子どもたちに学んでほしい体験。(2)
子どもたちを見ていて、感じること。
ものづくりに夢中になっている子どもを見ていると、
いつも、自分のココロと会話することを
楽しんでいるように見えます。
子どもたちは、『 体験 』を通して、いろんなカタチの喜びを
ココロの中で味わいながら成長をしています。
こうした体験を、つくってあげることが
子どもにとって、とても大切に感じているんです。
私の、アートの体験。
私は、15年間、造形・絵画・デザインの美術制作を
子どもたちに教えてきました。
自分のココロに感じたことを、
素直にカタチに表現していく子どもたちを見ていて
子どものココロの純粋さと、パワーをいつも感じています。
しかし、
大人になると、こうした子どもの頃のココロを忘れてしまって、
できた結果ばかりを追い求めがちになるんですよね。
いかに人よりうまくできるようにとか。
いかに見栄え良くできるようにとか。
そして、
いつしか、失敗しないように、慎重になりすぎて
「挑戦」できない自分がいる。。。
「結果」より「体験」
それは、「結果」にこだわり過ぎて失敗をおそれ、
挑戦の過程の中で生まれるはずだった、
本当に味わうべき「体験」を置き去りにしてしまっている、
ということではないでしょうか。
世の中の成功者はみんな、
挑戦することを大切にしています。
創造力豊かに新しい道を切り開いていく様は、
無心で創作する子どもの眼差しを連想させます。
「三つ子の魂は百まで」とよく言いますが、
幼い頃に育んだ、失敗をおそれず挑戦するココロが
成功へ導いているのだと思うんです。
ですから、どんな状況になってもぶれないマインドを作っていく。
挑戦する喜びと、体験の中で発見する喜びを子どもにつくってあげることも
親の役目なのではないでしょうか。
私は、こどもの創作活動を通して
素直に感じるココロを育んでいくことを大切にしています。
子どもたちには、
モノづくりを楽しむ中で、
自分のココロをいっぱい刺激しています。
これからも
いっぱい、いい体験をしていってもらいたい。
そして、私も、自分のココロを大切にして
挑戦していきたい。
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