兄弟喧嘩と心理学。
この頃、アドラー心理学の実践やフランクル心理学のロゴセラピーの実践についての本を読んでいる。
アドラー心理学との出会いは、ベストセラーになった有名な【嫌われる勇気】から。
旦那が心理学に興味あり、買っていた本だった。
青年のセリフが面白すぎて、【幸せになる勇気】も続けて読み、そこから実践に移したくて、色々な心理学の本を読んで学びを続けている。
一応、カウンセリングの資格はあるのだが、資格や知識で終わるのではなく、
生きた知恵を日常のなかで扱える人になりたいのだ。
いまはホームスクーリング土台が一番の幸福なので
マイペースの独学と
宇宙の真理とのすり合わせが楽しくて面白くて、コツコツやっている。
私はどうやら1人で探求するのが本当にすきらしい。
その学びを、他者と介して体感してみたり、実践して自分の成長や変化、見直し、手放しをするのが好きなのだ。
ちなみに、私のネイタルホロスコープは
月牡羊座♈サビアンシンボル4度『人目につかない歩道を歩く二人の恋人』
MC 射手座『階段でこどもたちを連れている母親』
発達支援や、レッスン、ホームスクーリングの場で、
また親子関係や夫婦関係でどうリアルに実践して生かせるのか
扱えるのか、自分を鍛えていく最中である。
その中でも、やはりこどもたちは反応が早く深い。感性がみずみずしいから
思ってなかったような反応や
言葉がどんどん出てくる。
例えば、言葉がでない子(赤ちゃんや、話すのが得意ではない子)は
まさしく感性でコミュニケーションする。
眼や、表情、手だったり、パターンを変えたり。
確かに言葉は分かりやすいし、伝わりやすいが、視点が限られやすく、限定されやすいともとれる。
【優しい】という言葉ひとつだって、
発するひとと、受けとるひとで
解釈が異なったり、フィルターのちがいがある。
ひとの数だけの【優しい】がある。
大元の意味は一緒だが、歳を重ねるにつれ、豊かさや深さは変わっていく。
目に見えないものを大切にする、
スピリチュアル、と言われる感性やエネルギーをキャッチするアンテナを研ぎ澄ますという力は
そんな非言語コミュニケーションの要となるだろう。
先月、フランクル著作の【夜と霧】から
人間が実現できる3つの価値についてまた深い気付きがあったので
そこからさらにフランクルの【ロゴセラピー】を知りたくなり、発達支援の現場や、治療の文献をいくつも読んでいる。
我が家でも、すぐに実践できそうなできことがあった。
【兄弟喧嘩】だ。
我が家では
喧嘩自体に意味を問わない。
起きて当たり前であり、社会性を磨く貴重な試合であるからだ。
当事者のやりとり、その喧嘩に至る流れ、マインド背景、状態、色々考慮することがあるから
まわりがとやかく
どちらが正しい正しくない、良い悪いなど判定できるわけがない。
もちろん、人として最低限のやっちゃいけないことはあるから
それは放置しないが。
その上で、喧嘩をする。
相手がいて、自分がいて
こうなった。
これから、どうしたいか?
さらに
この結果を通じて、本人はなにを見出だしたのか?なにを得たのか?
なにを失って、何に向かうのか?
そのあたりを、簡単な言葉で親子で整理する。
まだまだ、実験途中だが、明らかに『自分がどう未来を創るか』という姿勢に変化が出てきているので、またまとめてみる。これからが楽しみである。