、
どこにつながるかは、とても大切だけど、
見極めが自分の感覚しかないという点で最初は難しい。
特に、外の世界のネガティブな情報が錯そうしている
今、焦って外側とつながろうとすることはある意味危険でもあります。


自分の内側を探求し 自分の中の階段を上ってゆく

外側に”神様”を求めないっていうことはどういうことか?
『救われるべき存在としての人間』
『迷える子羊』
『無知な衆生』としての自分の皮を脱皮して
自分がサナギから蝶になって飛んでいくイメージだね。

サナギを閉じ込めておく役割をしていた
この世の価値観はたくさんあって、
『自己否定』とか、『罪悪感』とか、『恐怖感』とか。
これって、現在世の中に蔓延しているものでもある。
自分の内側の階段を上っていきたい人は、
こういう自分に制限を加える価値観、
思い込み、感情に気づいたら、
『私は、これを今手放します』と宣言しよう。
そして『本来の自分に戻ります』と唱えよう。
これは、今を生きる人のマントラと言ってもよい。
作法や方法に問わず、自分で意識して手放し
自分を整える。
波乱万丈の波動状態の中
自分の意識の階段を上っていくにはこれしかない!



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