見出し画像

人生最大の危機に遭遇したら・・・

タイトルからするとどんな?って思うでしょうね。

人にはそれぞれ「人生最大の危機」ということを痛感することが何度かあるのではないかと思います。

この人生最大の危機を乗り切り生き抜いた人たちのストーリィは書籍化されたり、映画化されたりしています。それこそいろいろなストーリィがある。
周りの人たちにも、少し話すと「実は・・・」なんていうことがたくさんあります。
「離婚」の危機、「借金」の危機、「子供の病気」や「事故」そして自分や家族の病気・・・社長さんとかやっている人たちは会社存続の危機とか

死ぬほどストレスを抱えて生き抜いた人たちの話は本当に生きる力を与えてくれます。その人たちは特別な人だった・・・そういう思いで読んでいるとそれは面白くないかもしれない。そもそも特別な人なんて言うのは本当はそんなにたくさんいないのではないかしら。

仮に特別な環境で生まれたとしても、抱えるストレスはこれも特別なものかもしれない。かのトランプ氏だって4回破産しているといっていましたが、その時のストレスは相当なものでしょうね・・・仮に自分が生き残るだけの結論だったとしてもそこに行くプロセスは並大抵じゃないはずです。

私たちの日常にも、普通に存在しています。

ではそういうことに遭遇したらそう生き延びるのか・・・ずっと考えてきました。一つ言える事。

勇気をもつこと

「言えない」・・・これが危機感を増す第一要因です。結果一人で抱えてしまう。ひとりで抱えることで袋小路になったりする・・・
仮に「言えた」としても、相手や自分は傷を負うことになる。
その傷が大きいと予想されればなおさら、「言うこと」に最大の勇気を払わなければならない。そこでくじけてしまうこともある。

「言えない」理由って、明らかに周りの人を傷つけることだったり、家族の信頼関係を失うことだったり、あるいは自分の会社の社員たちを路頭に迷わせる責任の重圧だったり・・・

素直に本当のことを言いましょう

なんてメンタルクリニック的解決方法がいくらでも出回っているけれど
それぞれが抱えている「危機」というものは簡単に素直に話せるわけではないんですね。
それでも敢えて「勇気を持つ」ということが乗り越える唯一の道だと思います。自分がどうしても言えなかったことで、最悪の事態を引き起こしてしまったら、さらに取り返しがつかないだけでなく傷がもっと大きくなるからです。誰かを傷つけることが怖いのは、同じように自分が傷つくからです。どれだけ大切な人であっても、今言えば傷つく・・・とわかっていても
引き延ばせばもっと傷が深くなるということ。多分そういうことから逃げ出したくなるわけで、そういう時って誰にも相談していなくて、だれにも言えなかったりする。

苦しいですよね。

そういう時は、他人の本気で思う気持ちすら受け入れられないものです。
どれだけ思ってくれる人がいても、その時はそういう周りの人すら目に入らなくなっています。

人には人生のステージに合わせて苦労が起こります。

年齢の問題ではありません。それぞれがその時代ごとに苦しさが違う。
学生なら友人関係だったり、子どもだって仲間外れになれば外に出るのも嫌になるでしょう。大人の社会だって若干ニュアンスが違っても基本同じようなこともたくさんあります。子供の社会の「いじめ」だって、大人の社会の縮図とも言えます。さらに、年齢を重ねると多くの問題が起こります。
そうやって、何とか頑張って乗り切ってきている。

人生のどんなステージでも、「人生最大の危機」が訪れるものです。
そんな時、結局乗り切る方法って「本当のことを言う勇気」しかないように思えます。

残念なことに、それができない人の方が多いのかもしれない。
でも、明日が来ないかもしれないなんて思うような日々があってもやっぱり明日がくるし、明日が来ないほうがいいと思ってもやっぱり明日は来てしまう。ならば、明日は違う自分になろう・・・なんて思って眠ってみてもそう簡単に状況は変わらない。拝んでみても願ってみてもうまく回ったりはしません。

結局自分との闘い以外ないということに気が付きます。

なので、いつも思うこと

「勇気をください。必ずなんとかします。」と自分に言い聞かせる。弱気な感じかもしれないけれどここからスタートなんです。
勇気が持てたら、回転が変わるんです。
なぜか
他者を巻き込むことで変数が変わる。自分だけの変数じゃなくなるから何かしらのエネルギーの変換が起こるのでしょう。


苦しいと悩んだら・・・・結局他人にできることはあまりないのです。
自力で立ち上がるしかない。
それでも、友人や家族という「変数」が加わると変化が起こります。

なのであきらめないで少し勇気をもって前を向いて・・・それだけで
乗り切れる一歩になると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?